釧路川カヌーミーティング2017

釧路川カヌーミーティング。 2017年6月18日(日)

北海道釧路川、下流に広がるのは釧路湿原。1987年に国立公園に指定されてから今年でちょうど30年。この節目に合わせて北海道の水の上の仲間たちが企画してくれたのが本日行われた「釧路川カヌーミーティング」というイベントだ。
このイベントで中心的な役割を担ってくれた、とうろの宿のオーナーであるキヨシさんが声をかけてくれ参加させて頂く事になった。
スタート前の様子
参加車人数40名以上。出発前には湿原の中に入って行くにあたっての諸注意。自然保護区域であるという事で途中の上陸が制限されていたりと、普段僕たちが川下りをするときの感覚とルール、マナーが違う事を教えてもらう。
集まった沢山のカヌー
集まったカヌーは26艇。色とりどりなのはもちろん、色々なメーカー、色々な形のカヌーが集結しカヌーを見ているだけでも楽しい。
ウチワにいいね!いいね。いいね。
のろっこ号と一緒に
線路と川が平行して流れるポイントでは、カヌーで華をつくって釧網線のろっこ号電車をお出迎え。のろっこ号の運転手さんやガイドさんのご協力もあり、こんなに遅い電車見た事無いってくらいのスピードでゆーーっくりと通過してくれた。そして車両に乗っている方々もカメラを向けたり手を振ってくれたりと川の上でも電車の上でもみんなの笑顔があふれているのを感じ自分も笑顔。
村林さんのカヌーに乗って
今回のカヌーミーティングでは、沢山の再会、そして新しい出会いがあった。1人1人をこれを読んでくれているみんなに紹介したいと思わせる人達がいまココに集まっている。今日は紹介してたら時間が過ぎてしまうので、タイミングを見て紹介させて頂きたいと思う。
その沢山の魅力的な方々の1人、ず〜っと名前と活躍を知っていたけれど会う事ができていなかったカヌービルダーの村林さん。村林さんの作ったカヌーに乗せて頂きやっぱり笑顔の僕。木の器に包まれて、水の上を流れる・・・。本当に嬉しかったのは村林さんをはじめ、沢山の方と水の上でコミュニケーションをとることができて僕自身が自分の進む方向に向かってひと漕ぎできた事。
カヌーミーティング交流会
ゴール後、標茶町の豊かな食材を用いて地元の方が作ってくださったお昼ご飯をいただいての交流会。地域に根ざした活動がこうして実を結び、カヌーを通して環境保護や生き方をガイドし続けている方々の活動に頭が下がる。(匠)


関連サイト 釧路川カヌーミーティング2017 ・ とうろの宿


オープンジャパンの事務所

石巻から。 2017年6月14日(水)

オープンジャパンの事務所です。津波の被害を受けたこの建物の取り壊しに伴う事務所移転が近づいています。新事務所の場所を見に行きました。駅からも近く便利そうです。
新事務所予定地
新事務所予定地からも近く、ボランティア活動でご縁のできた「穀雨茶房もも」さんが今年の5月21日にリニューアルオープンしたと聞き、オープンジャパン代表タケちゃん、緊急支援担当ヒーサーを誘いランチに伺いました。かつてにこまるクッキーづくりで関わったボランティアさんも多いはず、リニューアルしたお店に喜んでくれることと思います。オーナーの明美さんの薬膳料理とセンスのよさでとても素敵な空間となっていました。
穀雨茶房もも
震災のお陰で石巻とご縁ができ、仲間ができました。今も続いている問題もありまが、悪いことばかりではありません。オープンジャパンになる前の「ボランティア支援ベース絆」で事務局としてみんなを支えてくれたモギさんに5年ぶりに会いに行きました。モギさんは陶芸家、石巻の土で焼き物を作っています。
もぎさん夕方発のフェリーに乗船するため仙台に向かいます。すごいタイミングで同じくボランティア支援ベース絆時代からの仲間ちーちゃん(とうほくあきんどでざいん塾)から打ち合わせの話が入りました。今日伺った穀雨茶房ももさんの震災後の片付けがご縁で、明美さんとちーちゃんは今も一緒に活動している仲です。5年半かけてやっとかたちとなった食堂いぶき、5年ぶりに会う仲間、時同じくして再びこうして笑顔で話が出来る時間、あの時には想像できなかった今がここにあります。毎日が新しくはじまり、同じ自分はもういない。日々そんなことを実感しながら生きています。
とうほくあきんど塾



関連サイト 穀雨茶房もも ・ 無盡窯 ・ とうほくあきんどでざいん塾 ・ OPEN JAPAN


IBUKIの外観

牡鹿半島食堂いぶき。 2017年6月13日(火)

テレビなどでも取り上げられ話題性が高まっている牡鹿半島大原浜にできた「牡鹿半島食堂いぶき」、ここは津波の被害にあった古民家を再生し、地元の人たちの雇用とコミュニティづくりのためにオープンジャパンが忍耐強く5年半かけて手がけてきたプロジェクトです。オープンした今は各地から訪れる観光客のつながりポイントとしても動き始めています。
IBUKI店内の様子
海の幸を使った食事と古材を生かした内装がおすすめ、メニューは「超ほたて丼」1500円、「牡鹿半島かきハンバーグ定食」1200円、「くじら竜田揚げ&とりから定食」1200円、他にもカレー、ナポリタン、ピザなどがあります。ランチには小鉢と漬け物、わかめ汁が付いています。小渕浜の漁師佐々木さんのわかめを使ったわかめ汁は歯ごたえよくとても美味しい逸品です。新鮮な海の幸や秘伝のタレで味をつけたから揚げはお客さまにとても好評です。今日のランチタイムはとても賑わっていて、わたしたちはランチ後すぐに席を空け皿洗いのお手伝い、ようやくこの日が訪れたと嬉しい時間でした。
FEEL GOOD STORE
グラビティフリーの襖絵、伊藤清泉画伯の作品も見応えがあります。店内にはKEEN JAPANさんが支援として「FEEL GOOD STORE」を出しています。かなりお買い得にKEENの靴が購入でき支援につながるとあって、今日も訪れたお客様方が靴を購入されていかれました。訪れた方々が喜ぶ場所としてスタートしたことがとても嬉しいです。

大工テスト 食堂いぶきにも協力してくれた地元の大工オガタ棟梁の工房に寄らせてもらいました。木組みのやり方で分からない部分を質問したら「じゃ、これはどうやるか考えてみろ。」といきなりテストがはじまります。匠くん「う〜、脳の筋肉を使う…。」ひとつクリア、ひとつ分からず、棟梁に勢いがついてしまい質問していないことまでテストが続きます。「差し金だけで八角形と六角形を書いてみろ。」「じゃここの長さを出してみろ、ルート分かるか?中学校で勉強しただろ、ルートを使え。」「(いつまでもテストが続きそう、そろそろ行かないと…)いろいろ教えてもらいありがとうございました。作業のお邪魔をしてすみませんでした。」「「おう、邪魔だったな、じゃあな。」と言葉とは裏腹に笑顔、相変わらずの棟梁でした。


関連サイト 牡鹿半島食堂いぶき ・ OPEN JAPAN


総会の様子

石巻へ。 2017年6月12日(月)

ボランティア組織オープンジャパンの総会に出席するため石巻に向かいます。これまで石巻市内の事務所で開催していた会議を4月にオープンしたばかりの牡鹿半島大原浜にある「牡鹿半島食堂いぶき」にて行いました。オープンジャパンの「古民家再生IBUKIプロジェクト」が5年半経って今年4月22日ようやく「牡鹿半島食堂いぶき」として形となりスタートしました。
総会の出席者は8名、スカイプ出席者2名の計10名で話し合います。
ネパール、熊本、岩泉への災害緊急支援活動についての報告と今後の体勢づくり、 今後も継続していく古民家再生IBUKIプロジェクトについて、日本カーシェアリング協会の報告と事業計画、新規プロジェクトの提案、そしてオープンジャパン事務所移転に伴い、福島の解体されるログハウスで作られた仮設住宅の移築についてなど、今後もスカイプ等で情報共有しながら進めていこうということになりました。久しぶりに会う仲間との時間、これから何ができるか、何をしていくかという前向きな話し合いです。(よ)


関連サイト 牡鹿半島食堂いぶき ・ OPEN JAPAN


片付け

片付け。 2017年6月10〜11日

月の光が眩しくて目が覚めました。コンクリートを打ったあのすごいパワー、エネルギーで頭が冴え興奮しているのかもしれません。とにかくすごかった、一緒に経験したみなさんありがとうございました。なんだか強くなれた気がします。ということで今日は感謝日、使った道具を片付けます。突然のスコールが5度、晴れとスコールを繰り返し、ずぶぬれになりながら匠くんが道具ひとつひとつを丁寧に洗っていました。やってみて分かることばかりですが、この片付けもかなり大変な仕事です。この大仕事にありがとうという気持ちでひとつひとつにお礼と感謝を込めて片付けています。(よ)


土間コン打ち

土間コン打ち。 2017年6月9日(金)

今日は先日の立ち上がりのコンクリートの枠の中にコンクリートを敷き詰める作業だ。この作業がクライマックスというか一番大変な作業でこれを乗り越えられたら一安心、そんな感じの作業。前回の立ち上がりを打った時の6倍の量のコンクリートを打つ事になるため、かなり本気で取り組まないと明るいうちに作業を終える事ができない・・・といった心構えで朝を迎えた。
土間コン打ち
朝9時にコンクリートミキサー車を手配。本日の作業人員は、カズさん、ホリモトさん、石巻からジョッキー、烏山からユウキちゃん、そしてよし子と僕。今日もミキサー車は道の入り口までなので前回と同じように 2tダンプで迎えに行く。そして地形上ダンプで降ろすのが困難であるため、シュート(滑り台のようなもの)を使ったり、ユンボを使ったりとコンクリートを打つ場所によっていろいろな方法でダンプから降ろす。
土間コン打ち
流し込んだコンクリートを平らにするのが得意なホリモトさん、両手にコテを持って大きなストロークでシャーシャーと。他のみんなもこれでもかというくらいのフルパワー。
しかし、途中ミキサー車からダンプで運ぶ回数と残りのコンクリの量を考えると明るいうちに打てるかが心配になってきてしまった。するとその時コンクリート屋さんが3人現場に登場。最初は珍しい現場でも見に来ただけかと思っていたら、なななんと、みんなで作業を手伝ってくれた。
土間コン打ち
知っている人は多いだろうが、コンクリートはすごく水を多く練っても、時間が経つとすぐに固まってしまうのだ。特に今日みたいな晴れの日は特に。「せっかくのコンクリートだから・・・」と、もっとこうしたら良いなど的確なアドバイスを頂いた。
日が落ちて、まだなんとか見える・・・そんな感じの中で「あとちょっと・・・」と最後の慣らしを続ける。そしてダンプやその他コンクリートがついた道具などを洗い落とす作業は、車のライトを付けて暗い中行った。本当にギリギリ、なんとか今日中にコンクリートを打つ作業を終わらせる事ができたのである。(匠)


鉄筋を組む

鉄筋を組む。 2017年6月8日(木)

明日コンクリートを打つための準備として、一面に鉄筋を敷き詰める作業です。通称メッシュと呼ばれる鉄筋の網を敷き詰め、ピンコロと呼ばれる小さなコンクリートブロックを入れて少し浮かせてワイヤーで一枚一枚を繋ぎます。はみ出るところは切って調整、ピンコロが足りないので同じくらいの大きさの石を入れて代用します。
「この鉄をこれくらいの長さに切っておいて。」「はい。」道具を借りて鉄を切ります。毎日経験したことのないことばかりです。こうやって基礎工事って進めていくのか、と現場で学ぶこと然り。カズさんから急遽明日の作業に人員が必要だと告げられ焦っています。(よ)


型枠外し

コンクリート打ち、型枠外し。 2017年6月7日(水)

コンクリートを打ってから1日半、ほぼ固まったコンクリートから型枠を外す作業。これは簡単な作業なので僕とよし子の2人でコツコツと。型枠は奇麗に外れ、ひとつひとつの型枠を外す度に「おおぉ〜」と。
明日のカズさん睦美ちゃんの作業ができるだけスムーズにスタートできるように準備。(匠)


ミキサー車到着

基礎コンクリート打ち、立ち上がり 2017年6月6日(火)

朝10時、コンクリートミキサー車が道の入り口に到着。先週の砂利敷きと一緒で大きな車はやはり道の入り口までしか入ってこられない。ので2tダンプに一度生コンを入れて、家まで約1km運び人力で降ろす。結構労力がかかる作業だ。
ダンプで家まで運ぶ
生コンを降ろすのはカズさん、睦美ちゃん、よし子、僕ともに大忙し(よって、降ろしているところの写真無し)。その間コンクリート屋さんには道で待機しててもらう。
レベラーを撹拌するよし子
今回は3往復で立ち上がりの部分にコンクリートを流し込む事ができた。最後はレベラーという、かなり液体に近いドロドロのセメントを流し込むと、立ち上がりのレベルが全て均等に揃うという優れものをで仕上げ。
レベラーを流し込む
型枠の設置、コンクリート打ちなどなど、何から何までビックリするほど手際がよく、そして先人たちの知恵が詰まった道具など、その使い方を見たり使ったりすると感心するばかりだ。三春町から2時間かけてほぼ毎日やってきてくれるカズさん睦美ちゃんに感謝感謝。(匠)


出発

長瀞(ながとろ) 2017年6月3〜4

工房の基礎工事の最中、少し時間を頂いて埼玉県の長瀞にて行われた四万十塾の飛び豆イベントツアーに参加した。いい季節だという事もあり、長瀞名物のライン下りで和船に乗っている人や、ラフトボートに乗っている人、カヤックで川下りしている人などなど川の上も交通量多し。
水に乗る
ツアーでは新しい仲間たちと出会えた事に感謝すると共に、僕たちにとっては久々のホワイトウォーターだった事もあり刺激をうけたりと、色々な事を感じた長瀞であった。
長瀞は長瀞川ではなく荒川という川。東京を流れる荒川や隅田川の上流にあたる1部分のことを長瀞と呼ぶのである。
水に乗る
ツアーが終わって帰路の途中、毎年8月に行っている広島太田川でのイベント「水の祈り」に向けて水を汲み福島に戻った。途中もらった色々なメッセージを組み合わせると、僕たちは水を運ぶという行為がどれだけ重たいことなのかという事をはっきりと実感した。「この世の中は、この世もあの世も無く、全部この世なんです。」という昨年の10月に聞いた石垣さんの話を思い出した。
水を汲む
自分たちの身体の事、そして自分たちが行っている行為、それが何なのか、もう一度しっかりと自分で感じなさいと方向を修正されたような気分。荒川で荒治療を受けたそんな気持ちの今日の僕だ。 (よ)

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