暦と暮らすこよみのクラス@cafe Stay Happy
暦と暮らすこよみのクラス@cafe Stay Happy  2023年11月30日(木)

東京都下北沢にあるcafe Stay Happyにて、こよみのお話会を開催していただきました。昨年に引き続き2回目の開催で満員御礼でした。
こちらの店主ご夫妻は地球を3周している旅人、日蝕を追いかけている日蝕ハンターでもあります。お付き合いはかれこれ20年余り、長くにわたって月のカレンダーを愛用していただいております。ランチを挟んでのお話会には、今回ステハ特別メニューとしてヴィーガンランチをご用意いただきました。出会った頃は新しかったお店も今や老舗となり、お二人の無理ない姿勢で続けているスタイルにも細やかな気遣いが垣間見られます。旅人であるお二人の精神性、心地いいところへ向かうその勘の鋭さも、この時代を生き抜いていく力となっているように感じます。

暦と暮らすこよみのクラス@cafe Stay Happy

ご参加してくださった方々から「楽しかった!」というお声をいただきました。
情報量は多いと思いますが、すべてを理解していただく必要はありません。答えはこよみに書いてあります。それよりも、今を楽しんでこよみを味方につけていっていただければと思います。
なんとなくこう思っていたことが繋がった、今まで気のせいだと思っていたことがメッセージかもしれない、今ここにいること自体が意味のあることなのかもしれない、そういう感覚を大切に、わたしたちも日々精進してまいりたいと思います。



関連サイト : cafe Stay Happy

暦と暮らすこよみのクラス@高福寺
暦と暮らすこよみのクラス@KISSAKO lab&pantry  2023年11月28日(火)

神奈川県藤沢市にあるオーガニック量り売りショップKISSAKO lab&pantryさんにてこよみのお話会を開催していただきました。昨年に引き続き2回目、今回は街中にある古民家、ギャラリー燕さんを会場としてたくさんのみなさんにお集まりいただきました。リピーターの方々もいて嬉しい時間です。
ランチは店主の聖子さんのつくるおにぎりお弁当。丁寧に竹の皮で包まれていて、開けた瞬間にその美しさに感動しました。とても美味しいおにぎりで、心が喜んでいるのを感じます。

お話会の合間にも質問や感想をいただきました。
「一年前に聞いたところと響くところが違う、今の自分とリンクしているところが響いた。」
「なぜ六曜を入れていないのですか?」

他の人の質問や感想も大切な学びの時間となります。昔の学校や寺子屋はこういう感じだったのではないだろうか、知りたいという気持ちがある人には誰もに門戸が開かれていた、そういう学びの場が今はこういう形で生まれていき、自分でものごとを考えられる人たちをつくると感じた会でした。

暦と暮らすこよみのクラス@高福寺

夜はKISSAKOに会場を移して美味しい2次会です。子どもたちも一緒に楽しんでいました。
地域のお母さんたちが子どもを連れてワイワイと、ワインやお酒を飲みながら安心して楽しい時間を過ごせる場所KISSAKO。大人はワイン、子どもはジュース。一緒に聖子さんのおにぎりを頬張って、「もう一つ食べたい!」とおかわりをする子どもたち。ウルトラマンで遊んでいたところから率先してお手伝いをしたがるようになり、お母さんたちは手帳の使い方やこよみの質問を投げかけてきます。こういう場所があるって素敵ですね。
聖子さんは起業のアドバイスにものってくれます。先日は萩でオーガニックショップを開きたいという方の相談にのっていたそうです。地域にひとつ、こうしたお店ができてくれると嬉しいですね。

お話会を通して素敵な活動をしている方々と繋がれる時間をいただき感謝です。



関連サイト : KISSAKO lab & pantry

グリーンフラスコ
グリーンフラスコ、キッチンボルベール
 2023年11月27日(月)

東京都世田谷区にあるハーブとアロマの専門店「グリーンフラスコ」さんに伺いました。 こちらでは長くに月のカレンダーをお取り扱いいただいており、都内に住んでいたときには直接お店に納品に伺っていました。

店内にはたくさんのハーブが並び、その効能や知識を学べる書籍も置いてあります。本のコーナーでハーブやアロマの本を買ったこともしばしば。国産ハーブのお取り扱いもあり、興味を魅くものがいくつも見つかります。久しぶりに訪れると店内の様子もお取り扱い商品も新鮮で、ゆっくりと何度も拝見させていただきました。スタッフの方はハーブやアロマの知識をお持ちなので、質問に親切丁寧に答えアドバイスしてくださいます。こういうお店が一つの町に一軒あれば世の中もより生きやすく豊かなものとなると思います。

キッチンボルベール

看板のないレストラン「キッチンボルベール」を訪れました。店主で料理家の竹花いち子さんが笑顔で迎えてくれました。友人に「絶対気が合うから!」と紹介していただいてからのご縁です。音楽の趣味だけでなく(そこは大事なところではありますが)何よりいち子さんのつくる料理に心を掴まれています。美味しい楽しい美しいの連続。一口食べれば疲れも吹っ飛ぶ、前菜からすでにいち子さんワールドに惹き込まれ、デザートまで堪能させていただきました。
竹花いち子さんは雑誌『リンネル』に「お皿のラブレター」という連載をされています。好きな人のためにつくったお料理と文章がまた素敵なんです。こんなラブレターをもらったらもう両思いになってしまうのではないでしょうか。
美味しいものって、味覚だけではない、愛の込められたものという大きな喜びが含まれていると思います。食べ物がその人を表わすように、食べることを通して人生を語ることもできます 。
時々特別な時間を持つことは心の栄養にも繋がります。丁寧に作っていただいたお料理は、その素材から味わうに至るまでの道のりを考えると、一つ一つが奇跡のように思えます。
こよみを通して繋がりをいただけることに感謝です。



関連サイト : グリーンフラスコ ・ キッチンボルベール

暦と暮らすこよみのクラス@高福寺
暦と暮らすこよみのクラス@yoganoma
 2023年11月26日(日)

埼玉県加須市でyoga教室を主宰している友人の今泉光代さんの「yoganoma」でこよみのお話会を開催していただきました。
光代さんとは東京時代にフェアトレードショップに集う共通の友人たちとともに仲良くさせていただいていました。今回は今年はじめの再会からご縁をいただきました。

暦と暮らすこよみのクラス@高福寺

「yoganoma」さんはとてもセンスよくセルフリフォームされた木造の民家です。この素敵な空間はyoga教室だけでなく、イベントやお話会など人が集い学び合うスペースとしても活用されています。畑も本格的にやっていて、noma farmというお名前で自家製野菜を用いたスイーツや食事の提供など、マルシェ出店も行っています。
暦のクラス、yoga教室に通われている生徒さんやお話会リピーターの方々など、たくさんの方にご参加いただきました。とても濃い時間だったと思います。
光代さんとは知り合って長いですが、今回こよみの話を通してより深く繋がれたような気がします。ここ数年、過去に出会った人たちと再会し、再び一緒に時間を過ごすことが増えているというような話をところどころで聞くのですが、まさにその通りの出来事がわたしのまわりでも起こっています。それはどういうことなのか、過去から続く現在までの流れ、そして未来へというこれまで思っていた時間軸だけではない、何か別の流れもあるのではないかという気がしています。
夜は光代さんのご近所に住む会津出身のお友だち美穂さんも一緒にお話会第3部のような時間を過ごしました。あのまま続いたらもしかしたら四次元を超えたところまで行っていたかもしれません。



関連サイト : yoganoma

大日向マルシェ
大日向マルシェ
 2023年11月25日(土)

栃木県那須町にあるレストラン「アワーズダイニング」の庭で開催された年内最後の大日向マルシェに出店させていただきました。大日向マルシェは那須のオーガニックマルシェです。手作りの品々やオーガニックの食品たちが並び地域の人たちの交流の場となっています。今回は地元の小学生が先生と一緒に出展し、マルシェに賑わいを見せていました。

運ばれていくカヌーとハイエース

実は向かう道中で車が故障してしまうというハプニングに見舞われました。なんとか会場までは向かうことができ、無事に出店させていただくことができましたが、心配なのは明日からの暦のお話会ツアーに行けるかどうかです。
ありがたいことに友人のご厚意で車をお借りして明日からのこよみのお話会ツアーに向かえることになりました。
「すべてうまくいってるってことね。」
アワーズダイニングの淳子さんの言葉のように、奇跡としか思えないような手順でことが運ばれていきます。何より全てを引き受けてくれた那須野ケ原生き物ネットワークの飯沼さんご家族に心から感謝です。
もし〜だったら、を考えることをやめました。すべては流れのままに、あとから答えがついてくると思い、今わたしたちにできること、まずはこよみの世界観を届けに埼玉、神奈川、東京へと向かわせていただきます。

ほんと、どうなるのかまったく予想もつかない展開となりました。


関連サイト : 大日向マルシェ

暦と暮らすこよみのクラス@高福寺
暦と暮らすこよみのクラス@高福寺
 2023年11月22日(水)

栃木県那須町にある高福寺さんにて暦のお話会を開催していただきました。主催してくださっているのは「しあわせの玉手箱」国府田恵美子さん。毎年那須でこよみのお話会を主催してくれています。高福寺さんでのお話会は昨年に引き続き2回目、今回はなんと恐れ多くも本堂を使わせていただきました。高福寺さんは室町時代からあるという由緒あるお寺です。
「寺嫁です、」というさとみさんの旦那様の代になると35代目となるそうです。ここ高福寺さんではさとみさんがヨーガや勉強会などの開催を通して開かれた寺としてみなさんにお寺の施設を解放していらっしゃるとのこと。
「本来のお寺ってそういうものだったのですから…。」まわりのみなさんに愛されるお寺のあり方を現代の方法で実践されている姿に心和みます。

暦と暮らすこよみのクラス@高福寺

那須での開催には毎年ご参加してくださる方々がいて、こちらも心引き締まる思いです。
「何度聞いても響くところが違う。」「毎回新しいメッセージを受け取る。」など、嬉しいご感想もいただきました。
こよみを通してみなさまの暮らしが豊かになられますよう、わたしたちも精進してまいりたいと思います。
それにしても、35代続くとはどういう時の流れなのか…。七世代先を5期に渡って繋いでいるということ、この時間の流れを通して伝えたいことは何なのか。また新たな学びをいただいたような気がします。
お昼には那須町で穀物菜食のお店を営む「こと葉」さんのお弁当をいただきました。
那須の奥深さに触れさせていただいたこよみのお話会、ここは芭蕉の旅の道中でもあったとされるところです。時を超えてつながるとはどういうことか、ひとつひとつのパーツを繋ぎ合わせていくような旅を味わっています。



関連サイト : 高福寺

タケちゃん&サット@石巻
石巻
 2023年11月17〜18日

仙台港から石巻へと向かいました。
東日本大震災のときに石巻で過ごした時間は忘れることができない時間です。その後石巻の友人たちとの行き交いなど交流を持っていましたが、ここしばらくの間訪れることもなくずっと気になっていました。今年の3月に震災の時のボランティア仲間の訃報を聞き、このタイミングで訪れることにしました。
まずはOPEN JAPANの事務所兼、日本カーシェアリング協会の事務所を訪ね、タケちゃん&サット夫妻、そしてのそ仲間たちとお会いし、石巻の空気を感じるところからスタートしました。

with FUNADEの鉄太郎くん@石巻

会える人会えない人、通り過ぎる風のように駆け抜けた一泊二日。
かつての布石をたどるような、過去はまだ終わっていないということを感じた日でもありました。

with FUNADEの鉄太郎くん@石巻

今年3月に旅立った陶芸家でボランティア仲間の茂木さんのアトリエにご挨拶に伺った時に、奥様の美和さんから2011年7月31日の音声だけが入った動画を聞かせてもらいました。茂木さんの携帯電話に入っていたそうで、「この声って匠さんですか?」と。
水辺を漕ぐ音と茂木さんの声、そして匠の声が画面のない音声だけで録音されていました。
「多分ポケットの中で間違えて押しちゃったのかもしれません。」
記憶になかった当時のことを思い出そうとします。
その日は確か石巻の川開き祭りの前日で、灯籠流しの準備でカヌーをカタマランに組んだりしていたのだと思います。音声からは匠の漕ぐカヌーに茂木さんが乗っている様子、時を超えて2023年の11月にまさかの茂木さんからのメッセージを受け取ったような気がします。

with 茂木ちゃんファミリー

昨年完成したWood&Canvas Canoeを積んで石巻へ向かい、2011年のあの時ずっと言っていた「家を建てて工房を建ててカヌーを作る。」といった夢が実現した2023年。時を超えてまた水辺を旅することができる仲間と出会えた石巻の時間でした。




関連サイト : OPEN JAPAN ・ 日本カーシェアリング協会 ・ FUNADE-Studio

with かのあ
かのあ@支笏湖
 2023年11月16日(木)

支笏湖畔で水辺を案内するカヌーのガイドステーション「かのあ」さんを訪ねました。
オーナーでメインガイドの松澤ナオキさん奈緒さんご家族とガイドスタッフの鳴海さんが迎えてくれました。ナオキさんはご自身で制作されたWood&Canvas Canoeを持っています。かのあさんはカヌーやパドルの販売もされていて、今回W&C Canoeの注文を受けた方のためのパドルを購入させていただきました。海外のWoodパドルのお取り扱いもしています。

with かのあ

16日早朝、風もなくとてもいいお天気。
「きてるね。」「きてますね。」
「何がきてるの?」
「こんないい天気ここのところないんですよ、これは絶好のチャンスです。」
かのあチーム、ドローンを準備してナオキくん作のW&C Canoeを運び出し、Indian Girl Canoeも一緒に支笏湖に浮かびました。ドローンで空撮、またとない機会です。
湖面での撮影にあたり、カヌーによる動きを提案してみました。こういうことができるのもすべてのコンディションが整っていてのこと。



北海道旅の最後を飾る美しきカヌーの世界をお楽しみください。



関連サイト : 支笏ガイドハウスかのあ

Fortune Beguls
Fortune Beguls、Little tree@南富良野
 2023年11月14日(火)

南富良野で人気のベーグル屋さん「Fortune Beguls」のあっくん夕子さんにご挨拶。ここのベーグルは午前中にすぐに売り切れてしまうほど大人気です。今日は定休日でしたが、ご在宅とのことで会いに行きました。お店では月のカレンダーをお取り扱いいただいています。
ハワイ帰りとのこと話が盛り上がりました。夕子さんはロミロミ(ハワイのマッサージ)を学ばれて、こちらで施術も受付けているそうです。会ってお話ができるのは嬉しいことです。

寿司リトル・トリー

カヌーやスキーなど北海道の大自然をガイドしてくれる「Little Tree」の大野聡さん梢さんご夫妻に会いに行きました。大野さんはWood&Canvas Canoeを持っていて、昨年ご長男のタケルくんと一緒に空知川を案内していただきました。そのタケルくんは北極、ノルウェーのSVALBARD諸島に留学し、現在ガイドをしているそうです。タケルくんと聡さんがサポートして制作したスキーヤーの写真集が完成したとのこと、出版記念トークショーが各地で開催されているそうです。

Svalbard Days in the for north RIDE THE EARTH Photobook 09

寿司リトル・トリー

「パドルも握るし寿司も握る。」
聡さんが腕を奮ってくれました。
本格的な手捌きに見惚れていると、お味も盛り付けも寿司屋のそれと引けを取らない腕前にびっくり。聞けば自分でネタを仕入れ捌いて握るという過程を経て、有名店の大将に質問できるほどに腕をあげているとのこと。梢ちゃんも大絶賛、お酒も進んで大野家のカウンターが寿司Barと化し、
「心も握られた!」と匠くん。

2次会は薪ストーブの前のソファーの上でレコードを聞きながら、梢さんのオーブン料理をいただきました。ガイドさんたちはみなおもてなし上手ですが、大野家の二人はまるでこれも本業とばかりにすべてが完成度高く感心させられることばかりです。昨年からまた新たに二人の生活が美しく彩られていて、梢さんはドーナツ&コーヒーショップ「K's caravan」をオープンしていました。聡さんの自家焙煎コーヒーと梢さんの手作りドーナツを求めに遠方からも訪れる人もいるそうです。この時期はしばしお休みしているとのことですが、トマムリゾートが近いのでスキーシーズンには期待できるかもしれません。

大野家を訪れると自分たちの生き方を改めて見つめ直すことができ、これからを想像していくことができます。
こうして刺激をくれる仲間たちに心から感謝です。



関連サイト : Fortune Beguls ・ リトル・トリー ・ K's caravan

怪しげな、おかげさま
株式会社おかげさま@帯広 
2023年11月13日(月)

北海道帯広市で宮大工をしている菅原雅重さんあやさんご夫妻に会いに行きました。
二人とは東京に暮らしていた20数年前からの友人です。
雅重さんは京都で宮大工の修行をされ、伊勢神宮の式年遷宮のときの副棟梁を務め、その後故郷の帯広市で工場を興しました。
あやさんはBeGood Cafeという名の持続可能な社会づくりのための活動で一緒にイベントを作ってきた仲間です。インタプリターとしてイベントの司会を努めていました。あやさんとは5年ほど前にプロデューサーの追悼の会のときに会った以来です。

久しぶりの再会はとても楽しい時間でした。

怪しげな、おかげさま

おかげさまの工場を見せていただきました。
一本の木を余すことなく使うための美しいデザインの床はアート作品とも捉えることができます。
工場で社員さんが使う棚やファイルやロッカーなどがすべて木で作られていました。これは入社した社員さんが練習として作ったものだそうです。ひとつひとつに温もりが感じられ、あらためて木の持つ存在感とその有益性を感じました。海を超えフランスとも仕事をしているそうで、かつて「地域一番店をやりたい」と言っていた雅重さんの夢が叶い、世界へと羽ばたいていく兆しを感じました。
翌朝が神社納めの日という多忙な中、ご案内していただき感謝です。




関連サイト : 株式会社おかげさま

弟子屈の巻
SOMOKUYA、ぢぢカヌー、わっかDesign@弟子屈町 
2023年11月12日(日)

北海道弟子屈町のSOMOKUYAさんを訪ねました。ここは釧路川源流部に位置しているカヌーのガイドハウス&雑貨屋さんです。ガイドのつっちーと店主のハルエさんご夫妻が迎えてくれました。

お二人は先日の札幌でのこよみの話会に参加してくれました。ゆっくりと話したいと思い、再び弟子屈を訪れさせていただきました。
彼らとの時間はいつも深く、常に変わり続ける世の中で、何を選択し何をつくっていくかという一つ先の未来へとつながります。これからの世界をリードしていく人たちです。

弟子屈の巻

アイヌ資料館へ行き、そこからすぐのところでカヌーのガイド&木工手仕事をしているぢぢカヌーのぢぢさん&ムーミンご夫妻にもご挨拶。
ぢぢさんの作るパドルやシートは唯一無二の作品です。ここまで手をかけ想いを込めた道具を使える人たちは幸せです。工房での作品作りを拝見させていただきました。作る工程を知り、ものがものとしてだけでなくいのちを持った道具として、まさにカムイが宿るということを感じさせていただきました。

弟子屈の巻

変わり続ける弟子屈の町を持続可能な暮らしやすい町へと導いていく仕事をしているわっかDesignのさなえさんにもお世話になりました。
弟子屈の町の才能あふれる尊敬すべき仲間たち。彼らと会うと常に刺激を受け、自分たちの足元を振り返ります。



関連サイト : SOMOKUYA ・ ぢぢカヌー

暦と暮らす こよみのクラス @LandEdge
LandEdge &
風と土のナベタカ @浜中町  2023年11月11日(土)

北海道浜中町のLandEdgeに到着し、Wood &Canvas Canoe を納品しました。
朝6時、霧多布湿原にてIndian Girl(Canoe)の進水式を行い、湿原の中を流れる琵琶瀬川にカヌーを浮かべます。朝日が昇り水面に空が映る中を濃いでいきます。今は渡り鳥たちのシーズン、カモやタンチョウ、オジロワシがこの時間を祝福してくれました。

暦と暮らす こよみのクラス @LandEdge

川から上がってLandEdgeに戻り、10時からこよみのお話会を開催しました。
カヌーとこよみのお話会、こんな日が来るとは思いもかけないギフトです。

暦と暮らす こよみのクラス @LandEdge

会場となったLandEdgeは海を見晴らせる広大な敷地にあります。カヌーやシーカヤック、アロマオイルの蒸留など、浜中町の魅力を伝えるガイドたちが案内をしてくれます。そこには美しい馬たちがいて、LandEdgeを主宰する芦田さんが馬に乗っている姿を見ていると、他にはないスケールの大きさを感じます。
ご参加されたみなさんはみな初めましての方々なのですが、その中にシマフクロウの保護活動をされている方がいて、お話しているうちになんと以前にその方が働いていたという奥多摩の施設をわたしが訪れたことがあるということがわかりました。そして、その施設は数日後に会う帯広在住の友人の元職場でもあるという偶然とは思えない出会いもありました。どこでどう何がつながっていくのか、考えてわかることを超えています。

LandEdgeは元ムツゴロウ王国だったところです。きっと見えない存在となったムツゴロウさんや動物たちも話を聞いてくれたに違いありません。

1901年にデザインされたIndian Giralという名のWood&Canvas Canoeを2023年に蘇らせ、こちらに無事お届けすることができました。カヌーは水を旅する道具ですが、運んでくれるものは人やものだけではありません。時を超え肉体も超えることができるものだと確信しています。

風と土のナベタカ

浜中町にはWood&Canvas canoeで琵琶瀬川をガイドしてくれる「風と土のナベタカ」さんがいます。早朝ツアーの帰りにタイミングよくご挨拶させていただきました。
ナベタカさんのW&C Canoeはただ今レストア中。これから新しくキャンバスを張り替えるそうです。
今回も月のカレンダーを愛用してくれるガイドたちと出会え、ありがたい時間を過ごすことができました。
この世界はだれかが決めた世界ではなく、わたしたちが好きなようにつくっていける世界であって欲しいと切に願います。その水先案内人となる本気で生きている粋な人たち、そんな仲間がいることがこの世界の希望の光となっています。



関連サイト : LandEdge ・ 風と土のナベタカ

暦と暮らす こよみのクラス @しまくま堂
しまくま堂@札幌 
2023年11月7日(火)

札幌で東欧雑貨を扱っているかわいらしいお店「しまくま堂」にてこよみのお話会を開催していただきました。普段は雑貨やお洋服が並ぶ店内を片付けて、たくさんのみなさんがきゅっと集まったしまくま堂らしい会となりました。
「たまたま子どもがチラシを持ってきて…。」
「今小樽にいるんだけれど、今日参加できる?」
偶然に参加が決まった方々もいらっしゃいました。
月のカレンダーをお取り扱いいただいている方や長くご愛用していただいている方ともお会いすることができ、暦に精通している方からは東洋の暦とヨーロッパの暦の関連性への質問も出て、かなり濃い時間となりました。

暦と暮らす こよみのクラス @しまくま堂

起こる現象を観察していくと、今こうしてここで出会ったことは偶然ではないと思えます。
夜はしまくま堂がキャラバンサライとなり、わたしたちを迎えてくれました。
店主の抄織さんは東京時代の友人です。時を超えてこうしてまた一緒に時間を過ごせるということにタイムワープした感を味わいました。同じ時を過ごしている隣人ひろあきは古書店とシェアハウスを営み、それぞれが自分にあった道を歩みながら時折こうして交差していく感じが面白くもあります。シェアハウスの住人で旅人でミュージシャンのユウイチくんの話もまるで昔のロードムービーのようでした。本人たちにはゲームの世界を現実化しているようにも思えているようで、世代を超えて出会えること学び会えることの貴重さを感じた夜でした。
北海道旅の始まりには虹が現れました。
こうして答え合わせのような現象がわたしたちを導いてくれます。


関連サイト : しまくま堂

暦と暮らす こよみのクラス @Natural Cafe ROUTE 99
Natural Cafe ROUTE 99@仙台 
2023年11月6日(月)

仙台でご活躍している「soul tree」の田村光代さん主催でこよみのお話会を開催していただきました。会場となったのはNatural Cafe ROUTE 99、自家焙煎の香り豊かなコーヒーと手作りケーキなどがいただけるとても素敵な空間です。旅を連想させる本が並び、ホメオパシーのレメディも置いてありました。聞けばお2階は店主のお母様が営むホメオパシーのファーマーシーだそうです。訪れてすぐにこのセンスのよいカフェと店主に惹きつけられました。

暦と暮らす こよみのクラス @Natural Cafe ROUTE 99

平日の昼間にもかかわらず、かなり沢山の方々が話を聞きにきてくださいました。
「来てよかった。」「楽しかった。」「これまで考えてきたことが繋がった。」など嬉しいご感想をいただきました。
soul treeさん主催のお話会は今回で4回目となります。回を増すごとに主催者の方の飛躍を感じます。こよみの話を聞く前と聞いた後では確実に何かが変わると思います。それはご自分の魂の存在を意識するところからはじまります。大きな宇宙の流れのなかで、今自分がどこで何をするために存在しているのかということを考え始めることからスタートします。その指針となるものとしてこよみを知って活用していただけたら、世界はもっと美しく楽しいものになると思っています。
興奮冷めやらずですが、勇み足で仙台港へ向かいます。
海を渡って、明日は北海道、札幌で初めてのお話会です。




関連サイト : Natural Cafe ROUTE 99

暦と暮らす こよみのクラス @水の星つなく
銀河祭り@福島 
2023年11月3日

福島県須賀川市にある穀物菜食レストラン「銀河のほとり」で年に一度の銀河祭りが開催されました。アートや食の出展、太鼓やホーミー、ディジュリドゥなど色とりどりのパフォーマンスが花を添えます。わたしたちも出展させていただき、こよみの販売をさせていただきました。

暦と暮らす こよみのクラス @水の星つなく

「いつも使っています。」「海外に住む姉にも送っています。」
直接嬉しいお声を伺える貴重な機会です。
この月のカレンダーはどこまでも繋がれる年間パスポートのようなものかもしれません。
こよみとして使えるだけでなく、人と人を繋ぐものとしても動き始めているのを感じます。

暦と暮らす こよみのクラス @水の星つなく

最後はみんなで輪になって盆踊り。現代版盆踊りを初めて体験しました。

暦と暮らす こよみのクラス @水の星つなく

驚く出会いもありました。
馬頭琴とホーミーのライブで参加していた岡林立哉さんの着ていたTシャツを見て、
「これは話しかけなければいけないな、」と匠くん。
Tシャツの背中にはNIYODOGAWA INTERNATIONAL MIZUKIRI CHANPIONSHIPと書かれていました。昨年高知で知り合った方がその水切り大会の実行委員の方だったので思わず声をかけると、なんと今年の実行委員長が岡林さん。もちろん共通の友人知人がいました。
ひょんなところでつながるものです。

暦と暮らす こよみのクラス @水の星つなく

最近はこういう宇宙の答え合わせのようなことが続きます。
こよみのお話会に参加していただくと
「あ、こういうことか、」
とわかる瞬間が訪れると思います。

11月6日は仙台で、11月7日は札幌、11月11日は浜中町で開催します。
ご興味あります方は、こよみの話会スケジュールをご覧ください。


関連サイト : 銀河のほとり
2023年12月<  >10月