Mind & Body

キャンドル作りワークショップ in 中目黒あかりまつり2010年12月23日 中目黒あかりまつり
みつろうキャンドルワークショップ
in 中目黒あかりまつり

毎年恒例クリスマスシーズンの風物詩、キャンドルのあかりで光の回廊を彩る「中目黒あかりまつり」が行なわれ、僕達はそのまつりの中で蜜蝋でキャンドルをつくるワークショップを開催した。天皇誕生日ということもあり、お昼からチラホラとお子さんを連れた方々が会場である中目黒駅前のGTというビルの広場に集まってくる。
溶けた蜜蝋の中に芯となる紐(ひも)をチャポンと浸けてすぐに上げる。すると芯の周りに薄く蜜蝋が付きすぐに乾く。その乾いた蜜蝋の周りに次の蜜蝋をつけるためにまたチャポン。この作業を何度も繰り返して親指サイズまで太らせる。これが今回行なったワークショップでのキャンドルの作り方だ。
今回は子供達はもちろんだが、大人たちが喜んでいる姿が多く目に留まった。「久しぶりに一つのものを真剣に作った。」「時間をかけた繰り返しの作業がいろいろな事を考えさせられ、面白い」という声を頂いた。物をつくるという行為は一概には言えないが、心を落ち着かせるような効果があることは確かだろう。何か嫌な事があったり、悲しい出来事が起こったりしたとき、何も考えずに手を動かせるという技術というか趣味というかそんなようなものを1つ知っていると、もしかしたらいつの日か心の支えになる日が来るかもしれない・・・・・・・よ。

   
  関連リンク: 中目黒あかりまつり

キャンドル作りワークショップ in てのひらまつり2009年6月13〜14日 てのひらまつり in 長瀞キャンプ村
みつろうキャンドルワークショップinてのひらまつり


夏至に向けて、「てのひらまつり」の会場でみつろうキャンドルワークショップを開催しました。このおまつりは手作りのおまつり、電気はソーラーエネルギー、環境の事を本気で考えた結果うまれてきたような自然発生的なおまつりだと感じました。
皆さんも手作りのキャンドルで夜の少しの時間を過ごすことができたら良いと思いませんか。いつか一緒に作りましょう、優しい灯りを放つみつろうキャンドルを。

   
  関連リンク: てのひらまつり

キャンドル作りワークショップ in ohana2009年6月8日 @from earth cafe Ohana
満月のみつろうキャンドルワークショップ&フルムーンタロットリーディング

夏至の日に向けて、みつろうでキャンドルを作るワークショップを東京三軒茶屋にあるオーガニック&コミュニティーカフェ「ohana」にて開催しました。丁寧にひとつひとつ作られたキャンドルはとてもかわいらしく、味のある作品に仕上がりました。作っていく過程の時間もとても有意義な時間、みつろうの話からはじまり、いつの間にか楽しいおしゃべり、ものづくりの輪が広がりました。世界にひとつのキャンドルが完成したあとも、マクロビオテックのおいしい食事を楽しみながら交流したりと、素敵な満月の夜を過ごすことができました。灯していただくときにもこのときの時間とつながって、ピースな夜を過ごしていただけることでしょう。
満月のタロットリーディングも、作ったばかりのキャンドルの灯りの中でメッセージをよませていただき、月のエネルギーと人のエネルギーで素敵な時間を過ごさせていただきました。
参加者のみなさん、ohanaのみなさん、ありがとうございました。 (よ)

   
  関連リンク: ohana

キャンドル作りワークショップ in tuttycafe2008年12月20日 @修善寺tuttycafe
2008年12月21日冬至 @中目黒あかりまつり

冬至みつろうキャンドルワークショップ

今度は1年のうちで一番夜がが長い日。そんな夜はキャンドルと共に、という事で伊豆修善寺のtuttycafeと毎年恒例の東京中目黒のあかりまつりの会場でワークショップを開催しました。tuttycafeでのワークショップは12月だというのに陽が当たると半袖になる方もいるくらい暑く、ワークショップ日和でした。逆に中目黒はビル風と戦いながらのキャンドルつくり、いろんなものが飛ばされるなか、溶けているロウだけはこぼすまいと注意をはらいました。
両日とも子供たちが多く、皆さん真剣な顔をして作品つくり。冬至に灯すか、それともクリスマス灯すか、大切な作品の行く先を考えていたようです。 (匠)

キャンドル作りワークショップ in tuttycafe


キャンドル作りワークショップ in 中目黒あかりまつり

キャンドル作りワークショップ in tuttycafe2008年6月20、21日 夏至 in tuttycafe
夏至 キャンドル作りワークショップ


夏至は1年のうちで一番お昼が長い日。そんな夜にキャンドルを灯して静かな時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?という訳で毎度お馴染みのtuttycafeでみつろうキャンドル作りのワークショップを開催しました。
今回の参加者はご家族で参加された方々が多く、ワークショップ中は子ども達の声で賑やか。 中にはキャンドル作りに集中して黙々と自分の思いを形にしている子も。
しかし、真剣になってしまうのはやっぱり大人。子どもの面倒を見ながら自分のキャンドルを妥協せずに作るお母様方は「すごい」の一言。
1日2回、の2日間で合計4回。tuttycafeの店内を甘いみつろうの香りが包みます。ミツバチが思い出したかのように寄ってきます。
参加してくれた大勢の皆さん、どうもありがとうございました。
夜は、お昼に一緒に作ったみんなのキャンドルナイトを想像しながら僕達もtuttycafeにてキャンドルナイト。1人1人が作ったキャンドルに火を灯し、雨の中、のんびりとした時間を過ごす事ができました。  (匠)

キャンドル作りワークショップ in tuttycafe


キャンドル作りワークショップ in tuttycafe

木を上から見たところ2007年4月15、16日 京都府 京大西部講堂前
アースマーケット〜春咲まつり〜


春、みんなが少しずつ動き始めた頃、京都大学西部講堂前にて「アースマーケット春咲まつり」が行なわれました。
僕達はいつものキャンドルチームで参加、お昼はコジヤンがみつろうキャンドル作りワークショップ、僕達はチャイ屋さん。
野外ステージのために電気はみんなで自転車をこいで発電、そして映画「六ヶ所村ラプソディー」の上映など、エネルギー問題にも積極的に取り組んでいるであろうみんなの姿が見られました。そんな中、キャンドルチームのヒロがいつも使っているソーラーパネルが屋根から落ちてしまい破損なんていうアクシデントも。
夜は、ご覧のとおりの灯りの木を作りました。
コジヤンが用意してくれた番線で流木をつないだり、廃材を使ったりして素敵な「木」が完成、広場に花が咲いたようでした。  (匠)

お昼の様子


夜の様子

   
  関連リンク: アースマーケット 〜春咲まつり〜

クリスマス 蜜蝋キャンドルワークショップ2006年12月17日 渋谷区 モンベルビル5F
X'mas キャンドルワークショップ


みつろうとは何か、という質問からはじまり、天然素材の香りや手触り、蜂の巣からはほんの少ししか取れない貴重品であるということ、そしてリサイクルができるということなど、みつろうについてたくさん話し合えたことは、とても楽しく有意義でした。
そして何より、自分で作った、世界にひとつのキャンドルに火を灯すときが、このワークショップの成果だと思っています。
冬至を前にした素敵なワークショップの企画をしてくださったぐらするーつ、参加者のみなさん、ありがとうございました。
 (佳)

ワークショップの様子

   
  関連リンク: ぐらするーつ

ティピィの外から見るとこんな感じ。2006年9月11日 石川県 獅子吼高原
911 白山虹の祭


会場に着いたのは9日の夜遅くだった。獅子吼高原から見る金沢の夜景とお月様、そして遠くで光っている雷雲がとても綺麗だった。
10日、朝起きるとあたりは霧に包まれていた。 どこでどんな形式でワークショップを開催するか、まだ考えていなかったが、天候が変わっていくにつれ、やる気とコップの中身が反比例し、準備や作業などは全て本番11日に。雨の降る中、明日は大丈夫と自分に言い聞かせる。
11日、午前中の天気はまあまあ、佳子と日和子で蜜蝋キャンドルつくりワークショップを、僕は竹を切り夜に灯す用の枠を作る。みんなの協力で少しずつキャンドルができていく。少しくらいの霧雨は大丈夫だとしても心配なのはこの風だ。このお祭りの最終日に集まったキャンドルで会場を飾る人は僕達を含め3チーム。他にNICOちゃんチームとHIbiKi君チーム。当たり前だがみんな風があったらキャンドルに火は灯せない。雨も降ってきた、竹に水がたまり始める。強風のため、帰るためのゴンドラが動かなくなる可能性があるので泊まっていかない方々は強制下山。キャンドルを作ってくれたのにそれを灯す瞬間を見られない人がいるということだ。


蜜蝋を作っているときは他を忘れるよ。

ティピィの中は思ったよりも風が吹き込まない。
これはやるなって事か?それとももっと頭を使えって事か?みんなでどうしようかぁと考える。いろいろ考えて決まった結果、ティピィを1つ空けてもらいその中でみんなのキャンドルを灯す事になった。3チームのバランスを考えキャンドルを並べていく。コラボレーションっていう言葉はなんだかインチキくさくて使いたくないのだけれど共同制作ってやつだ。NICOちゃんは大きなカラフルなキャンドル、HIbiKi君は竹に穴を沢山開けて筒の中から灯すキャンドルを。僕達はみんなの思いを込めて作ってくれたキャンドルをそのまま並べる「それぞれの思い」の代理人。
あとは写真を見てくれればと思う。ちなみにキャンドルを灯したティピィは
写真にある青と白のやつ。 (匠)

見られた人はラッキー

   
  関連リンク: 白山虹の祭

メインミツラー(?)の、りなちゃん2006年4月22,23日 東京都 渋谷区
アースデイ・ワークショップ・カフェ


器用、不器用関係なく手で蜜蝋ロウソクを作ると 一つ一つの形が、かわいらしく、おもしろい。 物づくりに手を動かすことの楽しさも思い出せる。
火をみてどんな感じが言葉で出てくるの?と聞いたら「原爆の火」と言った女の子の瞳や声のとても心に通ること!
日常生活の中で電気や石油などのエネルギーを提供されて 快適に暮しているけど、そのエネルギーもこの肉体も全て地球のパワー(生命)なんだと思い出すとお腹の底から力強いものがわいてきた。
この気持ちで私はこれからどんな生活をするだろうか? まずやりたくなった事は蜜蝋ロウソク作りに出会った事を 祝して、私の周りの人達とも蜜蝋ロウソク作りを楽しんで みよう。
火は空間を浄化してくれる。 人はそんな風に火を感じたりもする。 手作りは嬉しくって生活をリアルにしてくれるもの。 みんなが楽しくて心が響きあうのは切実に大好きだと思う。そして全てに感謝する気が自然にわいてくる。ピース。  (理奈)

みつろうキャンドル作りの様子

   
  関連リンク: アースデイ・ワークショップ・カフェ

昼の風景2006年3月11日 新潟県 十日町市松代
『まつだい 冬の陣』 にて出陣?


東京から約300km、新潟県十日町市松代。ここで毎年行われている雪祭り『まつだい冬の陣』にて「みつろうキャンドルワークショップ」を松代の方々と楽しむために雪の中へやって来た。

晴天の中、キャンドル作りが始まった。屋外でやったので、手でこねて形を作るのではなく、麻ひもの芯を溶けた蝋の中に、垂らしては乾かす作業を繰り返し、少しずつ太らせていく「ディッピング」と言う方法だ。作り方は同じなのにずっしりと横に太ったものができたかと思うと、ヒョロっと細く長いものも。子供たちはさすが、柔らかい蜜蝋を手でこねて、好きな形を作っていた。

みつろうキャンドル作りの様子
そしてキャンドルは、月の光を感じるようになってまもなく、『まつだい冬の陣』を盛り上げるべく各地から集まった若者たちによる「雪のオブジェ」を照らした。みんなが一生懸命に作ったキャンドルが集まりひとつの絵を造る。その、「時間が経つと消えてしまう絵」は、みんなの心の中にだけ残る。持ち帰れるのは、物ではなく気持ちがひとつになった時間とその記憶。

夜の風景みんなの心に小さな絵を描いた後、地元の方に温泉を案内していただき、そして人間用のガソリンを買い、今晩お世話になる屋根の下で囲炉裏を囲んだ。今年、ここは雪害などの話題が絶えない場所であった。それを乗り越えてきた方々と話をしながら、いろいろな場所で生きる意味を自分なりに感じる事ができた。
そして布団の中、頼まれてもいない来年の構想が頭の中を埋め尽くしていた。

(匠)

   
  関連リンク: 第十九回 まつだい 冬の陣

昼の風景2006年3月4日 新潟県 妙高高原
JON 日本アウトドアネットワーク
の皆さんと


去年みつろうワークショップを行ったときに知り合った方より、雪の中でみつろうキャンドルを灯してみないかと声がかかったのはまだ夏の暖かい時。
私たちも初めての経験、これはやってみたいと「是非やらせてください」の二つ返事をしたこのイベントがついにやってきた。

今年は被害が出るほどの豪雪。3月になり、少しは雪が少なくなったとはいえ、雪の壁の中を走って妙高高原に着いたときには「新潟の人は毎年この雪と付き合っているのかぁ、これから会う新潟出身の人と話す前にはまずそのことを思い出そう。」と考えたほど。

到着してから間もなくすると、すでに前日より雪の中で転げまわっている日本アウトドアネットワーク、通称JONの皆さんと顔を合わせた。とにかくみんな仲がよく元気。朝よりイグルー(氷、雪のブロックで作るのかまくらのような家)を作っている。
昼食後一息ついて、屋内にてみつろうキャンドルワークショップが始まった。本当にワークショップをやりながら毎回思うのは、毎回違うということ。

みつろうキャンドル作りの様子

思い思いの みつろうキャンドルを作りは、みんなの想像力が形になって現れる楽しさがある。粘土遊びと同じ、粘土細工に芯が入っているようなもの。火をつけるまではね。

夜の風景 夜は星空、みんなで作ったキャンドルを並べて火を灯す。

火を見ている人は決まって静かだ。これから大自然の中へと羽ばたこうとしている小鳥たちは灯の中に何を見ているのだろう、言葉にはできない大切なものだろう。
内なる思いは、どんな優れている言葉よりも自分を動かすから・・・・・
また、みつろうの優しい光に少しの間つつまれた 。
ちょっとだけ寒かった。
(匠)

   
  関連リンク:  JON 日本アウトドアネットワーク / 国立妙高青少年自然の家
みつろう「みつろう」とは?
私たちが、キャンドルを作っている「みつろう」。もともとは、皆さんも知っているあの六角形の集まったミツバチの巣の一部です。(ミツバチの腹部から分泌されたもの) そのミツバチの巣からハチミツを取り除いた後、お湯で煮ると、蜜蝋の部分だけが溶けて分離し、その後ゴミ等を取り除き精製します。
そのため、現在では「みつろう」を作っているほとんどは、ハチミツを作っているところと一緒、養蜂所です。それほどたくさん取れるわけではないので必然と高価なものになってしまいます。
英語ではビーズワックス(Beeswax)といいます。 

何に使うもの?

精製を繰り返し、漂白したものはサラシミツロウと呼ばれ、化粧品(パック、リップクリーム、ハンドクリーム)、漢方薬の原料、石鹸の材料、木材や革製品の仕上げ、高級絵の具の材料、そしてキャンドル、その他現在ではシックハウス症候群の予防策として注目されています。

みつろうの歴史
みつろう精製の歴史は古く、中世ヨーロッパではもっとも神聖なキャンドルとして需要が高かったため養蜂の主な目的はハチミツよりもみつろうにあったそうです。(石の家だから燃える心配もなイシ)
また、古代エジプトではミイラを作るときにも使われていたらしいです。

パラフィンのロウソクに比べて・・・・
市販されているロウソクのほとんどがパラフィンでできています。パラフィンに比べみつろうは、
○消した時や溶かしたときに発生するあの鼻を突くようなにおいが無い。
○100%ミツバチが作ってくれたものなので口に入れても大丈夫。
○暖めると粘土のように柔らかくなり、自分で好きな形のキャンドルを作ることができる。
実際に手にしたことがある方なら分かると思いますが、みつろうは甘いハチミツの香りがします。私たちが行うワークショップの周辺は甘い香りに満たされておなかが空いてくるほどです。