カレンダー発売

中秋の名月 カレンダー発売  2015年9月27日(日)

雲一つないきれいな夜空に月が輝いている。鹿沼市から福島にイマちゃんを連れて戻り2日が経った。朝、イマちゃんを長距離バスのターミナルまで送る。鹿沼市でもみんなのために動いていたイマちゃんは、はからめランドでもキッチンに立ってくれたり、片付けを手伝ってくれた。ありがとうイマちゃん。
今日はバタバタしていながらも一応「はからめ月のカレンダー2016」「はからめ月の手帳2016」「ムーンサークルカレンダー2016」の発売日である。おめでとう、ありがとう。
待ってくれていた方々、お待たせ。とは言いながら、被災地支援に時間を使った影響でメール発信などが遅れてしまい、迷惑をかけている部分もあり。ちゃんとした発売に向けて今いろいろと準備しているので、少し気長に待って頂けると幸いだ。という訳で今年も年末に向かって走るジェットコースターがスタートだ。(匠)


加園地域の方々と

鹿沼市 DAY10  2015年9月24日(木)

助さんと岐阜のトオルさんが長野で開催していた福島子ども保養キャンプより戻ってきました。今日で鹿沼市での私たちの活動を終え、私たちは福島に、クロさん助さん岐阜のトオルさんは常総市へと向かいます。拠点として使わせていただいた鹿沼市加園生活改善センターを大掃除、自治会長さん、管理人さんにご挨拶、加園小学校校長先生にご挨拶。崩れた土砂から運び出した丸太をチェーンソーで加工し子どもたちのための椅子を仕上げて寄贈しました。その後鹿沼市ボランティアセンターに向かい、センター長、社協の方々にご挨拶をして、それぞれみんな次の目的地に出発しました。
出発の準備
食材支援としてフタバフルーツさんから本日バナナが二箱届きました。私たちの鹿沼市での活動は今日で一旦終了となりますが、鹿沼市のボランティアセンターはまだ継続して活動を続けて行きます。一箱を鹿沼市ボランティアセンターに、もう一箱は仲間が活動している常総市へと運んでもらいます。わたしたちの仲間には技術系ボランティアたちが多くいます。チェーンソーやユンボ、ダンプなどを使って、個人ではできない作業をやっていきます。現場にいち早く足を運び、現地コーディネーターとして動く活動部隊もいます。ボランティアというと自己完結というスタイルでみなさんのぞみます。自分たちの生活(食事と寝る所)は自分でなんとかしながら道具も自分たちで持参して被災した方々のために働くというスタイルです。 鹿沼市に入って二日目からわたしたちはボランティアを支援する立場にまわりました。技術のある彼らがスムーズに活動できるようにサポートすることが10日間という限られた時間の中で自分たちのできることだと判断したためです。
加園小学校を後に
現場とボランティアを統率してくれた日本財団の黒澤司さん、いちはやく拠点を作ってくれたオープンジャパンの助さんこと吉村誠司さん、 全国各地から集まってくれた技術系ボランティアDRTのみなさん、オープンジャパン、カヌーイストの友人たち、RQの仲間たち、食材支援としてみんなを支えてくれた方々、他、みなさんの力で町と人に元気がよみがえりつつあります。
バナナのご支援ありがとうございます。
ともに生活改善センターで活動していたイマちゃんからのレポートです。

「何処にいても、何をしていても日々の暮らしの中で得た事、感じている事が行動となってあらわれてきます。それが良い事か悪い事かの判断は、自分自身の状況やまわりの反応で変化しますが、自分だけ良ければ良い、或はまわりの人が幸せであれば良いと言う世界にはどこか無理が生じて来ているように思います。自分や他人の感情に振り回されず、より良く生きて行くためにどうすればいいかを考え、語り合う時間や仲間の存在が私には大切で必要だと思いながら4日間をすごしました。
特別なことはなにもできませんが、生活改善していこうとおもっています。声をかけてくださった月とカヌーの匠くんよし子ちゃん、受け入れてくださった黒さん、助さんをはじめボランティアでかけつけてくださった方々、支援物資を送ってくださった方々、おくりだしてくれた和歌山の仲間に感謝します。そして鹿沼で暮らす皆様にはまだ言葉がみつからないので、ことばがでてくるまで考えたいとおもいます。」(イマ)
鹿沼市ボランティアセンターを後に


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重機が入る現場とボランティア

鹿沼市 DAY9  2015年9月23日(水)

生活改善センター受け入れ最終日、今日もみんなでラジオ体操からスタートしました。現場が片付いて行くにつれだんだんみんなの笑顔が増えていきます。本日の現場は3カ所、府中本町の大工ニーズのあった家、加園地区ベース近くのいちご農家さん、加園小学校裏の水路の泥出しです。匠くんはみんなのエリアをまわり現場とベースを行き来しています。コーディネーターとして動いたり、リーダーがいない現場にリーダーをつくったり、道具を運んだり昼食を運んだり、現場の活動がしやすい環境を作っています。
夕方5時のボラセンのミーティングではセンター長小森さんが「鹿沼市のボランティアセンター、本日までに2549人のボランティアさんに参加していただきました。」 とおっしゃっていました。実際には直接自分たちで拠点を作ってそこに直接仲間が集結し活動するところもあるでしょうから、もっと多いとは思います。
各現場にてボランティア活動
生活改善センターのベースも本日までとなります。わたしたちが拠点とさせていただいていた加園地区での活動は本日で完了となりました。ここから先はボラセンを通して行政などに動いていただくことになります。助さんから現場を引き継いだタカさんは、毎日責任を持ってこのエリアをまわり、のべ700人近くのボランティアさんを受け入れていました。休み無く動き、今日で完了したのですっきりした様子です。
生活改善センター
ベースのボランティアさんひとりひとりを送り出して、だんだん人数が少なくなった生活改善センター。今夜は最後の夕食です。今日はイマちゃんもわたしもみんなと一緒にご飯を食べました。その後調理器具、食材の整理などをして、明日の朝食昼食用のおにぎりを作りました。今回ご支援いただいた食材のお陰で、ベースのみんなはいつも笑顔で健康に活動していました。現場を離れて買いに行かなくていい分、時間もお金も節約できます。仲間と一緒に食事をとることでいいチームワークで作業が進みます。怪我もなく事故も無く、生活改善センターのみんなは終止笑顔で力を惜しまず活動させていただきました。疲れた〜とは言っていても顔はいつも晴れやかでした。(よ)


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朝のタカさん

鹿沼市 DAY8  2015年9月22日(火)

本日のボランティアセンターの会議にはイマちゃんを誘って参加しました。他市のボラセンが閉鎖して行く中、まずはじめにセンター長より「運営会議で鹿沼市のボラセンは当分の間継続する」とのお話がありました。本日のボランティア参加者は、団体9、136人、個人376人、計536人が活動しました。
午前中のクロさん
ナース班から本日33件を訪問した際に気づいた事、感じた事などの報告がありました。夜眠れないという人がいるので見に行ってほしいと連絡のあったコミュニティーセンターを訪れたとのこと。そこには11名が避難しているそうです。下着や洋服などの物資はほとんど必要ないと思われ、話を聞いてあげるボランティアさんが必要だと感じていると言っていました。
ベースのキッチン
先日ボラセンで会ってベースに連れて来たコニタン、帰らずにここで活動してくれています。名古屋のスギちゃんも今夜で二日目、毎晩明日は出発するから、と言いながら今夜もキッチンで立ち長話。かつての南境生活センターを思い出します。
作業現場にて
南境生活センターの仲間だった阿部ちゃんふみえちゃんご夫妻から差し入れが届きました。石巻のくじら缶とさんま缶、ビーフジャーキーなどなど。冷蔵庫のないこのキッチン、みんなお肉やお魚がとても嬉しかったようです。石巻の仲間も多く活動しているので、阿部ちゃんたちの差し入れをとても喜んでいました。どうもありがとうございます。(よ)
その蔵
豪雨から約10日、昨日初めて自宅の蔵を開いたら水浸しになっていた事に気付いたお宅があった。なんでもっと早く開けなかったのだろうと思うのだが、家の方に話しを聞いてみると、当日入り口には水がかぶっていなかったとの事。
そのお宅、今日はご親戚みんなで蔵の中の荷物出し、乾かし、拭いたりなどなど。ちょうどお隣に入ってもらっていたボランティアさんの手が空いたので早速手伝って頂く事になった。蔵の中に入れさせてもらうと1m近く階段を下りるような構造になっていた。「今までに経験した事のない事」これが世界中あちらこちらで起っている。(匠)


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朝集まったボランティアの皆さん

鹿沼市 DAY7  2015年9月21日(月)

毎日多くのボランティアさんがやってきています。生活改善センターの朝はラジオ体操からスタート、7時朝食、その後それぞれの活動へと向かいます。今朝からkopaさん、コーイチさんが参加、kopaさんは石巻で出会ったボランティア仲間、コーイチさんはこの場所から車で30分のところにお住まいのカヌー仲間です。お二人から事前に連絡をいただいていたのでお願いしたいものをお伝えして調達してきていただきました。ありがたいことです。
朝の風景・
ポラン広場さんがお米を送ってくれました。毎日100個以上のおにぎりを作っているのでありがたいです。
「お昼を忘れたボランティアさんがいるのですが…。」現場のコーディネーターから連絡が入りました。本日ボラセンから派遣してもらった日帰りボランティアさんが昼食を持って来なかったのでどうしようかという相談です。「こちらで用意します。」 現場に来て現場からバスで帰る日帰りボランティアさんは昼食持参で活動してもらうのが基本なのですが、はじめての経験、いろいろ装備や準備が足りない人たちもいます。わたしたちのチームのコーディネーターが買いに行く話になりかかりましたが、そういうときこそ現場の作業を円滑に進めるためにわたしたちができることがあります。「何人分ですか?」「7人です…。」「大丈夫です、すぐ用意します。」
何が起こるかわからないので常に多めに準備しています。現場では予定外のことにも対応していけるようにしていくことが大切です。
ボランティアの力
今日も暑い一日でした。いちご農家さんのビニールハウスの泥出し作業はかなりの暑さだったようで、女性一名が気分が悪くなったとのこと、ベースで休んでもらいました。横になって頭を冷やして寝てもらったら状態が戻ったようです。本日この地区では宇都宮高校野球部から19名、他40名のみなさんががんばってくれました。作業終了後、山形のギャラリー迦哩迦さんでいただいたスイカ2つを切ってみなさんのところをまわりました。体調管理には充分気をつけてのぞんでいくことが大切です。毎日新鮮なお野菜のお陰でベースのみんなは元気に活動しています。(よ)
ボランティアの力
今日のニーズ対応はベースの付近加園地区の数件と、ベースから2,30分離れたところにある富岡地区現場に別れた。1週間近くお世話になっている加園地区では、地域の方々とも顔見知りになり1日に何度か行われている道端会議にも参加したりするほど。
それと、昨日のミーティングで富岡地区から上がってきた被害が大きかったニーズを1件、こちらで受ける事になった。現場を見に行くと築150年の川沿いの民家で、豪雨当日は家の周り(家の中も)が川の本流になってしまったであろう爪痕が残されている。豪雨から10日近く経った今日もご家族とご親族の方々5名で復旧作業をしていた。最初に思ったのは「先が見えない。」のひと言。
その現場に今日から日本財団黒沢さんの周りに全国から集まってきたツワモノタチチーム「DRT JAPAN(Disaster Relief Teamの略)」が入る事になった。重機やダンプなどの運転、チェーンソーなどの機械類を自由に使いこなしたり、大工さん他、あらゆる専門職が集まった仲間たち、それがDRT JAPAN。機械の話しをしはじめると活き活きしてるなぁと感じるそんな方々だ。(何となく分かるでしょ。)
車で走りながら僕たちが受け持っている現場を回り、必要な物を必要なところへ。その1日に気持ちを集中してやってくるボランティアさんの凄く大きなエネルギー。その大切なエネルギーを大切にしながら上手に流すために、作業場所、活動内容、必要な道具、気持ちの持ち方などなど、前日から考えて準備をする現場のコーディネーター、包丁研ぎのタカさん(今回は包丁を研いでいる時間なし)や、一緒に動いているコバケンさん他、本当に大変なお役目である。みんなみんないつもいつもおつかれさま、ありがとう。(匠)


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朝集まったボランティアの皆さん

鹿沼市 DAY6  2015年9月20日(日)

本日は晴天、昨日は熱射病になったボランティアさんがいたとの報告が会議で出ていました。ボランティアさんのための水分補給といただいたみかん持参でのぞみます。
今日の作業は小学校裏の土砂崩れのあった現場、重機使いのDRTチームは歌麿会というトラックチームとGAKUBO20人との作業です。タカさん率いるボラセンからの団体ボランティアチームはベース周辺の民家の家回りの泥掃除です。カヌー仲間ユウキくん&マユ登場。ユウキくんはトラックチームと、マユは民家に入ってもらいます。
GAKUBOの活躍
日に日にベースが賑やかになっていきます。行き交う人も増え、やることも増えて行きます。団体ボランティアさんたちのお昼休憩所として昼は車を移動して駐車場を使用。トイレ、着替え、もろもろいろいろ対応しています。空いているネコ(一輪車)をかしてほしい、軍手をかしてほしい、風邪っぽいから薬がほしいなど要望も多数でした。風邪のひき始めと言っている学生さんには持っていた梅肉エキスとシソジュースを飲んでもらってベースで休んでもらうよう促します。お昼は現場が離れているため言われた人数分を作ってデリバリー、「トラック野郎のチームだから多めに。」「こっちは学生、女子二人。」どんどん忙しくなるキッチンに助っ人参上です。和歌山県サ行研究所よりイマちゃんが来てくれました。イマちゃんは石巻でもベースを守ってくれた頼りになる女性です。生活センターズから生活改善センターズに仲間入り、ありがたいことです。
ボランティアの力
わたしがボランティア活動で学んだことの中に、「人の手を借りる」ということがあります。大変な状態を無理してひとりでやりきろうとするよりも、一緒にやってくれる仲間の力をかりること。今回も友人たちの力をかりています。自分で用意が大変な分の食材、ひとりで調理が大変なときの助っ人。そして彼らを支えてくれる彼らの仲間たち。ひとりよりも二人、二人よりも三人、そうやってたくさんの力で町も人も再生していくのだと学びました。サ行さんでイマちゃんを送り出してくれたミカリン、持たせてくれたヒヨリパンとコーヒー豆、和歌山のみなさんありがとうございます!
同じく石巻ボランティア仲間でカヌー仲間でもあるトコちゃんからお野菜が届きました。使いやすいように様々な種類を選んでくださってありがたいです。ボラセンの会議後にカボチャとブロッコリーを一口サイズに調理して差し入れしました。疲れやイライラには緑黄色野菜がグッドメディシン、センター長にも喜んでいただけました。
同じ志
今日からミーティング時間が夕方5時スタートになりました。ベースに来ている広島大学の学生5名を連れて参加してきました。資材班から「タオルはもうたくさん集まっているので止めたい。」、総務班からはボランティアの駐車場の確保の問題、本日から発足したナース班は報告表から必要と思われる所へ出向き心配事を抱えている方のお話を聞いていくとのこと。毎日革新改善しているボラセン会議です。
昨日のミーティングで大工ニーズがあれば支援に入れるとのことをシェアしたところ、かなりのニーズがあり本日棟梁平沢さんに三件まわってもらいました。プロの大工はさすがです。かなり素早く作業が進み大変喜ばれたとのこと。明日もボラセン経由で大工ニーズのあったところに入ってもらいます。
生活改善センターに集まった仲間たち
ボラセン会議後、牡鹿半島でボランティアをしていたコニタン&長谷川さんに会いました。本日日光で活動していたそうで、情報交換のためにベースに誘いました。一緒に食事をとりながら日光市の現状を聞きます。テラセン桑原さんがクロさんを訪ねてきました。今日は栃木県藤岡というエリアで活動していたとのこと。外出しているクロさんを待ちながらみんなで情報をシェアをします。広島大学の学生には災害ボランティアの現場と諸先輩たちから学ぶ事レクチャー。現場で動ける次の世代を育てる、も活動していく上で必要な事だと感じています。 (よ)

活動を支援して下さっている方々
・とこさん&お母さん
ありがとうございます。


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ボランティアにしかできない事

鹿沼市 DAY5  2015年9月19日(土)

毎夜毎朝人がやってきます。ボランティアさん、地元の人、そして宅急便。
今朝は6時から動きだしました。その日によって毎日が現場対応、順応性と敏速性が重視されます。泥に浸かった畳をあげ、床下の泥を出して運ぶ作業、庭先の泥かき、畑のヘドロ出し等、多くのボランティアさんたちに動いていただいています。この地区を担当しているタカさんは本日133名のボランティアをコーディネートして一気に作業を進めました。
人の力
クロさん率いるDRTチームは重機を使って泥をよせて運び出します。今日はお天気がよいので作業は順調ですが、外作業の日陰を見つけるのに一苦労。飲み物や休憩ポイントとしてはからめ号のオーニングを出して拠点を設置しました。シルバーウィークの始まりとあってボランティアの規模も大きく、今日は団体ボランティアさんのお昼休憩にベースを使用していただくことになりました。作業で汚れている人のために木陰にブルーシートを敷いたら「お花見みたいだね。」「見ているだけで楽しいね。」とすし詰状態の休憩にも笑顔が見らる現場です。
いろいろな形の支援
本日、オーガニック野菜などの宅配を行っている「ポラン広場」さんから食材と調味料が届きました。いろいろ考えて送ってくださったんだと思えるような調味料とお野菜に心が癒されました。手持ちの調味料が尽きたのでとてもありがたいです。有機食材を扱かっているポラン広場さん。安心安全、そして被災地への支援の思いやりの品々、大切に使わせていただきます。基本的には日帰りボランティアさんや短期ボランティアさんは自分で食事を準備してきますが、長期ボランティア、現場はりつきで買いに行く余裕のないボランティアさんたちの作業効率と健康を保つためにベースで食事を作っています。ありがたい食材たちをつながりの中で手配してくれた友人平太くんに感謝です。平太くんは「Peace Deli」というケータリングをオーガナイズしています。石巻のときも大変お世話になりました。
明日のための時間
愛媛県松山市のサンマルシェさんからみかんが届きました。今日作業している現場ボランティアさんたち、そしてボラセンの夕方のミーティングに持っていって運営スタッフのみなさんにもお分けしたらとても喜んでいただけました。「ずっとカップラーメンなんで、ビタミンC嬉しいです!」との声を聞ききました。「こういう物資ありがたいですねぇ。」と緊迫していた会議で拍手がおこりました。平太くんはじめ、いのちある食をお届けくださっているみなさんに感謝です。(よ)

活動を支援して下さっている方々
オーガニッククロッシング さん
ポラン広場 さん
サンマルシェ さん
Peace Deli さん
ありがとうございます。


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生活改善センター朝の風景

鹿沼市 DAY4  2015年9月18日(金)

私の毎朝の日課、朝6時30 分のラジオ体操をここ二日間は雨のためキッチンでやっています。今日は隣の部屋で寝ているIVUSA女子大生が「一緒にやりたいです!」と起きてきました。その流れのまま朝食作りを手伝ってもらい一日がスタート。今日の活動は資材調達チームとこの地域周辺の民家の泥出し作業です。お昼はみんながベースに戻るとのこと、朝食後すぐにご飯を炊いておにぎりを握ったり、握らなかったり。(おにぎらずを作りました…。)お米が尽きたと思ったら長岡からボンさんが登場、手にお米を抱えています。ありがたいです。野菜が尽きたら友人でぐっちゃんから荷物が届きました。彼は兵庫県で「オーガニッククロッシング」というオーガニックの八百屋さんをやっています。雨続きではありますが、こころのこもったありがたい食材に囲まれて心晴れやかです。夕食を作っていると扉が開き、「何か手伝うことありませんか?」と女性が入ってきました。「今うちの泥出しやってもらっていて、1人じゃできないからほんと助かります。みんな夕飯どうするの?って聞いたら奥さんがひとりで作っているって聞いたから手伝いにきましたよ。」と嬉しいお言葉が。さっそくでぐっちゃんのお野菜を切ってもらい、その野菜を送ってくれた友人の話をしていると「うちもかばちゃ作っていたんだけど流されちゃってね〜、」「とうがん持って行きますか?すだちもあります。」「すだちなんて滅多にね〜。うれしいわぁ!」キラキラした野菜たちをお分けして「困った事があったら何でも聞いてね。」と帰られて行きました。ベースの中にいてもこうしてご近所さまとのコミュニケーションが生まれ、ちょこちょこと人が訪れるような雰囲気になってきました。生活改善センター
夕食を早めに作って夕方6時のミーティングに参加しました。県外から来てくれた経験者の方々のお陰でボラセンの会議もだんだん機能的になってきたような印象です。ボラセンは本日も雨のためボランティアの受け入れは休止していましたが、40名ほどの方が来てくれたとのことです。明日は受け入れ予定11団体140名の予定で活動とのこと。わたしたちのエリアでも大型バスのボランティアを受け入れる予定でいます。(よ)
駐車場を復活させる
「水は正直だなぁ・・・」とポロッと口にしたのはカヌー乗りの黒沢司さん。僕たちがベースにしている駐車場は水に浸かりドロドロになった上に、雨の中の車の出入りも多いためヌカルんでグチャグチャ。その駐車場に溜まった水を側溝に流すために水が流れる道を作ってくれた大工の平沢さん。あたりまえだが水は高いところから低いところに流れる。もし流れなかったら間違っているのは水ではなく自分だ。水は嘘をつかない。インディアンよりも嘘をつかない。そしていつも色々なことを教えてくれる。
今日はボラセンから作業現場までの道具の運搬。その後、水に浸かって使えなくなった金物屋さんの商品を処分なさるというので、修復資材として活用させてもらうために平沢さんと頂きにいった。そして連休に作業させてもらう地域にて、駐車場の泥をユンボで寄せてダンプで運び出しやすいように。ユンボはいつも乗っているのでその腕が役に立った。一方、包丁研ぎで有名なタカさんは、この地域のニーズ調査、そしてボランティアの人手を配分役目を担当してくれている。地図を片手に1件1件を訪ねて、被災状況や支援が必要かどうかなどを聞き取ってまわる。東日本大震災の時に石巻で支援活動中に知り合った、ボンさん、コバケンさんは、土のう袋に被災されたお宅周辺の泥を詰めてネコ(一輪車)で運搬する作業。黒さんの携帯にはひっきりなしに電話がかかってくる。明日からの連休に備えて多くのボランティアを受け入れる準備をみんなで進めている。(匠)


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生活改善センター

鹿沼市 DAY3 2015年9月17日(木)

本日は雨のため、鹿沼市でのボランティア受け入れは中止という告知になっています。雨でも来てくれたボランティアさんたちをどうすればいいか、という議題も昨日ミーティングであがっていました。生活改善センターズは「雨にも負けず風にも負けず」本日も活動を継続しています。連携をとりつつそれぞれが自己完結できる形で仕上げて次の現場へ入る仲間もいます。
わたしたちは拠点とさせていただく場所の準備をしています。自治会長さんと管理人さんにご挨拶、しばしの間こちらをベースとさせていただくために必要な道具の調達、掃除、帰ってくるボランティアさんたちの食事を作っていたら、あっという間に夜となりました。明日も雨天のためボラセンでの受け入れはないとのこと。こちらではつながりでやってくるボランティアたちが作業を継続予定です。
鹿沼市の被害の範囲も点在しており、まだまだ上がってくるニーズがあります。床の泥出し、玄関先、庭、畑等に入り込んだ土砂の片付けを個人で抱え込んでいる方や自分でやらなければならないと途方に暮れている方々がいます。重機を使って効率よくやれる現場と、手作業で丁寧にたくさんの人手を使ってやれる現場があります。町は機能しておりほとんどの道路は通れます。商店も開いています。でも川のそばの道や橋は通行止めのところもあります。土台からずれてしまった家もあります。「もう売り物にならないから処分したい…。」とあがってきた金物屋さんのニーズを聞き匠が明日現場に入ってくるとのこと。崩れた山の土砂で埋まったスケートリンク、跡形しかない河原の公園。すぐにとはいかないまでも、人の力で再生できるということを見て来た身としては何か力になれることをしたいと思います。雨の中びしょびしょで作業をしてきたみなさんにあたたかいご飯と安心して眠れる場所をつくる、が本日のわたしの作業でした。(よ)


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IDORジャパン大工チーム

鹿沼市 DAY2 2015年9月16日(水)

朝6:30、パーキングで目覚め、助さんと共にラジオ体操からスタートします。今日の現場に行く前に助さんに先日の米軍部隊と共に作業をしたという土砂が崩れた現場を案内してもらいました。それからその周辺をまわり小学校の校長先生にご挨拶をしてボラセンに到着、石巻仲間のタカさんと再会。話す間もなくクロさんから連絡で今日作業を共にする大工チームを迎えに行きます。
「ヒサシブリダネェー。How are you?」と笑顔で再会、元海兵隊員ロバートとその友人ジェイミー、凄腕大工さんチームです。そのまま昨日の現場に入り民家の補修、棟梁の平沢さんの指示で床のネダを補強し、板を張っていきます。ここの現場監督はクロさん、かつて石巻でそれぞれ単独で現場入りしていた強者たちと共同作業、無駄なく無理なくいいテンポで進みます。国際学生ボランティア団体IVUSAのアスカくん、サキちゃんも一緒です。午後には昨日畳を取りに戻ってくれた横浜の徳恩寺の融真さんが到着し、夕方前に畳を敷き終える事ができました。昨日到着したときの状態とは見違えるようです。みな仕事がはやい、そして的確です。もとの状態よりも住みやすくし工夫していました。
今できる事を
昨日からの現場で、テンポもやれることも分かってきたので今日はみんなの作業効率を上げるため、片付け作業の合間にお茶を入れたり食事を作ったりしました。ちょうど足利から川端さんがクロさんを訪ねてきたので一緒に食事をしながらご挨拶します。川端さんは石巻での湊中学校の炊き出し場に「みんなのとしょかん」を持って来てくれた方で、栃木県足利市の方です。現場では情報と人とのコミュニケーションが大切にされます。
畳を敷いたら良い感じ
「ボラセン立ち上げて6日目となりました。」センター長小森さんからの挨拶でスタート、毎夕6時にボラセンでミーティングがあります。本日のボランティア受付185名。
現場のニーズや報告以外、本日のテーマは来るシルバーウィークに訪れるであろうたくさんのボランティアさんの受け入れについて、それと高校生(未成年者)のボランティア受け入れの責任について、そして現場を経験したことのある運営スタッフの必要性でした。 一週間ともなると精神的にも肉体的にも疲労がたまってきます。なんとかみんなで協力してボラセンを回していかねばなりません。
明日の現場と、作業内容の打ち合わせ
なんと、助さんが拠点を見つけてくれました。「生活センターみたいな」との言葉通り、「生活改善センター」という名の畳敷きの公民館。とうとう先日見た夢が現実を帯びてきました。再びここでボランティア支援ベースが起動します。 (よ)


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泥が見えないところが多い

鹿沼市 DAY1 2015年9月15日(火)

14日夜明け前、はからめランドに到着。前日までお世話になったギャラリー迦哩迦でのワークショップを行っている最中に決めたのは、水害被災地へ向い10日間ほど支援活動を行うという事だ。今日は準備日で明日15日出発と決めた。水害被災地、何が必要か?何があれば動きがスムーズか?などなど少ない情報とまだ見ぬ現場を想像しながら車に道具や機材、食材を積んでいく。同時に10日ほど家を空けるので、電気埋設工事をした際に雨で途中になっていた掘った穴を埋める作業をユンボくんと一緒に。カレンダーの発売日を楽しみにしていた方(こんな早くにいるのかな?)、ちょっとだけ遅れてしまうけれどご了承くださいな。
床を剥がしたあと
15日、被災地に向かう途中の通り道、茨城県大子町でボランティア保険に入り、ヒューマンシールド神戸代表でオープンジャパン理事の助さんが入っている被災地、鹿沼市に向かった。夕方前に鹿沼市に入ると人々が日常の生活を送っているように見える。4年半前の津波の被災地の場合は町全体が同じように被害を受けていたのだが、ここ鹿沼市の被害はポイントポイントで被害を受けているといった感じだ。町中心部を流れる黒川の付近、そして市内に無数と流れる用水路や沢の近くの住宅が被害を受けている状況だ。
床板洗浄
助さんと合流し、早速仲間が作業をしている現場に向かう。着いた先は平屋建てで床上20cmほどの水をかぶってしまった、一人暮らしのおばあちゃんのお宅だ。作業をしているのは被災地にこの人あり日本財団の黒沢さん、そしてIVUSA(インターナショナル ボランティア ユニバーシティ スチューデント アソシエーションで「イヴューサ」)の学生たち、横浜徳恩寺のユウカンさんと仲間たち、そして棟梁と呼ばれている大工の平沢さん。平沢さんの指示で床を剥がし、高圧洗浄機で清掃し乾燥、床下の泥出し、消毒、床張り、畳敷きといった順序で作業を進める。今日は床剥がし洗浄まで、明日までには乾燥してくれている事にして作業を切り上げる。
社協ミーティング
夕方6時、鹿沼市社会福祉協議会(社協)内に立ち上がったボランティアセンター(ボラセン)にてミーティング。鹿沼市内各地の状況を把握し、明日に繋げる大切な時間。日本全国の社協の皆さんはボランティアセンターというものを立ち上げた事がない人達がほとんどだ。経験のない人達がゼロから手探りで立ち上げていくのはとても大変。なので、過去に経験を持っている人達が全国からサポートが入り、市内の人と市外の人が協力しながら1つの目標に向かって進んでいくのである。「過去にボランティアセンターの立ち上げに関わった人」という人が、年々増えているのは確かだだろう。
夜は助さんと街中にある「まちの駅」にて、色々な話しを聞かせてもらい、車の中の荷物を整理して車の中で寝た。(匠)


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ギャラリー迦哩迦でワークショップ

手帳作りワークショップとタロットリーディング 2015年9月10〜13日

10日、雨の降る中、山形市に向かって走る。途中いつもお世話になっているパン屋さん「Get Well Soon」、そしてお昼ご飯を久々に「銀河のほとり」。一番近い道通行止め、次に近い道通行止め、ここならばと選んだ道通行止め、ここがダメならあきらめるかと仙台近くまで大回りして通った道は片側通行で大渋滞、なかなか動かない列に2時間くらい根気よく並び山形市に着いたのは夜中の11時。明るいうちの到着を目指していたのだが・・・。渋滞にはまっている中、ラジオのニュースで鬼怒川の他、いくつもの河川が氾濫している事を聞いた。そして、来週の自分たちの予定を2人で調整しはじめた。
11日、今日から3日間、山形市のギャラリー迦哩迦にて手帳作りワークショップ(匠)と、タロットリーディング(よし子)を行う。タロットリーディングは3日間とも定員がうまり、よし子は朝11時から夕方までタロットタロット。僕は、はからめ月の手帳を自分でかがり綴じするワークショップを午後に1回。1日数人の参加者と一緒に折りの作業から縫い作業までを3日間。
ギャラリーだからあたりまえだと思うかもしれないが、本当に1つ1つ気持ちを込めて作られた「モノ」で包まれている空間、それがギャラリー迦哩迦である。オーナーである繁美さんは素敵で不思議で凄い方だ。口で説明するのが難しいのだが、僕は繁美さんと一緒に過ごす一瞬一瞬を勉強させてもらっているように感じたりする。気持ちよく生きていくための勉強、といったところか。
まだまだ未熟なワークショップの内容にも関わらず「また来年もぜひやりましょうね。」と言って下さったのがとても嬉しかった。(匠)


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電気工事

電気開通、壁貼り開始 2015年9月6〜8日

建築中の建物内に張り巡らされた電気の線に、電柱から引き込み工事を行ってもらった。これによって電気のコンセントが全て使える事に。いままで延長コードを繋げて繋げて使っていた電動工具などが、これからは近くにあるコンセントにブスっと刺し込むだけで使えるようになった。電圧もいい感じ。嬉しい。次なる作業は内壁張りだ。まずは天井から。上を向きながらの作業は腕と腰と首が痛くなる。電気のコードを釘で打ち抜かないように気をつけながら作業を進めて行く。
外は雨、雨が降っていても中で作業ができるのがまた嬉しい。
「一日も雨が降らない日がない・・・」と昨年も感じた覚えがある。外国ではよく耳にする「雨期」ってヤツが日本にも出現したのではないかと思ってしまうほどだ。(匠)


ムーンサークルカレンダー2016

moon circle calendar2016 2015年9月5日(土)

来年のカレンダーが刷り上がりました。ここ数日「moon circle calendar2016」の包装をしています。昨年までとトーンを変えて新色で完成、ロゴも「はからめ」から「月とカヌー」になりました。サイズはこれまでと同様仕様なのですが、パッケージのサイズが縦長になったため、布をちょうどいいサイズに折りたたみ、説明書も折り込んで自分たちで袋詰めをしています。かなり地道な作業ですが、完成したもの一枚一枚をたたんで封をしていく工程がとても愛おしく感じられます。おひとりおひとりのお手元に届くことをイメージすると、このひとつひとつの作業がとてもありがたい、そんな気持ちにさせてくれます。この商品はLitte Eagleさんとのコラボ作品です。つながりのある中でもの作りをさせていただけることはとても嬉しいこと、そしてその中から生まれてきたものは、使ってくれる人たちとの次へのつながりを育んでくれるのではないかとワクワクしています。今年の夏はLittle Eagleさんと一緒に広島で時間を過ごさせていただきました。ハワイアンムーンカレンダーをベースとしているこの布製のカレンダー、2016年版は月の満ち欠けと一年間の暦に、空高く舞うイーグルと水辺にたたずむカヌーのイラストがあしらわれています。
はからめ月のカレンダーと同じ9月27日(仲秋の名月)発売予定ですが、今週11日から開催される「ギャラリー迦哩迦」での月とカヌーのワークショップでもお披露目させていただきます。今回「ギャラリー迦哩迦」さんでは月の手帳作りとタロットリーディングを開催させていただきます。タロットはありがたいことに三日間とも予約でいっぱいになりましたが、月の手帳作りは若干名ご参加可能、山形市にある素敵なギャラリーカフェです。お近くの方、是非お立ち寄りください。(よ)


関連サイト リトルイーグル ・ ギャラリー迦哩迦


天狗橋という橋

雨、雨、雨。  2015年9月2日(水)

9月になりました。毎日雨が降り続いています。
久しぶりに山を下りて鮫川村、古殿町、いわき市へ行ってきました。鮫川村は放射性物質の指定廃棄物焼却炉の建設で話題になった村でもあります。私たちも住民説明会に参加させてもらいましたが、反対の人を押しきってその後建設されてしまいました。そのときに聞いたのですが、鮫川村には三本の川の源流があるのだそうです。緑豊かな静かな村でした。
今回は近くにある直売所「手まめ館」に寄って食材を購入し、お隣古殿町を通っていわき市で温泉に入って帰ってきました。近々こちらに匠家族が来るので近隣リサーチを兼ねて出かけたのですが、この辺りはどこも同じような田舎の静かな風景、田畑と川とちょっとした温泉。都会から来ればそれだけで充分なのでしょうが、わざわざ案内してまわるほどの見所はみつけられませんでした。ちなみにハワイアンセンターも入り口まで見学に行ってきましたが、今回は塙町の道の駅と温泉施設を堪能してもらうコースにしようと思います。
味噌
手まめ館でお味噌を購入しました。鮫川村で育てた大豆で作られた天然醸造の三年味噌です。すぐに使いたかったのですが、豆は放射能を吸うというし、不安をかかえて調理したくないので測ってみることにしました。なぜか今回測定器の設定に時間がかかりました。一日がかりで設定、翌日無事計測できました。計測時間3600秒、測定結果は不検出、検出下限値4.6ベクレル。
海の物、山の物、喜んでありがたくいただけるはずのものたちが、これは安心できるものかどうかと考えてからいただくような時代になりました。これは原発問題だけでなく、福島だけの問題でもありません。大きな時代のうねりを感じています。国会前のデモが多くの民意をあらわしているのを知る情報源はインターネット、こんな田舎でネットを見ている人は限られているので、お隣さんやお隣さんのお隣さんには届かない情報です。
今の日本から発信されるカウンターカルチャーや芸術、おもしろいものが生まれてくる予感がします。抑圧されればされるほどそれにかかる力は大きくなる、負のエネルギーから生まれてくるものは計り知れない力を持つものなのです。NEWSはオリンピックネタばかりですが、それをも越えるものが生まれてくる、競技場もデザインも。(よ)

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