Moon Diary

月の手帳2019 はからめ月の手帳2024 

月の手帳2024年版が完成しました。毎年使ってくださる方々、ご意見を下さっている方々と一緒に、もっと使いやすくしようと形になってきた「はからめ月の手帳」、今年も皆様の手元にお届けできることとなりました。

皆様が毎日使う手帳、「はからめ月の手帳」は、ひとつひとつ手縫いで製作している作品です。使ってくださる皆様の日常がより良きものへと変化するように心を込めて作っています。ぜひ、私たちが作った作品に皆様の思いを描き加えていただき、この作品を完成させてください。

今年の手帳カバーは、ここ数年恒例の麻に金刺繍バージョンと、今年新登場の藍染(綿)に銀刺繍バージョンの2種類のカバーを販売させていただきます。(※黒麻/金刺繍タイプは完売しました。藍染/銀刺繍タイプのみの販売となります。)リトルイーグルのみなさんがひとつひとつ手作業、手縫い(一部ミシン)で縫い上げてくれています。1冊の手帳がうまれる過程、そして使われる過程でどれだけの「氣」が込められていくのかを想いながら、嬉しい気持ちに包まれ製作をしています。昨年に続き、今年の手帳カバーは全てヴィーガン仕様となり、ペン差し部分が布となっております。

さらに使いやすく、さらに自然の流れを感じやすく・・・今、この時代を生きるために必要なこと、そして必要の無いことは何なのかを常に考えながら今年もひとつひとつ心を込めて縫い上げています。できるだけその自由さを邪魔しないように少しずつ改良を加えている手帳です。

月の手帳2024&手帳カバー

内容
日々の生活の中に暦を取り込み、月など自然の摂理を自分の味方につける。そんなイメージでこの手帳を作っています。ほとんどの方々が日々の生活のベースとして使っているグレゴリオ暦に、旧暦を取り込むということ、それを無理なく自然にできるように心がけたのが「はからめ月の手帳」です。
この手帳は「はからめ月のカレンダー2024
」を基に作ってあります。手帳内に書かれている歳時記は、2023年以前のカレンダーの歳時記も繰り越して記載してあります。(毎年重ね重ね濃い内容になっていくということです。)素材はヨシパルプ30%のヨシ紙、表紙と裏表紙に使っている厚紙も同じくヨシ紙を使っています。

製本の糸と、しおりの紐は麻100%。1
年間、毎日手で触って使う手帳という事を考え、地球に根ざした素材を使って、とっても丈夫な物に仕上がっています。
ページデザインは、限られたページ数を有効に使えるようなデザインに
しました。もちろん年間ページ、月間ページ、週間ページといったように、その場に合った使い方ができるようになっています。(月間ページは1ヶ月分見開き2ページのデザインとなっています。)また、「新月の願い事」については時間、星座、特徴のみを記載し、自分の好きな所に願い事を書けるようにしてあります。(人前で手帳を広げる時に気にならないように。)

こんな感じです。
(左)年間カレンダーページとこの手帳について (クリックで拡大)
(右)暦や使い方の説明ページ。こよみの奥深さをできるだけわかりやすく説明することを心がけています
。 (クリックで拡大)

こんな感じです。
(左)月間ページはゆったり2ページ。潮汐の目安になるラインも薄く邪魔にならないように記載してあります。
(クリックで拡大)
(右)月の始まりの右ページにはカレンダーと同じイラストとメッセージ。そして月間カレンダーを記載してあります
 (クリックで拡大)

こんな感じです。
(左)日々の週間ページ、左ページは予定を書き込めるスペース。ページ下部の歳時記は、文字を大きくし行間を開け読みやすくしました。植物関係のことは、ある程度季節に合わせ右ページにまとめて記載。他はあえて罫線などを入れずに、その時に気付いたことや浮かんだアイデアなどを自由に書き込めるための基本白紙デザインとしています。  (クリックで拡大)
(右)西暦・年号・六十干支の対応表。時代は令和となり、だんだんと照らし合わせることが難しくなってきました。親戚の集まりなどでご利用ください。そして今年のカレンダーに登場する暮らしに役立つロープワークを6種類、そのやり方やどのような時に役立つかなどを記載しました。 (クリックで拡大)

こんな感じです。
(左)世界地図も掲載してあります。んん?あの国ってどこにあるんだっけ・・・と思ったら手帳を開いて探してみてください。 (クリックで拡大)
(右)日本の白地図と日本の周辺海域の地図です。北方領土?尖閣諸島?などニュースで聞くけれど、どれくらい近くにあるんだろう?と思ったりしたことありませんか?韓国や台湾、日本の遠い友人宅よりも近かったりします。この間隔の感覚を手に入れてみましょう。 (クリックで拡大)

読みやすくなった行事・歳時記の記載
季節の解説 季節の行事や歳時記などの解説が、その日にちと同じページに記載してあります。これって何だっけ?と思う前にすぐに感じる事ができるようになっています。
昨年行ったデザイン改良で、一昨年よりも文字を大きくし、行間を開けできるだけ読みやすくしてみました。今年も微妙ながらさらに読みやすくと細かいところを改良してみました。毎年お使いくださっている方々、気づいてくれるといいなぁ、と。

自由に描き込める余白
メインのページは、各ページ左側に1週間(月曜始まり)、右側は基本的に白紙になっておりますので、スケッチやメモなどを描き込んだり、左側の欄が少ないなぁと感じた場合でも右に枠を増設なんて事も可能です。さらに巻末にも白紙ページを用意してありますので足りなければそちらに・・・・。私たちは、とにかく頭に浮かんだイメージを形にする第一歩は、忘れずに描き留める事だと思い、白紙ページを多く作ってみました。「筆跡は思考なり」スマホをタッチしているだけでは生まれてこないアイデアがあるはずだと信じて。

毎日(毎時間)の月が位置する星座が分かる

新月の星座
この手帳では、月が毎日どの星座に位置しているかが分かるようになっています。例を挙げて説明していきましょう。
右の写真、これは手帳のある年の11月3日の部分です。さて、ここからどのような情報がわかるかというと、
○グレゴリオ暦11月3日、
日曜日、旧暦十月(神在月)一日
○文化の日であるという事
○日食であるという事
  (日食、月食に関しては、世界のどの場所で何時から何時くらいに見る事ができるのかといった説明が、手帳の初めにある説明ページに記載されています。)
○米粒のマークがある事から一粒万倍日であるという事
○新月であり、この日の21時50分に新月ちょうどを迎えるという事
○新月ちょうどの時間に月はさそり座の影響を受けているという事
○この日の九星の日盤が六白水星であるという事
  (ページ上段右側見れば年盤が五黄土星で月盤が三碧木星だという事が分かります。)
○十干十二支の日盤が癸酉(みずのととり)であるという事
 (ページ上部を見ると
年盤が癸巳(みずのとみ)で月盤が壬戌(みずのえいぬ)だという事が分かります。)
○下の茶色のラインより大犯土(おおつち)の期間である事
 (同ページ10月31日にモグラが描かれているので大犯土、ミミズの場合は小犯土(こつち))
○前後の関係から土用の期間であることが分かる。
 (秋土用は未・酉・亥の日は間日なので、この日は間日ということになる。)
○月がだいたい朝の2時くらいまではてんびん座に位置し、それ以降はさそり座に位置するという事。
四角い枠の右側に薄く色づいた縦のラインがその目印です。色と色の分かれ目が星座の分かれ目となります。1日の枠のタテを24時間として時間を表しています。さそり座に移行する正確な時間を知りたい場合は、ボイドタイム(下記参照)の終わる時間が、月が星座間を移動する時間となる為、11月2日に記載してあるボイドタイムがてんびん座21:48〜3日2:36とあるので、その変わり目は3日2:36だという事が分かります。
よって新月を迎える21時50分はさそり座の影響を受けているという事が分かります。(四角い枠の中の左に記してあります)星座の記号は全部で12個、もちろん手帳には記号の説明もついていますのでご安心を。

新月の願い事
新月の願い事 新月は新しい1
ヶ月の始まり、この日に願った事は叶うといわれています。新月に入った瞬間から8時間以内に願い事リストを作るのが効果的なようです。手帳には新月の日の右したに新月ぴったりの時間から8時間の時間を記載、また、新月の瞬間に月が位置する星座も記載してあります。12通りある星座によって叶いやすい分野が違うようです。それぞれの特徴をふまえた上で願い事リストを作ることによってより叶いやすくなることでしょう。 リストはできるだけ具体的な願い事を2つ以上書いてみましょう。ちなみに、「誰々さんにああなって欲しい」など、他人を変えようといった願い事はダメみたいですよ。
(人前で手帳を広げる時に気にならないよう10個の欄は外しました。好きな所に願い事を書いてください。)

ボイドタイム

ボイドタイム表示 「ボイド」とは英語で、「空虚な」「何もない」「無効の」「無駄な」という意味です。ボイドタイムとは、月がいかなる惑星の影響も受けていない時間帯の事をいい、各ページに(v.t.)と表記してあります。この時間帯には、計画を立てたり、決め事をしたりする事は控えた方がよいとされています。また、どの星座のボイドタイムなのかも分かるように星座記号も記載してあります。
結構頻繁にやってくるボイドタイム、自分の星座のボイドタイムには他の星座の時よりも強くはたらくという考えもあるといわれています。

※新月の願い事の時間とボイドタイムが重なる場合はどのようにすれば良いか?
色々な考えがあるようですが、その場合はボイドタイムが終わってから願い事をするのが一般的なようです。新月の願い事は8時間以内が効果があると言われていますが、48時間以内に書けば、少なからず効果はあるとされています。


日の出・日の入りの時間

日の出・日の入りの時間 日々の大まかな日の出、日の入りの時刻を感じる事ができます。ページ右上に記してある2つの時刻(右の写真では6:51/16:45)は、その週月曜日の東京の日の出(上)、日の入り(下)の時刻です。
各地で時差があるため、同じ日、福岡ではそれぞれ東京より30〜40分遅く、根室では20〜30分早くなります。

七十二候
ボイドタイム表示space 「七十二候」とは、二十四節気をさらに3等分(1年を72等分)した暦です。元々は古代中国で考案されたものを、現代の日本の風土に合うように改訂したものです。5〜6日間隔で次の七十二候に移ります。その候が始まる日に春夏秋冬それぞれの色に分けて、漢字と読みの両方を記載してあり、同じページ内にはその七十二候のイメージイラストが記載してあります。

●その他、暦に関する色々な事柄、説明などは、巻頭に分かりやすく掲載してありますので、暦の事を何も知らなくても1年を通して体で感じながら知識として身につけていく事ができるようになっています。

みんなで作っていく月の手帳
「こんな機能があったらいいなぁ」なんていう、みんなの声がこの「はからめ月の手帳」を創っています。ぜひ一緒に「使いたい手帳」を創っていきましょう。この世の中は与えられたものの中で満足するのではなく、自分で創っていくものですから・・・・。

こんな感じです。

製本 「かがり綴じ」
かがり綴じ 「かがり綴じ」という製本方法でひとつひとつ手で綴じています。「そんな事してっから数が作れないんだよ」といろいろな人に言われながらも、心を込めた作品を皆様に届けたくて今日もチクチク縫っています。ちなみに「かがり綴じ」は、どのページを開いても、癖を付けたりする必要なしにすんなりページが開くという、手帳には最適な製本方法です。


サイズ・素材
閉じた状態で 高さ195mm 幅103mm 厚さ10mm です。

紙=ヨシ紙(琵琶湖淀川水系のヨシを使ったヨシ紙 <コクヨ工業滋賀・リエデンシリーズ> )
綴じ糸=麻100%
しおり=麻100%、ウッドビーズ

気になるお値段
はからめ月の手帳2024
(本体のみ) 4,200円(本体3,819円+税)
送料、ご注文方法など詳しくはページ下(↓)をご覧ください。

はからめ月の手帳専用カバー2024 はからめ月の手帳専用カバー 
※黒麻/金刺繍タイプは完売しました。藍染/銀刺繍タイプのみの販売となります。

リトルイーグルのスタッフが手作業で作ってくれる月の手帳専用カバー。

今年は黒の麻布に金刺繍に加え、藍染(綿)に銀刺繍バージョンを制作いたしました。

縫製は基本手縫い(一部ミシン使用)で、ひとつひとつ心を込めて製作しています。なのでひとつひとつ心を込めて皆様の元へとお届けさせていただきます。

麻、そして藍染、生地が肌に触れる・・・。優しく、どことなく神聖な感じ。毎日使う手帳だから体を清めてくれる生地を選びました。そして月の刺繍は日本国内で技術に定評がある刺繍屋さんにお願いしました。閉じる時にはゴムでパチンと留めるようになっています。簡単に大切な手帳を開き、思いを込めた後は簡単に閉じられる、そんな手帳カバーです。

●全てヴィーガン仕様となります。
以前は、カバーのペン差し部分に牛革を使っておりましたが、現在は全て布で製作しております。少しでも、小さくても、変われるところから一歩一歩、理想の世界へ向かって。

月の手帳カバー2019、こんな感じです。
月の手帳カバー2019、こんな感じです。
写真は麻に金刺繍バージョンのもの(各写真、クリックで拡大します。)

開いた時に左側にあたる部分は折り返してゴムで留めてある状態にしてあります。そうすることによって、使い方に自由度が増しました。今までと同じように袋として使う事も、数十ページを丸ごと挟んで大きな枝折のように使ったり、はたまた手帳を丸ごと包んでしまう事もできます。

ゴムのとめ方セットの仕方は、手帳の裏表紙(厚紙)のみを右側のポケットに差込み、センターにある2本のゴムのうち1本を手帳の任意のページに挟みます。これでしっかりと手帳が固定され、カバーがスルッと外れてしまう心配はありません。もう1本のゴムはノートや、他のものを挟むなどして一緒に使用することができます。
また、名刺サイズのカード入れや、ポストカードほどのものが挟めるポケットも付いています。

選べるタイプは「麻/金刺繍」と「藍染(綿)/銀刺繍」の2種類
※黒麻/金刺繍タイプは完売しました。藍染/銀刺繍タイプのみの販売となります。

ご注文時にどちらかの色をご指定ください。
※ 藍染(綿)/銀刺繍タイプは色移りしやすくなっております。カバンなどに入れた際、裏地や隣同士で擦れ合ったりするものに藍の染料が移ってしまい青っぽく変色してしまう恐れがございます。ご理解の上お買い求めくださいませ。
※ 麻/銀や藍染/金といったタイプはございません。

月の手帳カバー2019、こんな感じです。
※黒麻/金刺繍タイプは完売しました。藍染/銀刺繍タイプのみの販売となります。
こちらも数に限りがございますのでお早めにどうぞ。 

気になるお値段
はからめ月の手帳2023
(本体のみ) 4,200円(税込)
はからめ月の手帳専用カバー(麻/黒/金) 3,800円(税込)
はからめ月の手帳専用カバー(綿/藍染/銀) 4,000円(税込)
+送料
となります。

送料について
手帳本体(x1冊)のみの場合はスマートレター(180円)で発送させていただきます。
手帳+手帳カバーの場合はクリックポスト(250円、梱包資材代含む)で発送させていただきます。
本体のみの方は4,380円(税込)、
カバーとセットの場合8,250円(税込)または8,450円(税込)となります。
(手帳を2冊以上ご注文、または一緒にカレンダーをご注文なされる場合はもう少し送料を頂く場合がございます。ご了承ください。できるだけ安い方法で発送を心がけますので。)

ご注文方法
メールにて承ります。ページ右に書いてあるお問い合わせメール(info〜)を直接メールソフトに打ち込んでご連絡頂きますようお願い致します。(迷惑メール対策をさせていただいております。)
ご注文の際、

○ ご注文商品名
○ 部数
○ 色(手帳カバーをご注文の場合)、サイズ(一緒にカレンダーをご注文の場合)
○ お名前
○ 送り先ご住所
○ 連絡先お電話番号

を忘れずにご記入お願いします。

※返信はPCメールアドレスからの返信となります。携帯電話メールアドレスの場合、PCメール受信拒否設定になっている場合がございますので、ご自身の設定をご確認の上、ご連絡下さい。
メールの環境がない、またはメールが繋がらない、1週間経っても返事が来ないなどといった場合、お電話でも受けさせていただきます。0247-57-5305(月とカヌー・鈴木)までご連絡下さい。

発送、お支払い
支払方法は、基本的に後払いとさせていただきます。注文を受けた後、発送、商品到着後、ゆうちょ銀行へのお振込みのみの取り扱いとなります。商品到着後、10日以内にお振込み頂く事とさせていただきます。(同時にカレンダーもご注文いただいた場合一括の請求をさせて頂きます。)

ご注文頂く前に・・・・
先にも書かせていただいた通り、ひとつひとつ手で作っているので(印刷して、折って、束ねて、穴開けて、チクチク綴じて・・・と)数が沢山作れません。ので、場合によっては発送までのお時間をかなり頂く事がございます。大きな心を持ってお付き合いいただけると助かります。

ご注文の際にご理解いただきたいこと
○商品の状態について
はからめ月の手帳は、印刷、折り、穴あけ、綴じ、裁断、仕上げと全て手作業で行っております。よって、多少の印刷のかすれ、紙の折り目や汚れなどについてはお許しください。(もちろん、かなり気をつけながら制作をしています。)

○卸売について
少量の生産しかできないという事をふまえ、できるだけ安く皆さんに使っていただこうと思ったら、卸値と上代の差を付けられなくなってしまいました。よって手帳本体、手帳カバーの入手は私達から直接ご購入して頂くのみとさせていただいております。店舗でのお取り扱い、個人での売り歩きは申し訳ありませんがご遠慮ください。ご理解よろしくお願いいたします。

○納品期限について
沢山の方からのご注文を頂いた場合、製作が間に合わず、すぐにお届けできない場合がございます。その時はこちらから「もうちょっと待ってください」メールをさせていただきますので、ご理解いただけると嬉しいです。来年の手帳は2023年12月18日から始まっています。それ以前に注文された方に、それまでには届けたいと思っているので、どうぞあたたかい目で見守っていてください。