東北関東大震災について、はからめより

2012年の報告2012年の報告pdf

>本文より
こんにちは、はからめ鈴木匠とよし子です。日頃からのご支援、ご声援、本当にありがとうございます。皆様に励まされ、今日までやってくることができました。このレポートですべてを語り尽くすことはできませんが、2012年の活動を報告させていただきます。
2012年3月11日の震災から1年半以上が経過し、私たちも自分たちの生活を取り戻すべく、福島に費やす時間が多くなりました。震災後から支援を続けている宮城県石巻市での活動は時の経過と共に形を変えつつあります。大
きなプロジェクトから、人と人の繋がりを大切にしていくような細かい活動へと移り変わっています。そのような状況の中、私たちは気持ちを切らさないで継続していく事に強く意味を感じ、仲間と共に全国から心を寄せて集まっているボランティアの方々とのつながりを大切にしつつ、今後も時代に応じた支援を行っていきたいと思います。

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OPEN JAPAN2012年3月〜

はからめの鈴木匠とよし子です。

震災が起きてから1年間。いろいろな思いが生まれ、いろいろな変化を感じました。3月11日、「ボランティア支援ベース絆」から「オープンジャパン」に名称を変更して活動を続けています。

一般社団法人OPEN JAPAN のWEBサイト

2011年の報告2011年の報告pdf

>本文より
福島県塙町、この土地で暮らしていこうと決めたのが2009年4月でした。それから約2年間、移動しながらではありましたが誰も住んでいなかったこの土地を開拓してきました。テント生活をしながら、山菜など山のめぐみを頂き、沢水を飲んだり利用したりし、私達が幸せを感じる事ができる時間を過ごすための準備を進めていました。今思うと、その時間が幸せだったのだと感じます。
そして2011年3月11日、皆さんご存知の通り日本中が色々な意味で揺れ動きました。私達も頭は被災地の方を向き、体は原発から離れていくといった、2人の頭と2人の体がそれぞれバラバラになったような感覚を経験しました。

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ステッカー2011年7月〜

はからめの鈴木匠とよし子です。

震災が起きてから約5ヶ月。動き回っている自分達の視点から見ると「もう5ヶ月」と思います。が、日々、避難所などで被災された皆様と話しをしているとやはり「まだ5ヶ月」しか経っておらず震災直後とさほど変わりの無い生活を送っている方もまだまだいらっしゃるのが現実です。街角に見える瓦礫は少なくなりましたが、全壊、半壊の家が取り壊され、いくつもの土地が新地(さらち)となっていく姿を見ると、あの風景を忘れてはいけない、絶対に忘れてはいけないと、風景というか被災地で暮らす人間の気持ちをじっくりと心に落とし込もうという作業をつい行なってしまいます。

私達が活動をしている石巻。市街に比べ牡鹿半島の小さな集落では、まだまだ「復興」の最初の一文字「ふ」の第一画目くらいしか感じられていない方々も沢山いらっしゃいます。長期で活動していく中で生まれてくる地元の方々との繋がりを大切にしながら、更なる支援を続けて行きたいと思っております。

また、現地石巻に集まった仲間と一緒に「ボランティア支援ベース絆」という団体名で活動をしています。ボランティアのコーディネートを始め、Webや他デザイン、企画の立ち上げ、などなどその場その場で出てくる様々なニーズに対応しております。

石巻ボランティア支援ベース絆のWEBサイト







なお、皆様からカンパして頂いた支援金は以下のものに充てさせていただいております。

●事務所移転に伴う修繕費
●カヌーを使った瓦礫撤去作業(カヌーデイin石巻)に伴う、雑費、カヌーのメンテナンス費
●漁業支援に関わる道具類購入費、太いロープを切るための枝きり鋏、剪定ばさみ、ノコギリ)
●炊き出し場までの水、電気を引くためのパーツなど
●避難所や炊き出し場、食堂に飾るお花代
●炊き出し用食材、必要な調理器具、キッチン用具
●太陽光発電ライト、手回し発電ラジオ
●薪ストーブ、セット(本体、煙突、設置に必要なパーツなど)、薪を作り出すための道具
●被災者の方々が必要としている道具類
●スコップ、ワイパーなどの泥だし用具、他、掃除用具
●現地で必要とされている燃料、ガソリン、軽油、灯油、携帯缶など
●支援活動中の、はからめ号が動く為の燃料(軽油)
●自転車関係
●一般医薬品(薬局で売っているような薬)、衛生用具
●子供が夢中になる玩具
●避難所で暮らしている方々が必要としている細かいニーズ
●ボランティアの支援、作業用具など
●避難所、炊き出し場所などの空間を作るために必要な材料(木材、コンパネ、金具、布など)
などなど

※注意※
これらは私達が実際にお金を使ったものであり、
現在集めているものではありません。


はからめの活動を支援してくださる方、
ぜひ下記振込先までよろしくお願いいたします。
(2012年カレンダーを送らせて頂く企画は8月20日をもちまして終了させていただきました。)

**************************
●ゆうちょ銀行→ゆうちょ銀行
振込先 ゆうちょ銀行
10130 87172331
スズキ ヨシコ

●他銀行→ゆうちょ銀行
振込先 ゆうちょ銀行
店名 ゼロイチハチ
普通 8717233
スズキヨシコ
**************************

以上、皆様も無理をせず、よろしくお願いいたします。





2011年3〜6月

はからめの鈴木匠とよし子です。

3月11日、福島県塙町のはからめランドにて震災にあいました。
私たちは怪我もなく無事です。
心配してくださった方々、ありがとうございます。

ご存知の通りの原子力災害。放射能、核というものに対しては
いつも行動を共にしている私たち2人が同じ方向へ進もうとする意思、そして
精神までも壊される恐怖感を感じます。
強さなのか、弱さなのか、未来のこと、、、、、
涙涙の時間を過ごしました。
が、今、2人同じ方向を向いて動いております。

私たちは現在、宮城県石巻市を中心に救援活動を行っております。
そこでぜひ、全国のはからめと繋がりのある方々、活動資金のカンパを募らせてください。
すでにカンパしていただいた方々、どうもありがとうございます。
皆様のお気持ちを、被災された方々の笑顔に変えさせていただきます。

私たちが行っている支援は、物を配り続けるだけの支援ではありません。
森の中で、電気やガス、水道がない場所で生活していた私たちに出来ることが
必ずあると感じ日々活動をしております。もちろん笑顔と共に。