マヤ暦の研究者ホゼ・アグエイアス氏が1990年に作った「13の月の暦」によれば、7月26日が銀河の新年、24日は大晦日、25日は「時間をはずして過ごす日」とされています。
この暦は1ヶ月を28日とし1年を13ヶ月とする太陽暦で、計算すると28日×13ヶ月=364日となります。太陽暦の1年365日に1日足りないので、1年の始まりの前日に「時間をはずした日」をもうけ364+1=365日としました。
「Time is moneyからTime is Art」へ、この暦はニューエイジ思想家であるホゼ氏のメッセージが込められた、既存の社会への変革を促すような暦です。ホゼ&ロイディーン(奥さん)が来日されたときにはわたしも勉強会に参加し、興味深く暦の世界観を感じとりました。ホゼ氏は2011年に亡くなりましたが、ドリームスペルとよばれる「13の月の暦」は日本でも使われるようになりました。時間に関する考え方や社会生活における人々の意識を取り戻すためにはとても面白い暦だと思います。
つまらないと思う社会より、ワクワクする社会の方がいいですよね。
政治の世界からだけでなく、暦の世界からも様々なアプローチがあります。自分は何に興味があるのか、何が好きで何が楽しいのか。それぞれの人が好きな事、楽しいことに意識を向ければ、自ずと真実が見えてきます。1年に1日くらい、時間という概念に縛られずに過ごす日があってもいいと思います。時間をお金に換算しない生き方、これこそが今の社会に必要なことだと思っています。
お隣の棚倉町にリニューアルオープンした天然酵母パン屋さん『GET WELL SOON』の施工者お疲れ様会に呼んでいただきました。水郡線中豊駅前の日本家屋の大きなお屋敷が新店舗となり、施工業者BANKSの社員の方々、大工さん、電気屋さん、石材屋さん、材木屋さん、森林組合さん、薪ストーブ屋さんに加えて、ほんの少しの床張り作業をお手伝いをした私たちもお招きいただきました。ちょっと早めに伺って、差し入れ料理と食器等などを持参してお手伝い兼楽しませていただきました。
森林組合の方が東京在住時代にカレンダーを使っていてくださったり、わたしたちが購入した薪ストーブ屋さんの方とお会い出来たり、出会いとは面白いタイミングでやってきます。
この日の午前中、昨日矢祭町の酒蔵でお会いした『農業法人でんぱた』の鈴木さんがはからめランドを訪ねてくれ、お茶をしながらGET WELL SOONのパンをお出しして「夕方からこちらの棚倉町にあるパン屋さんに行くんです、」とお話ししたら、「親戚の人が同じ部落で、知っている人ですよ。」と、今日の夕方会う方のお名前が出てきました。つくづく出会いの面白さを再確認します。
このわたしたちの大好きな天然酵母パンGETさん、カフェも始める準備をしています。素敵な場所がどんどん広がっていきます。嬉しさとともに、絵里子さんを通して素敵な方々とのご縁をいただけるありがたさに感謝の気持ちで帰路に着きました。古い日本家屋のなんともいえない情緒溢れる店内は、居心地がいいのでゆっくりしたくなると思います。カフェができたらますます人気店になるでしょうね。