ランドのたらの芽

たらの芽  2015年4月30日(木)

はからめランドを出発する日にたらの芽を収穫し、そのまま梱包して測定所に送りました。本日連絡があり、24ベクレル検出されたとのことでした。一昨年は88ベクレル、昨年が33ベクレル、今年24ベクレルのセシウムを検出しました。3年間同じエリアのたらの芽を同じ測定所の同じオペレーターの方に測定していただいているのでかなり信憑性の高いデータだと思います。
結果が届く前に「検出されるかな。」「0ってことはないよね?」「何ベクレルだったら食べる?」「…… 。」「検出されたらゲストには出せないよね。」とリアルな会話が続きました。
山菜の季節です。近くの直売所で販売をしていたので食べる気満々だったのですが「来年こそは…。」ということで今年もたらの芽は愛でるのみとしました。
国の基準値は100ベクレルですから、スーパーや直売所では何のコメントもなく販売しています。自分で購入もしくは収穫して測定所に検査してもらわない限りは放射線量がどれくらい含まれているのかはわかりません。はからめランドではゲストが多く、食事も手料理ですので山の恵みをいただくものは検査をして検出なしのものを使用しています。まあ、基本的に友人知人しか来ないですし、県外からのゲストはここが福島県だと分かって遊びにくるのですから放射能のことを気にしないではいないと思っています。空間線量が低くても、普通に生活しているように見えても、ここは福島県の入り口です。原子力発電所が爆発して放射能が飛び散らなければこんな心配や面倒な作業や無駄なお金はかかりませんでした。もし原子力発電所の再稼動を本気でのぞむ人がいるのであれば是非福島県に移住してその結果を体験してみてほしいです。(よ)


御徒町で再会

法事in浅草、再会in上野 2015年4月29日(祝)

祖父の七回忌を浅草のお寺で行った。久々に会う従兄弟達。それぞれが結婚したお相手や、新しくこの世に生まれてきた子ども達が顔を合わせる。とにかく賑やかだ。祖母が風邪をひいてしまい参加できなかったのが残念。最近従兄弟同士で会うときは礼服ばっかりなので、たまには何もない時におちゃらけ気分で会えたりできたら良いなと思ったり。
スカイツリーとよし子space 会食のあと、夕方の待ち合わせまで時間があったので、叔母の家でくつろいだ。最近引っ越しをした叔母の家は、僕も初めて訪れたのだが東京スカイツリー近くの41階建てのビルの最上階。目の前にスカイツリーがピョコンと建っていて、こりゃすげーなーって感じ。叔父が好きな泡盛を少し頂きのんびりとさせてもらった。
夜は上野で友人と待ち合わせ。数日前にいきなり連絡があり、ちょうど良いタイミングで東京にいるので会おうと約束したのは、一昨々年の瀬戸内国際芸術祭で知り合い、昨年の春先にバングラデシュでお世話になった友人のワサマ、そしてマユカ&片山さん。ワサマユカタヤマさんだ。ワサマは次なる企画の提案、そして打ち合わせのためにバングラデシュから約10日間来日、上野の焼き鳥屋さんで楽しい時間を過ごした。世界は狭く繋がっていて、広くて大きい。(匠)


塗料を塗るよし子

横浜へ 2015年4月28日(火)

建築作業朝練、早朝の涼しい一時間に建築作業、日が昇って暑くなってからはそれぞれの作業へ取りかかります。今度はお隣さんのユンボが壊れてしまったようでユンボをかりにきました。田舎暮らしにはユンボが必要なのだとつくづく感じるこの頃です。
今日から出かけるのでテント内の片付けを一気にしました。もうこのテントで冬を越さないつもりなので天幕内幕をはがして風通しをよくします。鳥たちがさえずっています。虫も出始めました。人も物も動きだし、春から夏へと季節が移り変わっていくのを感じます。毎日が常に違う毎日、明日は横浜で目覚める予定です。(よ)


お外でお食事

3組目のゲスト、シェフ  2015年4月25〜27日

今夜のゲストは通称シェフ、東京在住のカメラマンさんです。いわきでのお菓子教室のシェフをつとめた帰りに訪れてくれました。「実は昨日訪れていたゲストもカメラマンで…。」「え?誰?まさか…。」「ハイ、そうです。」「えー!」ここのところ日替わりでゲストが訪れています。そのゲスト同士が知人同士だったりもするわけで、たまたまで日程も先方の都合なのでほんとに偶然なのですが、なんなのでしょうね。
建築中の家とランドを案内し、五右衛門風呂でご歓待。薪ストーブクッキングで夕食を楽しんだあとは明日のためにスコーンを仕込みます。シェフのレシピで匠くんがチャレンジしました。
翌朝のイングリッシュブレックファーストを楽しんで、わたしたちは建築作業に、今日は1Fの床張りです。シェフは撮影をしたり、森の時間を味わっています。ちょうど動かしたい材の移動を手伝ってもらいました。
関川さんと
お昼ご飯のあともう一泊していくことになったので、今日はシェフに五右衛門風呂を沸かしてもらいました。さすが軽井沢の別荘で薪風呂を沸かしているだけあってすばらしいお湯加減でした。今夜は匠レシピで匠がこねる天然酵母パンを仕込みます。
27日、清々しい朝です。オーブンを温めパンを焼きます。焼きたてパンを木の下でいただく朝食、お花も咲いていていい季節になってきました。まもなくGW、みなさんはいかがお過ごしでしょう。わたしたちは法事、建築、ゲストの3本立ての予定です。(よ)


NEWバンド結成?

鈴木さん その2 2015年4月23〜24日

朝8時電話が鳴ります。田舎の朝は早いのです。どうやら注文していた断熱材を積んだトラックが近くまで来ているそうなのですが、場所がわからないとのことで、今日もまた匠が迎えに行きました。さらに2トン車で入ってくるには危険だと判断、軽トラに積み替えて何度か往復してはからめランドまで搬入しました。朝の一仕事、お天気に恵まれてよかったです。
昼すぎにゲストが到着、あらかじめグーグルでの座標を伝え、更に電話でポイントを伝えておいたので迷わずにたどりつきました。今日のゲストは横浜在住の鈴木さんとコハルさん。仙台への旅路のはじまりに訪れました。お天気もよいので外ご飯、その後建築中の家を見学しランドをぐるっと案内します。二人は石巻でのボランティア仲間でもあり、昨年のアメリカ国立公園の旅仲間でもあります。現在建築中の家は電気配線などテクニカルな作業のため、はからめランドの基本中の基本、薪作りを体験してもらいました。二人とも薪割りは初めての経験 、カメラマンの鈴木氏はいろいろ写真を撮って楽しんでいました。
ランド内お散歩
ここでのおもてなしのひとつ、五右衛門風呂を焚いている間、鈴木氏の「最大の音でギターを鳴らしてみたい。」との話を聞いて、アンプとギターを建築中の家に持ち込み電源を入れ実験をしていました。家がスピーカーの役割となって谷中にギターの爆音が響き渡っています。まるでフェスの会場みたい、山にデコレーションでもすれば完全にプチロックフェスティバルが開催できそうです。ちょうどお隣さんがユニックで入ってきたのですが、さぞビックリしたことでしょう。ひとしきり楽しんだ後は五右衛門風呂とビールで乾杯、夜の宴に突入です。夕食後のゲームでお酒が進みすぎ、明日の作業への影響が心配…。
ラミーというゲームspace 翌朝は案の定遅めの起床、昨夜酔う前にがんばってこねたパンを焼きます。焼きたてパンと挽きたてコーヒーの朝食はいつまでも続いてしまいそうな気配、マネージャー業務を感じている私はついつい次の予定の心配をしてしまいます。当初の予定時間をどんどん超過する特技を持っている鈴木氏に先方との約束の時間を確認します。「テントを乾かしたら?」その間にお昼ご飯の準備。夕方までに仙台へ到着すればいいからとのんびりとした午後を過ごしています。楽しい時間はあっという間、仙台予定にぎりぎりなんじゃない?と一番近い高速インターへの行き方を教え、ちょうどはからめ号の車検があがったので代車で途中まで先導してはからめランドを後にしました。これからアラバキロックフェスティバルに向かうそうです。楽しんで来てくださいね。(よ)


1F床貼り作業

鈴木さん 2015年4月22日(水)

矢祭に移住してきたという匠母の知人の鈴木さんが訪ねてきました。横浜から矢祭に仕事の関係で一ヶ月ほど前に引っ越して来られたそうです。もともとご実家が福島県、奥さんのご実家も福島県だそうで、故郷福島に帰ってこられたご家族です。車で30分のところを一時間くらい迷って途中で匠が迎えに行きようやくたどりつきました。田舎道は分かりにくいし、はからめランドはカーナビではたどり着けないところなのでなおさら大変だったと思います。体育の先生だったというケイイチさん、お二人のお嬢さんと一緒に来てくれました。建築中の家を案内し、一緒にお昼ご飯を食べながら話しました。次回はわたしの大好きな地元のおいしい小料理屋「さかな家」さんにお誘いしようと思います。あっという間の来訪で写真を撮るのを忘れました。(よ)


STAR WARS1〜6まで一気に見る。

弥生・STAR WARS 2015年4月19日(日)

旧暦3月になりました。新暦では4月の新月です。春土用の期間でもあり、季節と季節の変わり目であることから体調の変化にも留意が必要です。
朝のコーヒタイムにスケジュールをたてました。既に決まっていることを確認してそれまでにやることを逆算していきます。これまでなかなかできなかった自分たちの計画を思うと、世の中の人たちってすごいなあ、と今更ながらに思います。 (よ)

友人から『STAR WARS』全6作品のDVDを借りて1日1本見続けた。4,5,6を見ていないというよし子。(1,2,3は以前一緒に見たのだが記憶にないという・・・。)そんなよし子と1,2,3,4,5,6と見るべきか、それともやはり4,5,6を見てから1,2,3と見るか悩んだが、やはり4,5,6を見た上での楽しみが1,2,3にはあるから先人達の例に習って4,5,6,1,2,3と見る事にした。すると3を見終わったよし子がやっぱり1 から見れば良かったとか言いはじめるから「分かってねーなー」とひと言。『STAR WARS』って?という方には訳分からないよね。(匠)


ユンボくん復活

ユンボ修理  2015年4月18日(土)

何度目の修理となるのか、もう分からなくなりました。整備工場へ運び数日、朝の6時に電話がかかってきました。都会で6時に電話が鳴ると「何かあったのかな?誰か死んだのかな?」と思うのですが、田舎ではこれが普通なのでしょうか。起きていたのですぐに出られたのでよかったです。「ユンボが直りました。」「…ありがとうございます。」
午後ユニックをかりてユンボを取りに行きました。冬の間の雪や霜で道がえぐられ、普通車ではからめランドに入ってくるのはかなり困難になっています。ユンボくんが帰ってきたので道を平にしてジャリを敷こうと思います。来週は日替わりでゲストが3組訪れる予定です。くれぐれも運転注意、都会感覚では別世界のワイルドなところなので覚悟して来てくださいね。(よ)


川を見て困っているコマックマちゃん

建築研修 2015年4月16〜17日

関東からゲストが来ています。建築を学びたいとのことで、今回で4回目の訪れとなるトシくん。前回は屋根にアスファルトシングルをあげる作業だったので、屋根と外壁がはられた状態を見て「随分できてますね、いつ頃完成予定ですか?」と外観を見て聞いてきます。「中を見ればわかると思うけど、内壁、床、天井はまだだし、時間かかりそう。年内には。」と答えながら、毎回言っている建築計画をたてよう!をどうすれば実行できるかを考えます。
初日は2階の電気の配線準備、一夜明けて翌日は2階の間仕切りに取りかかります。足りない外壁を計算して注文、壁の断熱材の手配、建築に関しては全て匠くんの頭の中にしかないのでスケジュールを決めにくいのが難点です。平行して旅のまとめとHP制作、月の暦の制作、ワークショップの準備等スケジュール管理をしっかりとやらなくてはどれも遅れてしまいます。先日会った友人てっちゃんに「マネージャーだね」と言われましたが、マネージャー業務をこなせるようにスキルアップしていかねば家が建たないと感じています。夏には高知、広島、和歌山でのイベントに力を注ぐので今年は夏前にカレンダーを完成させます。夏前に完成、夏前に完成、夏前に完成、夏前に完成、日々暗示のように言い聞かせています。 (よ)


リバーダンス・川踊り

リバーダンス  2015年4月10日(金)

渋谷ヒカリエシアターオーブにて公演中の「リバーダンス」開演に間に合うように東京へと向かいます。年に一回のエンターテイメント、一昨年のポールマッカートニー、ボブディランと渋めのエンターテイメントから、今年はリバーダンスというアイルランドのパフォーマンスショーに決定、昨年末にチケットを取りこの日を楽しみにしていました。開演前の会場で「この旅の終わりがリバーダンスなんて、なんだか不思議な気分だね。」と水が繋ぐ旅を思い起こします。
リバーダンスとはアイルランドの音楽とダンスがアメリカ黒人音楽やスペインのフラメンコ、ロシアのコサックと融合したもので、アイリッシュ文化を川の流れにたとえ、「川のように大地を流れ、海をわたり、世界中へ広まりますように」との願いから名付けられました。自らの文化を守り、時とともに融合し変化を遂げていったそのダンスのかたちはバレエやタップダンスの枠を超えています。軽々と飛び回るその姿からは疲れや持久力などはみじんも感じませんでしたが、家に帰ってステップをふんでみたら1分と持ちませんでした。それを2時間!プロのショービジネスの世界はすごいです! (よ)


関連サイト リバーダンス


川を見て困っているコマックマちゃん

あるでばらん 2015年4月8〜9日

久しぶりに会う人との時間は非日常である。故に旅先で友人知人と語らえば、気づけば3時をまわっているということが今回の旅でも何度かありました。時間を忘れて話に花が咲いたり没頭したりイメージが沸いたりして、最後は時計を見てもう寝なきゃ、という感じで終わります。時計を見なければ朝日を見るまで続きそうな勢いです。当然翌日には睡眠不足が感じられるのですが、非日常と日常が混ざり合う一種のハイな精神状態が続き、お互い頭はまだ冴え冴えです。楽しい時間はあっという間、あるでばらんのはぎれハウスを拝見させていただき、ものづくりに没頭できる素敵な環境にまたもや時を忘れかけました。午前中にタロットをさせていただく機会をいただいて、気づけば日が沈んでお星様の時間になり、魔法が切れる前に今回の旅のまとめをしながらはからめ号に乗り込みました。おいしい手料理に心のこもったおもてなし、膨らむイメージひらめくアイディア、そしておりてくるメッセージ、名古屋〜和歌山〜神戸〜広島〜岡山への旅は明日の東京で締めくくりです。(よ)


関連サイト アルデバラン


高瀬堰の水門

月とカヌー@太田川2、3日目 2015年4月7〜8日

7日、朝起きて昨晩からお世話になっている焚き火の燠(おき)が残っていたのでその火をもとに火を起す。福島での生活と同じなのでなんだか安心する。龍一さんのパートナーであるカッチャンが作ってくれたお味噌汁を頂き、さらにホッとした時間を過ごす。
松波さんと筏space 龍一さんと近くの民俗資料館に行き、昔、山から木を降ろし、広島の町まで運ぶための筏(いかだ)を再現したものを拝見させてもらった。地元のおじいさん(実際に木を切り出していた方々)と地元の小学生が一緒に作った1/2スケールの筏は、保存状態が良くなかったものの、見所が満載だった。使っていた櫂(かい)や操作するために必要な舵の取り方など、細かい部分にさすがと感心する。非常に分かりやすかったのが、小学生が描いた川を下っている様子の絵だ。小学生の絵だと思って馬鹿にする事ができない貴重な資料となり得るだろう絵となっている。
昼過ぎに圭子さんと合流。当日の集合場所や、キャンプ場、その他、手続きが必要なポイントを全て押さえるために河川事務所などを訪ねる。圭子さん運転のジェットコースターに乗っている僕たちは次から次へと行くべきところへとたどり着いていく。気がつくと、お好み焼き屋さんで、圭子さんとパートナーのユウさんと、僕たちでヘラを持って広島焼きが焼き上がるのを待っていた。想像していた以上にエンターテイメント性が高い広島焼き。これは作り方を頭に入れなくてはと、ほとんど無言で焼き手の動きを観察してしまった。味は抜群、そして、オタフクソースが店によって調合を変えている事を聞かされて感動。中川邸での夜は、圭子さんユウさんの尽きない話しでお腹いっぱい、消化しきれないほど面白い話しを沢山聞かせてもらった。
太田川
8日、原爆の日前日に下るコースをスカウティング(下見)。そして大体の当日の流れの案を頭の中に作る。福島に帰ってからまとめて実行委員でシェアする予定。
テントくんspace そして夕方、広島から岡山県の笠岡市に移動。月のカレンダーでもお世話になっている薬草手染めのシルク製品などを作っている「アルデバラン」を訪ねる。広島ではジェットコースターに乗りっぱなしだったが、何度かお世話になっているアルデバランで落ち着きを取り戻しペースダウン。中村家のお2人とのんびりとした空間で色々な話しに花が咲いた。ライオンみたいな猫のテントくんにも遊んでもらった。
話しの中では共通の知人や、最近の出会いの話しが出てくる。同じような思いを持つ人が出会い知り合うのはあたりまえであり、偶然の不思議な出会いなんていうのはこの世に存在しないのかもしれない。もし存在するのであれば、ほんの小さな出会いも全て全てが偶然で不思議な出会いであるといえるのだろう。(匠)


関連サイト ユウさんの建築設計事務所「LEO設計室」 ・ アルデバラン


松村邸で打ち合わせ

月とカヌー@太田川(広島 ) 2015年4月6日(月)

高速SAで目覚め、広島10時のミーティングに向かう。今年8月6日の原爆の日前後に原爆ドームの前を流れる太田川をカヌーで下るためのミーティング。今日から3日間、当日の下見とコースづくりのために広島で過ごす予定だ。
ミーティングの場所は南太平洋協会という団体の理事長である松村賢治さんの家だった。よし子が車で向かう途中、「マツムラケンジさんっていう人の暦の本持ってるんだけどなぁ・・・でも今回は暦の事のミーティングじゃないし同姓同名かな。」なんて話しをしていた。松村邸に到着すると、そこはこじんまりとした「男の隠れ家」という言葉が似合う家。囲炉裏を囲み顔合わせ、いつもお世話になっている一緒にミーティング参加する岡山県笠岡から来た中村俊一さんが「この方が松村さん、日本で最初に旧暦カレンダーを出版した人だよ」と紹介してくれた。するとよし子がビックリして、「やっぱりそうだったんだぁ、私、東京新聞で松村さんが書いた記事を切り抜いてファイルしてあります、すごい、お会いできて嬉しいです」と。「東京新聞、ずいぶん昔だね〜10年以上前かなぁ・・・、嬉しいなぁ光栄です。」と松村さん。しばらく話しをしていると、松村さんは、カヌーで太田川を何度も下っていて、コースの地図もご自身で作られているとの事。そしてカヌーも何艇もご自身と仲間達で作っているという。「なんだこりゃ?、この人、月とカヌーじゃないか・・・」と僕たち2人。そこから話しはオッケー号というジェットコースターに乗って全速前進。
三段峡
その後、太田川上流部にある三段峡という国定公園の「三段峡ホテル」で打ち合わせ。近くでカヤック教室を開いている「らぴっど Kayak School」の小林さんから、太田川のコースづくりについてアドバイスをうけた。8月に予定しているコースは河口に近いため潮の影響を受ける。それがどこまで影響を受けるのかなど、事前に知っておきたい情報を教えて頂いた。せっかくここまで来たのだからと三段峡の渓谷を早足で見学。「うわ〜」って口が開きっぱなしの、幻想的な世界、そして水の流れ。こんなところにカヌー浮かべられるのいいなぁ・・・なんて思いながら。
日本焚火学会の松波さんと
夜は松波龍一さんという方の家にお世話になる事となった。「日本焚き火学会」の会場お世話係でもある松波さんのお宅は、焚き火を囲めるスペースや、時間をかけて丁寧に組んである石組み、これから建てる小屋のための基礎など、夢だらけの場所だった。半分外、半分内といった小屋の中でさっそく焚き火。火を囲んで次から次へと出てくる興味深い話しは尽きる事なく、いつまでも続いてほしい夜だなぁと野生の七面鳥を飲んで思った。 (匠)


関連サイト 南太平洋協会 ・ らぴっど Kayak School ・ 日本焚火学会


イダキカフェにて

移動日、人に会いに行く@むすび食堂、イダキカフェ(神戸) 2015年4月5日(日)

高速に乗って神戸を経由、カレンダーを扱ってくれている「むすび食堂」「イダキカフェ」にご挨拶に伺いました。実はどちらのお店も初めまして、いつもメールでのやりとりをしています。
むすび食堂にてspace 是非会いに行きたいと思い、突然お店に伺いました。30分くらいの短い時間でも顔を合わせてお話ができてよかったです。忙しいからまた次回にで、次回まで何年もかかったこと数知れず。今回はほんのわずかな時間でもいいから訪ねてみよう、そう決めてよかったです。そのノリで友人あさやんを訪ねました。話したのは15分くらいだったかもしれませんが、やっぱり時間じゃないなぁ、と感じました。会って話すエネルギーは時間やお金を越えることができるとてもシンプルなパワーになります。


関連サイト むすび食堂 ・ イダキカフェ


サ行研究所にて

満月の手帳作りワークショップ@サ行研究所(和歌山) 2015年4月3〜5日

今日は手帳作りのワークショップをするために和歌山市まで向かいます。吉野山を通って水分神社に参拝し、咲き始めた桜を愛でて和歌山に入りました。和歌山では満開の桃と桜が迎えてくれ、その美しさにうっとり、桃源郷を通って海南市に入りました。
友人イマちゃんのいるサ行研究所へと到着しました。ここはサ行(裁縫、習字、炊事、洗濯、掃除)を研究しているミカリンとイマちゃんがオーガナイズする研究所&カフェです。こちらで月の手帳作りのワークショップを開催させていただきました。参加者に手帳のイロハすべてを公開、折り方、穴の開け方、そしてかがり綴じという縫い方を教えます。手サ行好きなみなさんはメモを取りながら真剣に制作していました。サ行研究所での手帳作り、次回は8月に開催予定、今後の展開が楽しみです。
隣のボートヤードにてspace 偶然なのですが、サ行研究所のある建物の大家さんは船を作っている方でした。カヌー、ディンギー、ありとあらゆる船のパーツもすべて自分で作ってしまうすごい人、ちょうどお会いできる瞬間があり、匠くんは工房を見学させてもらいに行っていました。
ボート、カフェ、月の手帳づくり…。琵琶湖のほとりでカレンダーを作っていたときを思い出さずにはいられません。偶然なのか、どうなのか…。サ行研究所ではイマちゃんとミカリンが作る彩り美しくとっても美味しいランチが食べられます。食事の大切さとこころとからだのことを結びつけて考えられるカフェ、そしてサ行を通して新しいアート空間、アート集団をつくっていけたら楽しいな、とイメージが膨らみます。


関連サイト サ行研究所


トライバルアーツスタッフの誕生日

ランチミーティング@トライバルアーツ(名古屋) 2015年4月2日(木)

横浜を出発し、今日は名古屋でミーティングです。名古屋のコミュニティの拠点トライバルアーツさんに伺いました。こちらは玄米食のあるおいしいカフェと素敵な作品を紹介しているギャラリー、ライブもできてマーケットもあり、衣類、書籍、食材に至るまで選りすぐりの商品を扱っているとても居心地のいいお店です。私たちは月のカレンダーを扱っていただいているご縁で毎年交流させてもらっています。フェアトレード、オーガニックの商品も手に入ります。
さて本日のメイン打ち合わせはスキルの高い友人にお仕事依頼、いい感じで進めていけそうです。打ち合わせの後、2Fのギャラリーで開催されていた仮面と桐下駄の展示を見ました。偶然にも石巻で震災ボランティアに参加していたという方や、月のカレンダーを使っているよ、という方々との嬉しい出会いがありました。トライバルアーツ、引き寄せパワースポットです。たまたま話していた話題で、カンタティモールという映画がなっちゃん&サダムの作品だと知ってビックリ!活躍してるな〜と嬉しくなりました。どこかでタイミングを見つけて見に行きたいです。
名古屋の桜も満開でした。桜前線と交差する感じで西へ西へと向かいます。明日は和歌山にてワークショップです。(よ)


関連サイト トライバルアーツ


オハナ

NOI.Tokyo@ふろむあーすカフェOhana(東京) 2015年4月1日(水)

4月1日から打ち合わせツアーに出発します。まずは東京で友人NOIくんの送別会に参加、集まった仲間と東京時代を懐かしみました。デザイナーNOIくんは18年活動していた東京から故郷宮崎に拠点を移し、新たなスタートをきります。古くからのご縁ある友人たちとの関係から、NOIくんの真摯なお人柄を感じました。自分を含めここ数年で地方へと活動拠点を移す仲間が増えました。全国各地に新たな拠点をつくっていくことで、より楽しい世界が広がっていく、そんな世界をつくってくれる仲間がまたひとり増えます。宮崎での新世界、楽しみにしています。(よ)


関連サイト ふろむあーすカフェ OHANA
5月<  >3月