入院

更新をする感じにならなかったので、写真とひと言  2016年3月31日(木)

元気無さそうな顔。3月下旬、人生初入院。

キッチンまわりの戸棚
キッチンまわりの戸棚を作る。

階段下のスペースを有効に。
階段の下のデッドスペースは収納できるように。


石組み開始

なぜ原子力発電所を作ってはいけないのか。  2016年3月11日(金)

5年が経った。まだ苦しんでいる人がいる。しつこいと言われるかもしれないが、もう一度原子力エネルギーを扱う事に関して、きちっと物事を考えてみたいと思う。
まず、僕は東日本大震災においてみんなが口にする「風評被害」という言葉、この言葉を使っているということは、誰かに塗り包まれた物事の上で話をしているだけでしかないと感じるのは僕だけであろうか?世間のデマや噂などによって起る経済的もしくは精神的な被害、のことを言っているのだと思うが、デマや噂というが本当にそうなのだろうか?僕は違うと思う。実際に食品放射能検査をして「国の基準以下です。」と言われても国の基準というものが100ベクレルという数字なのだから極端な話し99ベクレルだったら食べても大丈夫という事で「国の基準以下」としてスーパーに並んでいる訳だ。「99ベクレル以下は考えてはいけません、私の言っている事は正しいからそれに従いなさい」と、311以前に「原発は絶対に安全です。私の言っている事は正しいからそれに従いなさい」と話していた人達が言っている。「風評被害」という言葉は国が言っているそれを鵜呑みにしている人だけが使える言葉だ。これは被災した人、そうでない人、経済的打撃を受けている人、そうでない人含めて。では本来ならはどうするべきなのだろうか?本来ならば食品放射能検査をしたのであればその数字(正確には検出下限値も合わせて)を表示し「この魚は30ベクレルなので食べても安心です」とスーパーに並び、消費者それぞれがその情報を元にして購入するか否かを決めるべきである。1ベクレルも口にしたくない人が実際にいるのだから彼らの意見を尊重するのはあたりまえの事だろう。しかしそんなあたりまえの事ができるだろうか?答えはNO、できない。そんな事をもししたら絶対に商品を販売する事などできないし、失業・自殺、負のスパイラルに陥る事が分かっているからだ。この社会は正直に物事を伝える事ができない、伝える事が理にかなっていない社会なのだ。この「できない」という答えがとても重要なのである。
次に原子力発電所側で働く人達の立場に立って考えてみよう。毎月のようにニュースで小出しにしてくる原発関連の不祥事、先日は東電が311の2日後にはメルトダウンした事が判明していたにもかかわらず、それを認め発表したのは2ヶ月後だったというニュース。とんでもないニュースがラジオからさらっと流れ、すぐ次のニュースへ・・・こんな日々の繰り返しだ。事故後のさまざまな隠蔽、さかのぼればきりがないほどのウソや報告遅れ、報告漏れがあったことはみんな覚えているだろう。ここで考えるべき事は「なぜ隠すのか?なぜ嘘をつくのか?」という事である。もし正直者の集まりが東電で働いていたらそんな事にならなかったのか?そんな事ないだろう。311直後の事を言えば、今まで大丈夫、大丈夫、言って住民を安心させて原発を誘致してここまでやってきた事、言ってきた事、自分の家族の事、会社の事を考えたらすぐに機械みたいに本当の事を言えるだろうか?「原発、やっぱダメでした」とただ目の前で起っている本当の事を言えば、会社や国から馬鹿野郎と言われ、住民からも嘘つき野郎と言われる。人間だったら色々な事が頭を渦巻いている中、何を口にするべきかを考えるだろう。自分にとって都合の悪い事をベラベラしゃべる人間がいるだろうか?そんな馬鹿正直がいたら本当の馬鹿だろう。原発機関や政府に「何か起ったらすぐに情報を正直に話してください」と訴える事は「馬鹿正直になってください」と言う事を同じ事なのだ。という事をふまえて、原発に関してすぐに正しい情報が発表されるということがあるだろうか?答えはNO、あり得ない。そして「この「あり得ない」という答えがやはりとても重要なのである。
いま、2つの絶対的なNOを示したがもう1つのNOがある。核燃料廃棄物の行き場である。その廃棄物であるプルトニウムの放射能が無くなるまで10万年。この笑うしかない年数を本気で何とかしようとしている人達がいるのだが、」どこに自分が住んでいる地域にだったら埋めても良いよと言う人がいるだろう?自分はもうすぐ死ぬから自分の土地に埋めても良いよという話しではない。今生きている人間だけでは行き先を決められない物質、宇宙人が侵略してきたみたいにいきなり現れたのではなく、人間がそれを承知の上でわざわざ作った物質が目の前にあるのである。放射性廃棄物を最終処分する場所を決める事など人間にはできる訳がない、絶対にできないのである。
以上の3つのNOという絶対的な人間の行動と思考を示したが、勘違いしないで頂きたいのはこれは僕の意見ではないという事だ。311で初めて分かった事でもないし、良い人も悪い人も大人も子供も全ての人間が気持ち良く死んでいく事を前提にした人間の絶対的な答えであるという事だ。
この事を、よく原発関連の議論で出てきがちな、原発は制御できるかどうか?という議題と同じレベルで話し合いをしてはいけない。今人々が議論し合っている原発は人の手に負えるかとか安全かとか、代替エネルーギーの話しとか、そういうのと同じ机で話してはいけないのである。それらの議論をする前に順序立てて上記の事を認識しなけらばならないし、という事を示す能力と賢さをいま僕たちは身につけなければいけないと実感している。
311の後、とても辛い思いをされた方々がまだ沢山いるのを感じている中、不謹慎であると思いながら「これでやっと原発が無くなる・・・」と思ったのは僕だけではないだろう。しかし無くならなかった。いま政府は原発を再稼働させようと必死になっている。(これは日本の原発を海外に売るためのショールームという事実はみんな気付いているだろうか?「この製品は本当に良い物ですよ〜僕の所では危ないから使っていないけれどね。」じゃ売れない。この話しは本題から少しズレてしまうのでこれくらいに。)原発を推進する人は、推進する理由を持っている。僕たちにとっては馬鹿げた理由ではあるのだが、それが世間を巻き込む力を持っているのが事実だ。僕たちは原発を作ってはいけないという理由をしっかりと言葉にして持つべきであり、持たなくてはいけない。原発は良くないのは分かっているのだけれど、あたりまえすぎて言葉にすると曖昧になてしまう、ではいけないのだ。
いま僕たちが思うべき、考えるべき、行動するべき事は、子供でも分かる絶対的な人間の原子力の使用禁止だ。大げさに聞こえるかも知らないが、それなくして原発を作ってはいけない理由とはならないのである。放射能の数字や単位、化学式を知らなくても、それが人体に与える影響とか、そんな難しい話しをしなくても、僕たちは自信を持ってはっきりとした答えを持てるのである。(匠)


石組み開始

石組み開始。  2016年3月5日(土)

整地をしていると次から次へと大きな石が地面から出てくる。ここ、はからめランドの住所は「塙町(はなわまち)」という。この「塙」という漢字を辞書で調べると「山の突き出た所。小高い所。 石の多いやせ地。 かたい。かたい土。」といった言葉が出てくる。まさにその通りで、町の人に聞くと土建屋さんが仕事をするのを嫌う町だという。地名というのは時代を超えて後世に伝わって行く大きなもの。合併、合併で失われて行く地名が黙って語り継いできたものの事を思う。
ところで、石を掘ったは良いけれど、次はその石をどこに持って行くかを決めなければならない。そこで僕は石を組んで石垣を作る事をずーっと考えていたのだが、なかなか作業に取りかかれていなかった。なぜなら冬の間の雪や霜で土がグチャグチャで作業に向いていなかったからだ。
石組み開始そんな今日その最初の一歩を踏み出すタイミングがやってきたした。先日の3月3日で小犯土が明けて、今日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。暖かくなってきたので虫たちが表に出てくる頃、僕も表に出て作業開始って訳だ。
ユンボ君のエンジンを始動、そして関節にグリスを差して「今日もよろしく」とひと言。とにかく思いを持って1つ石を動かせば、1つ何かが進む。やるかやらないか、ただそれだけなのだ。しかしこの石、人間の力ではピクリとも動かす事ができないほど大きく重たく、ユンボで持ち上げる事ができないものヘビー級も沢山あるのがつらい。ハイド盤(腕の部分じゃなくて、地面近くの土をドサーっと押していくパーツ)を使って何とか押すだけはできるといったような石がゴロゴロしている。土を除けて石を積み上げの繰り返し。残念ながら、日本各地のお城の石組みを思うと「ナンダコリャ」って誰もが思う見た目の組み方しかできない。納得いくかどうか・・・今回はそれは考えず前に進むしかないのだ。「これでいいのだ」と何回自分に言い聞かせた事か。(匠)


ソーラーパネルの設置

ソーラーパネルの設置。  2016年3月3日(木)

なかなか設置できずにいたソーラー発電のシステムを組みはじめた。暖かくなってきたなと思ったので作業を開始したのだが、作業をしはじめると太陽は雲に隠れ、冷たい風が吹いてきて、寂しい事に鼻水をたらしながらの作業となった。こんな日はやめたらいいのにと自分でも思うのだけれど道具や機材を一旦屋根に上げてしまったからこのタイミングでやっちゃおうと。
しかし気持ちの勢いはあったのだが、寒い中での作業は良くないという事が結果として出てしまった。配線を繋ぎ急いでしまい充放電コントローラーのパーツを焼いてしまった。後からゆっくり考えればその失敗はなかったのにぃ・・・と悔しい思いがしばらく身体から抜けなかった。
ひーさーと柚子
夕方、常総市で支援活動している仲間、ひーさーが放射能測定のための検体を持ってきがてら訪ねてくれた。先週、僕が常総に行った時に会ったので久しぶりではないのだが、ひーさーと話していると深い話しがもっと深く、そして興味深い話しとなる。あまり深く話すと浮かんでくるのがまた時間かかるから、深く潜れないようにお酒を飲む(何だその言い訳は)。ひーさーと話していたらコントローラーを壊してしまったショックが和らいでちょっと良かった。もしかしたらそのために来てくれたのかひーさーは?いや、放射能測定をしにきたのだ。何を計ったのかやその結果はオープンジャパンのWEBサイトで公開しているので興味のある方は覗いてみてちょ。
関係ないけれど先週ひーさーから漫画を借りた。僕もよし子も昨日までに読み終わった漫画、そのタイトルは「ヤマタイカ」というもの。ここで何か僕が言うよりもグーグルで検索アマゾンで購入 が早いかな。とんでもない漫画だけれどとんでもありたい漫画である。(匠)


関連サイト OPEN JAPANのサイト

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