はからめランド お風呂にかかる橋
ライオンズゲート 
2023年7月26日(水)

7月26日から8月12日までの間、ライオンズゲートが開くといわれています。
ライオンズゲートとは 、太陽と地球とシリウスが一直線に並び、その間に宇宙の扉が開かれるといわれ、太陽が獅子座にあるのでライオンズゲートと名付けられています。ゲートが開くとは、宇宙から降り注ぐエネルギーのことを指すのだと思います。
太陽のエネルギーが地球に強く影響するそうで、この時期は暦上でも夏土用から次のシーズンに移行する時でもあり、梅雨も明けて猛暑が厳しい頃です。この暑い時期にさらに太陽エネルギーが強くなるのであれば、さらなる体調管理が必要ですね。
夏の陽を帯びて精神面にも影響が現れるかもしれません。陽極まれば陰となる、頑張りすぎるとその反動もおこりやすくなります。何事もほどほどに、余裕を持って臨みたいですね。

はからめランド ちび滝


今年も8月5日、広島で水の祈りの時間を持ちます。
わたしたちは福島から水を運び、太田川に献水します。
8月6日は灯籠流し、今年もカヌーでお手伝いさせていただこうと思います。
気づけば9年目、その前の代からとなるともう随分時間を重ねています。
5日夕方に太田川のほとりで集う水の祈りは、それぞれが捧げたいと思う水を持ち寄ってみんなで一つに合わせ、太田川に献水するという祈りの時間です。どなたさまもご参加自由、予約もお金も必要ありません。綺麗な水と綺麗な心を持ってご参加ください。

水の祈り2023
http://canoeday.com/hiroshima/

はからめランド 中心の岩


ライオンズゲートは天体の配列なので、毎年この時期にやってきます。
原爆が落とされた時にもライオンズゲートが開かれていたということになります。
土用のように、その時期がいいとか悪いではなく、どのような作用が起こりやすいのか、人々の意識がどのように動くのかを紐解けば、自ずとその影響を感じられると思います。

宇宙に目を向けがちですが、土用ということもあり、大地に意識を向けグラウディングして過ごすにもいい期間です。ライオンズゲートが閉じる頃には暦の上でははやくも秋、次のシーズンに向けてどのような自分でありたいかを意識して過ごしたいものです。

はからめランド 森の中

わたしたちは2024年の暦の製作真っ只中、土用のエネルギーとライオンズゲートから放り注がれたパワーを味方に、みなさんにお届けできる最高のものを作り出す気持ちで集中しています。



今日の一曲 : Bob Marley - Iron Lion Zion [YouTube]

はからめランドの森の中
時間をはずした日 
2023年7月25日(火)

13ヶ月x28日 周期の暦「13の月の暦」によると今日は時間をはずした日とよばれる日です。
28日x13ヶ月=364日 、これに一日を足して365日として1年としています。
これは1990年にホゼ・アグエイアス氏によってつくられた「ドリームスペル」という暦で、オカルティストでマヤ暦の研究家でもあった氏の宇宙感覚の暦といえるかもしれません。
半自然的なグレゴリオ暦からマヤの叡智に基づく13の月の暦を用いるべきだとの活動は世界中に広がり、日本でも1990年代終わり頃から広まり始めました。
1年のはじまりを7月26日、1年の終わりを7月24日、そしてその間にある25日はどちらにも属さない=時間をはすした日としています。

えんどう豆


古代マヤ文明の暦である「マヤ暦」はツォルキンという260日周期と、ハアブという365日周期の組み合わせによって、1周期が52年の暦法がつくられています。
「13の月の暦」「ドリームスペル」は古代マヤ暦とは異なる暦で、ホゼ氏によって独自に作られたマヤの周期を用いた暦です。
マヤの暦はいくつもあるようで、地球の周期だけではなく宇宙の周期も用いていたと思われます。古代マヤ人は宇宙のサイクルをどのように活用していたのか不明ですが、そのサイクルを読み解き用いていたのだということはわかります。

当たり前だと思っている世界は実は当たり前ではなく、まだ知らない世界が広がっているということを知ってもらうために、わたしたちのカレンダーに 「時間をはずした日」を入れています。

カヌーの修理&ニス塗り


何でもない一日が特別な一日になるかもしれません。
いつもと同じと思われる日がいつもと違う日になるかもしれません。
誰かが決めた何かではなく、自分が過ごす今日という日に「時間をはずした」と意味付けしてみるのも面白いかも。
時間に縛られるのではなく、時間をはずして過ごすという感覚も、1年に1度、今日という日にみんながそう思えば…。
戦争も、奪い合いも、誰かの命令も思惑も、すべて時間外の日になったらいいですね。

時間をはずした日

毎年8月6日に広島に行くと、いろいろなところでこの曲が流れています。
今日の1曲は冒頭のメッセージとともに日本語バージョンをどうぞ。



今日の一曲 : 忌野清志郎 - IMAGINE [YouTube]

ゆり
夏土用 
2023年7月22〜23日

夏の土用が始まりました。

暦の本によると土用の期間は土を侵すべからず、井戸掘り墓掘り柱立て動土などを避けるべきとあります。現代では井戸掘り墓掘りなどをする機会はほとんどないと思われます 。 建築など家を建てる、土木工事など大きく土を動かすということはあるかもしれません。気にする人は土用の入りの日を避けるか、間日を選ぶなどしているようです。
土用を気にせず、もしくは土用の禁忌を知らずして工事するということもあります。それによって障りがあるかどうかは実際にその影響を受けてみなければわからないというのが私の見解です。障りらしきことがあったから土用の作業はやらないという人もいれば、土用なんて知らなかったから障りも気にしたことがないよという人もいました。

要は、土用とは何なのか、その成り立ちや役割を知って土用を使う(もしくは使わない)ことが暦の面白さだと思います。

おおうばゆり


匠の入院生活から3日ぶりにはからめランドに帰ってきました。
入院、手術、退院の3日間、私も病院に通うために近くに滞在していました。親戚縁者もいないので誰にも知らせずひとりでホテルから行き来しようかと思っていたのですが、たまたまなタイミングでお話することがあり、福島に移住してから出会った方々に精神的肉体的に大変お世話になりました。
月のカレンダーを通してご縁をいただのがきっかけではありますが、食や生活習慣などでも暮らしの基本を学ばせていただいている諸先輩たちに今回とても助けていただきました。
見えない何かがこうして縁をつないでくれているのを感じています。

ぎぼうし


食事や民間療法、セラピーや運動など、健康に生きていくためにはどれかひとつに特化するのではなく、すべては繋がっているということを理解して自分に合った方法をとることがバランスよく生きる知恵だと思います。
土用の期間に入り、土のエネルギーをどう用いるか、暦を使ってくれている方々と出会えることはとても嬉しいことです。
夏の土用が終わるのは立秋、土用が終わると次の季節がやってきます。地球の地軸が傾いていることによって季節が生じ、季節が巡ることによって植物や動物の動きに変化が生まれます。この小さな一日も、大きな宇宙の影響下にあってその生成が起こっています。
大きな宇宙の小さな一瞬がわたしたちの日々、わたしたちはこの大宇宙のなかで生かされているということを感じられる瞬間を奇跡というのかもしれません。

暦を通してこの世界を紐解いていく面白さがわたしたちを動かしてくれています。

梅干し、土用干し

土用といえば土用干し。
かつては衣類や書物を風通しのよいところで虫干ししていたそうです。現代の家では除湿機や乾燥機もあり虫干しをするような風習はみられないかもしれませんが、梅干し作業は今も続く日本の夏の風景かもしれません。

今日の一節
<四無量心>
マイトリー(慈)カルナ(悲)ムディトー(喜)ウペクシャー(捨)

幸福な者に対しては妬みのない友情(慈/マイトリー)を
苦しんでいる者に対しては憐れみ(悲/カルナ)を
善行者に対しては共感と喜び(喜/ムディトー)を
悪行者に対しては気にかけないように(捨/ウペクシャー)する

これにより、心は乱れなき清澄を保つ。

病室からの景色
入院・手術 
2023年7月19〜21日

「いつか抜くことになるね」と数十年前から言われていた”親知らず”。そのいつかがやってきました。
特に悪さをしていたわけではなかったので何事もなく日々を過ごしていたのですが、今年の春に約20年ぶりくらいでしょうか歯並びとクリーニングの相談に近所の歯医者へ行ってみることにしました。近所といっても車で1時間かかるのですが、よし子が通っていて良い歯医者さんだよと教えてくれたので久々の歯医者さんです。

牡丹姫


結果、虫歯は無いし歯磨きもちゃんとできているので優秀です、と言われたのだけれど念のために撮ってみますかと言われて撮ったレントゲン、そこに写っていたのは下2本両方とも横向きに生えているけれど歯茎の下に隠れている”親知らず”と、その横にある何かわからないモノでした。先生は嚢胞(のうほう)と呼んでいましたが、それが良いか悪いか大学病院で検査してもらう必要があると言われ大学病院の紹介状をくれたのが6月の初めです。
大学病院に行くにはウチから車で片道2時間かかるのですが、旅行気分で行ってまたレントゲンなどを撮って先生に見てもらうと「入院してもらい、全身麻酔のもと手術で摘出が必要です。」と言われ、おお、コレは大ごとだ・・・と2人で驚きました。その後、数回の通院、検査などをした後、いよいよ7月19日入院、20日手術、と本番を迎えました。
寝ているついでにもう一つの歯も抜いてしまいましょうという両親知らず&嚢胞摘出手術は無事に終了。なにより初めての全身麻酔には驚かされました、凄いです。手術前に麻酔医師の方が「では麻酔入れます」って、点滴から冷たいのが入ってきたなぁって思ってから5秒してないのではないかな、記憶が無くなり、気が付いたら全て終わっていてベッドの上ってやつです。本当に全く覚えていないので、起きた後に、看護師さんにどうやってベッドまで運ばれてきたのかなど聞いてしまいました。

おにぎりを食べた東屋

翌21日に無事に退院、途中牡丹が咲いていない牡丹園によってよし子が握ってくれたおにぎりをなんとか食べて無事に家に帰ってきました。今は鏡を見ると笑えるくらいクルミを頬張ったリスのように腫れていますが、数日我慢すれば引いてくることでしょう。来週は抜糸のためにまた病院へ行くことになります。抜歯して抜糸、両方とも「ばっし」なのが面白いです。


施工前
施工、再び。 
2023年7月14日

壁を切り抜いています。

「こんなこと簡単にできるんだ…。」
「簡単じゃないよ、ずっと考えて考えてやってるの。」

壁に穴を抜く


いきなり壁が抜けるとちょっとびっくりします。
虫が入ってきたりして不安と違和感…。

作業風景

夕方には窓が入り一安心しました。
これは新たな窓ではなく、薪の取り出し口となります。

食料倉庫も同時進行

基礎に上に大引きをおき、柱を建てていきます。
梅雨時期の施工は常に雨とともにあり、作業できるタイミングはお天気次第です。


アミさんと一緒に
七夕、岩戸開き。 
2023年7月6〜7日

北海道から栃木、福島へとツアー中だった古い友人が訪れてくれました。
全国で舞のワークショップや奉納舞を捧げている光の舞tomoさん、わたしは昔の呼び名でアミさんと呼んでいます。

日本各地のまつりで出会い、2001年にインドのバラナシでばったり会った後に、偶然デリーの道端でも再会し、私の記憶の中ではインドの女神様のように感じています。
2007年には琵琶湖のほとり、水鳥観察センターでも「ガンガーサンガ」として音楽と舞を披露してくれました。
昨日が須賀川にある穀物菜食レストラン「銀河のほとり」でのワークショップで、銀河でランチ待ち合わせしてちょうどいいタイミングではからめランドに寄ってくれました。かれこれ10年ぶりくらいの再会だと思います。

山の中を歩く


アミさんは夏至の日に日本最北端、北海道の知臼(シリウス)で舞い、そこから茨城栃木福島へと舞と音楽のコラボレーションでツアーをしていました。
光の舞tomoさんとして、ターラ菩薩の舞を通して光の柱をたて、閉ざされてきた岩戸を開くというお役目をになっています。
太陽と北極星とシリウスの話を聞きました。
「今シリウスのゲートが開いているから、そのエネルギーを水晶にチャージして瞑想するといいよ。」
この森の巨石の話をしていたら、最近匠くんが見つけた珍しい形の巨石群へと行ってみることになりました。山菜採りなどで山には入っていますが、まだまだ知らないエリアがありました。
まるでUFO岩のような円盤型の岩が2つ地面に突き刺さっていて、その周りにはその大きさをはるかに超える石たちが囲むように散らばっています。気づけばアミさんはUFO岩の下に入って瞑想していました。

石の下で

わたしたちが水晶場と呼んでいる巨石の前に水晶を置き、見えない何かがそうさせているようにアミさんは法螺貝を吹き天河神社の五十鈴を手に舞い、3人で音霊を石に響かせるという七夕の岩戸開きがはじまりました。
この岩からは木が伸びてきて、年々石の裂け目が広がっきています。この水晶場を整地しようと地面を平にならしていたら土に埋められたゴミが出てきて、先日そのゴミを片付けたばかり。まさか土の中にゴミが埋まっているとは何年間も知らずにいたのですが、そのゴミを取り除いたとたんに舞姫がやってきて岩戸開きの儀式を行ってくれることになるとは。
この岩はまもなく確実に開かれることになるでしょう。

アミさんはこれから山形、月山へ行くそうで、それから熊野へ戻るそうです。
8月は広島、9月北海道、11月にはエジプトのピラミッドで舞う予定とのこと、地球時間と宇宙時間で動いています。

月のカレンダーを持ち歩いて使ってくれていて、月の満ち欠けや月の星座など、日を選んだりするのに活用してくれているそうで嬉しかったです。

読み進めている経典のページを開くと、まるで答え合わせのような言葉が綴られていました。アミさんと話していても、たくさんの生を繰り返してきている様子が目に浮かびます。

先日友人と話していたら、昔の友人と再会することが増えてきたと言っていました。ひとめぐりして時を超え何かがはじまるのか、地球人も目覚めて自分の生まれてきた意味を知る時が近づいているのでしょうね。



完成したWood & Canvas Canoe
カヌー納品、進水式。 
2023年7月3〜5日

出来上がったカヌーを引き取りに、遠いところから時間かけて4人の男たちが来てくれました。はからめランドに来てもらった後、車にカヌーを積んで水のある所まで行き進水式。その後ちょっとした川旅をした2泊3日の濃い時間を一緒に過ごさせていただきました。

Wood & Canvas Canoeが並ぶと気持ちがいい


進水式はいつもお世話になっているキャンプ場、那珂川ステーション。私たちのカヌーと合わせて2艇のWood & Canvas Canoeが並ぶと、「ん〜、いいねぇ〜」と言葉が出てしまいます。これからこの景色が増えていくことイメージながら僕は手と体を使っていこうという気持ちが湧いて来ました。

Wood & Canvas Canoeの進水式

セージとお酒で空間を清め、カヌーが初めて水の中へ。僕の中ではこのカヌーが水に触れた瞬間に僕の手から離れたような・・・そんな気持ちを感じました。

子供を乗せて

水の上に出たら、あとは自由自由!
水草を収穫するもよし、パドリングを練習するもよし。

河原で一服

浸水式の翌日は那珂川をダウンリバー。関東近辺でこの景色の中を下れることにいつも感謝しています。

自然の景色が残る那珂川

那珂川で4人の男たちと別れたあと、彼らは翌日も千葉なのに東京?あたりでもう一度カヌーに乗ったらしく、それからもっと大きな船に乗ってお家へ帰って行きましたとさ。(匠)


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