満月の夜

満月 2013年4月26日(金)

木を切ったり、石を削ったりと、動画にすると機械の音ばかりになってしまうのでやめてみた。昼間は雨、風、そして雹(ひょう)が降ったりだったが、夜は風もおさまり雲が流れる間に満月を望む事ができる静かな時間となった。
世間ではゴールデンウィークがはじまるが、今の僕たちには連休という言葉は無いに等しい。暦と天候と相談しながら今日できる事を今日やるのみ。(匠)




巨大丸ノコ。 2013年4月23日(火)

横浜に、行きつけの中古道具屋さんがある。僕が持っている電動工具の半分以上はそのお店から手に入れた物だ。半年以上前に、やはりそのお店で購入しておいた巨大丸ノコが最近大活躍だ。この大きさの丸ノコはホームセンターとかで売っていないし。
この巨大丸ノコ、とにかく重い。そして目の前で大きな刃が回転するので、最初はこんなデカいの扱えるかなと思っていたが、だんだん特徴を体で覚えて今では「結構使いこなしてるじゃん」と自分で思えるようになってきた。
丸ノコを安定させて使うには平らな面が必要で、いきなり丸太に切り込みを入れる事はできない。よって、チェンソーで1面を出せたら、その面を基準に丸ノコを使う事ができるという訳だ。しかしこれも縦挽きの場合はすんなりとはいかない。いきなり深く入れると分速30cm位になってしまう。だから最初は半分の深さにして分速1m50cm位を挽いてから、一番深くしてもう一度同じラインに切り込みを入れる。そうした方が早いし機械への負担も少ない。しかし一番深い切り込みを入れてもこの巨大丸ノコの深さは14cmほどなので、これだけで挽き割る事はできない。ので、後はバールとチェンソーと手持ちプレーナーで2面目を仕上げる。
ちなみに上の動画では丸ノコの持ち方を3パターンくらい体勢を変えて挽いているが、危ないので良い子のみんなは真似をしないように。
僕が作業をしている場所をよし子が1日に何往復しているだろうってくらい行ったり来たりしている。歩いて1分ちょいの竹を伐採した場所から竹の枝を集めて、先日作った畑の柵を「嵐山風(あらしやまふう)」にしているのだ。「嵐山風?なんだそりゃ?」と思った方は下の写真とこちらの画像検索で想像してみてちょうだいな。

玄米パンを焼いてみた。

(匠)




土台を製材。 2013年4月22日(月)

昨日の雪は跡形も無く消えてなくなっていた。寒さだけが残っている…簡単に冬を思い出せる。
現在、1日1本ペースでスギの木を土台というパーツに製材している。土台とは基礎の上に一番最初に乗っかる材の事。普通、土台にはクリやせめてヒノキなど、湿気に強く堅い木を用いる。が、この家は「できるだけここに生えている木で家を建てる」それが面白いというのと、ではスギだったらどんなものなのかを確かめてみたいというのもあり、あえてクリやヒノキよりも柔らかい杉でいく事にした。いつか家が傾いたり木が腐ったりしたら「ホ〜ラミロ、イワンコッチャナイ」と、連絡を頂ければと思う。スギではあるが「ここで生えている木」を使うという事には利点もある。それは、切った場所で製材をしてその場で(少しは移動するが)使う事ができるので、好きな長さをそのまま使えるという事。通常は切った後に製材所まで運ぶため、車に乗る長さや重さなどを考えなければいけないし、家は短い木を継いで造るため継ぎ手が必要だし重要になってくる。(それも面白いのだが)その点、今回はどんなに長くても山からユンボで出せさえすれば使えるし、1本で繋がっていれば、どんなに奇麗に継いだ材よりも強いのは言うまでもない。(同じ材、同じ太さの場合だけど)
今回は太さは5寸角(15cm角、実際に面を出すのは3面のみ)で挽く事とした。墨出しをした後に、その墨にそってチェンソーでスライス。チェンソーで縦(繊維に対して水平方向)に挽いていくのは、時間がかかるし、目立て(刃を研ぐ事)もコマメに必要だ。 長さは10m。手持ちの道具と僕の知識でやるので全て自分流、それが楽しい。今日で4本中3本が形になった。
震災の前に切ったスギなので、中が腐っていたりしないかが気になっていたが、刃を入れて中を見てみると結構奇麗だったのでちょっとホッとした。もちろん虫食いの穴はあるし、所々使えないところもあるけれど、そんなところが僕と同じな気がして…。1本1本個性のある木々たちと一緒に1つの物を造っているのだと思うと、僕も今この時間をこの地球で生きているのだなぁと感じる、そんな今日はアースデイだ。(匠)


玄米パンを焼いてみた。

ちょっと変更。 2013年4月21日(日)

何か変えてみたくなり、「はからめ暦」の画像サイズを大きくしてみた。午前中は雪、以前から雨が降ったら買い物にいこうと決めていたので今日は雪の中、車で1時間半くらいの白河までお買い物。大好きなカインズホーム白河店では、ここ数日間メモをしてきた買い物リストを見ながらルンルン気分。他、食材や下着、忘れちゃいけないシングルモルトのウイスキー、などなど。
はからめランド母屋建設計画がスタートし始めたので晴れた日や、日照時間をできるだけ無駄にしないように考えると、暦や天候に則した生活をしていると自然と今日は何をするべきかが見えてくる。最近は晴れていても、ブヨの大群に囲まれたりして仕事にならなかったり、風が強くてブヨがいない!ラッキー!と思えば、今度は風が強すぎて外作業が危険だったり。
今までの暦をどのように過ごしてきたかで今の自分があるとするならば、これからの自分も暦に左右されるという事になる。暦と占いが密接な関係を持っているのはそーゆー事なんだろう。
ところで写真、大きい方が見やすいし、細かいところまで見られていいよね。動画も積極的にアップしていこうと思う。いいね!けど、Facebookはやらないよ、いまのところは。(匠)

穀雪 2013年4月20(土)
穀雪、突然のゲスト。

今日はとても寒く、ブヨもひのき花粉も飛んでいません。作業日和?と匠くんは外へ出て作業しています。わたしは先日から取りかかっている畑の囲いに竹枝をさしていく作業を継続中。そろそろお昼の準備でも、とテントに戻ろうとしたときに突然車が入ってきました。那珂に住むユウキくん&マユ父娘が訪ねてきました。「マユ、今日バイト休みなの?」「うん。」「よし、焚き火クッキングをしよう!」春キャベツと桜えびのパスタを作ってみんなでアウトサイドリビング。ユウキくんが「なんでも手伝うよ〜。」と言ってくれたので、午後も作業を継続します。 3時のお茶タイムの準備をしているとパラパラ雨が降ってきました。急いで片付けてテントの中に入ります。薪ストーブで暖をとり、日が暮れた頃温泉に行く準備をします。テントから出たら雨は雪に変わっていました。
暦の上では穀雨(こくう)、穀物を育てる雨が降る頃なのですが、今日は雪になりとても寒い日となりました。こんな日は温泉日和、明日雨が降ったら買い出しにでも出かけようと思います。 (よ)

ヘビイチゴ焼酎漬け、すみれ 2013年4月18(木)
地震

昨夜大きな地震がありました。ラジオで震源地は宮城県、津波の心配はありませんとのことでした。数日前からはからめランドでは毎日のように地震を感じます。昼間も夜も、ときには小さく長く、ときにはドンっと大きく。慣れるとはいえ、尋常じゃないね、と話しています。そんなときにフランスから使用済み核燃料からプルトニウムを取り出してウランと混ぜたMOX燃料という核燃料を輸入する話をニュースでききました。使用済み核燃料の再利用という危険度の高いMOX燃料をフランスから日本に運んで放射能におびえたこの地でそれを使用させるつもりでしょうか。一方では「調査した結果、活断層ではないとの見解に至りました。」と原子力委員会が原子炉の建つ場所についてコメントしています。毎日地震を感じているので、原子力発電所を稼働させるなんて考えられないのですが、世の中の人はどう思っているのでしょうか。活断層であれ活断層でなしであれ、昨夜の地震でニュースになるのは「女川原発は異常なしとのことです。」と誰もが原発を気にしていることが伺われます。電気代は値上がりするし、放射能の汚染水は日々たまっていくし、フランスから再処理核燃料を輸入するとなれば日本は住みにくい世界になりそうです。
昨日ブヨに刺されたところが腫れています。ヘビイチゴの焼酎漬けをつけて鎮静させています。外に出るとブヨの集中攻撃にあいます。今年はブヨが異常発生しています。(よ)

春土用、竹枝垣根2013年4月17(水)
春の土用入り

NHK第一ラジオでパーソナリティの女性が「昨日から土用ですね。」と言っていたのを聞いて匠くんが「このカレンダーを使っていたら間違わなかったのになぁ…。」とはからめ月のカレンダーを見ながらつぶやいていました。正しくは今日から土用です。土用とは季節の変わり目の18日間、土の気が盛んになるため土いじり(動土、墓堀、土木作業等)を慎むべき期間といわれています。土用には間日という土いじりをしてもいい日が設定されており、また土用の前から作業している場合は継続しても差し支えなしとか、入りの日を避ければよしなど、いろいろ抜け道があるようです
畑の柵の隙間に竹の枝をさしていきます。京都の嵐山で竹の垣根を見てこのアイディアを授かりました。伐採した竹とその枝を余すところなく使えるのでとても合理的です。古来から伝わる自然物を上手に生かす知恵、素晴らしいです 。
ブヨが出始めました。さされると痛くて痒くて腫れるので要注意です。長袖長ズボン軍手手袋サングラスで完全防備していたと思いきや、顔を刺されました。外に出ると集中攻撃にあうので作業どころではありません。ブヨってこんなに攻撃的だったのでしょうか。(よ)

砂利敷き、種まき2013年4月16(火)
一粒万倍日

はからめランド朝の温度は0℃。 氷点下じゃないというだけでとても暖かく感じます。 今日は畑に大根の種をまきました。露天五右衛門風呂の前には目かくしになればと、ヘチマの種をまきました。
今日は一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)です。この日は何事を始めるにも良い日とされています。種まき、投資、仕事、開店、何かをするとそれが何倍にもなって還ってくる吉日です。はからめ月のカレンダー&手帳には種籾のイラストで記しています。
明日から土用の期間に入るので土をいじる作業を今日のうちにやってしまおうと、車が通る部分には砂利を敷き、石で区切って土の部分と分けました。 トイレも新しく作りました。

田中会2013年4月10〜13
新月、旧上巳の節句、田中会

10日18:35牡羊座の新月です。牡羊座は何かをはじめるエネルギー、自立などを司ります。
昨夜はからめランドを後にして、横浜に来ています。関東地方はもう葉桜、今は遅咲きの八重桜が残っています。匠くんの花粉症は直らず、いまだくしゃみが止まりません。カレンダーと手帳の注文をいただいていたので、制作にとりかかっています。今夜はご近所の友人鷲田ご家族を招いてワインパーティを開催する予定になっており、食材のお買い物と仕込みをしています。鷲田ファミリーと鈴木ファミリーの宴は日付過ぎても際限なく、終わりなき夜となりました。
11日、12日、手帳の縫い作業、そしてお片付け作業。はからめ号を車検に出したので車の中のものをすべて出しました。カレンダー&手帳の制作も今年分は今回で終了とし、道具類や材料などを整理します。トイレ掃除やお風呂の排水溝、洋服の整理、不要品の処分なども行いました。どうやら石巻オープンジャパンベースも大掃除をしている模様。共同生活には整理整頓が必須です。この軌道に乗ってお片づけヒーリングにとりかかります。
旧暦ひなまつり、上巳の節句です。かつて旧暦3月の巳の日に女児の祓いをしたことから今では女の子の成長を祈る行事になっています。流し雛を行う地方もあり、祓いの儀式として残っているところもあるようです。断捨離的な発想でいえば、お片づけはお祓いにも通じる部分があり、不要なものを祓うという意味でもお片づけ好機といえるかもしれません。(よ)

僕が小学生の時、卒業式当日に担任の田中先生が、「4月の第1日曜日に皆で集まろう。(現在は集まったらお酒を飲むという事もあり第2土曜日に変更)」と卒業生の皆に話した。あれから何年経っただろうか、今年もその日がやってきた。夕方6時半、先生の住む横浜線の某駅に集合。この会の名前は決まっていないのだが、僕たちは勝手に「田中会」と呼んでいる。この田中会、先生が卒業させた生徒なら誰もが参加資格を持っているので、2つ上の先輩方、6つ上の違う小学校を卒業した先輩方も集まる。毎年集まる顔が決まっていることもあり、はじめから皆仲良く乾杯。最後は同級生5人で飲んでいて、お店を出たら朝だった。遠くから集まった友達が家に帰る電車が走り始めている明るい中、クマジン(熊野神社)の境内に座ってカップラーメンを食べていたような記憶は幻かも。終わりは良いのか悪いのか、それでもこんな時間が1年に1回ある事に毎年感謝感謝、先生ありがとう。(匠)

ユニック鈴木さん、畑実験2013年4月9(火)
ユニック鈴木さん

かつて石巻でユニック鈴木さんというニックネームで大活躍していた鈴木さんがいました。今はとっちくんというニックネームで活動中です。さて、はからめランドに新人ユニック鈴木さんが誕生しました。慣れない手つきで石を運んでいます。
昨日到着した一週間ぶりのはからめランドは爆弾低気圧の影響を受け、トタン屋根が吹っ飛び積んでいた薪が倒れ、テントの中には雨が浸水して床がプール状態でした。一日がかりで復旧作業、3歩進んで2歩下がる、と匠くんは表現していましたが、1歩進んで2歩下がっているような気がします。
畑の実験を引き続き行いました。ゼオライト、EM菌、麻炭を散布します。麻炭は今回残っている少量を撒いてなくなりましたので、土への散布はこれで1クール終了とします。先日石巻で土の測定をしたのですが、変化はわかりませんでした。同じ野菜を植えてその野菜に含まれる放射線量を測ることで実験を継続していきます。
草木が芽吹き、虫が出始めました。朝は氷点下ですが日中晴れると暖かさも感じ、春になったことを感じます。つくし、野萱草も顔を出していました。(よ)

カフェ大工beforeAfter2013年4月6〜7
福島にじまる家

石巻オープンジャパン朝のミーティング終了後、はっちゃんと一緒に福島のにじまる家に向かいます。今回の目的はにじまる家にカフェをつくること。大工道具一式、材料一式を車に積んで走ること1時間半。到着すると東京からもえもえが、市内から先日銀河のほとりでスカウトしたヒロキくんがいました。まずはカフェスペースの解体作業、同時進行で材の刻み、網戸&ペンキ下準備作業を行います。お昼ご飯は今後ここでママサロンを開催する予定のママさん方が見学&打ち合わせに来て作ってくれました。みんなでおしいくいただいて、午後もひたすら大工作業。天気予報では爆弾低気圧で雨予報でしたので、まだ雨が降り出す前にと急ぎペースで進めていきます。足りなくなった材を買いに行く時間も惜しんで、夕方作業終了後に温泉に入りに行く途中にホームセンターで調達し、男チームと女子チームに別れて行動。夜は楽しく夕食を囲んでいつの間にか日付をとうに過ぎ…。「明日は8時には音が鳴って動き始めている感じで…。」という匠の言葉が怪しくなる時間まで交流会は続きました。
翌朝8時過ぎには匠がバリバリ音を鳴らして作業開始。午前中に金山町から大工の娘愛ちゃんが助っ人に来てくれたので、けいちゃんと一緒にロングスノコなる床を担当してもらいます。もえもえとみゆきんぐ&姉のはるなきんぐには廊下のコルクマットをキレイにカットして敷き詰める作業、それぞれに手を休ませることなくできることをやります。夜9時30分、完成しました。10時すぎには片付けて撤収終了。かなり素敵なカフェになりました。ここでアースデイカフェを提案中、地元のママさん、県外県内からのみんなが楽しく集える素敵な場所として機能していくことになります。私たちはこのまま眠らせてもらい、明朝4時30出発ではからめランド経由で次は横浜です。 (よ)


関連サイト SORamU

放射能測定・朝の南京玉簾2013年4月5日(金)
石巻オープンジャパンベース

春日SAで一緒に夕食を食べて、昨夜はからめ号は石巻市内の道路で小坊主たちと別れオープンジャパンベースに戻りました。新代表タケちゃん、長期スタッフあのさん、カーシェアリングあやこちゃん、そして2年ぶりにお会いする玉すだれのイクちゃんがいました。
朝7時30分のミーティング、それぞれの本日の活動スケジュールからはじまります。タケちゃんは東京にて打ち合わせ、カーシェアリングはタイヤ交 換、会計業務に新人教育、古民家再生IBUKIはHPの更新、リストの処理など事務作業、放射能測定は福島からの検体4点、その他仮設周りや4月20日からの金華山ボランティア集めなど、もろもろあります。
今日の石巻は晴天、気温は低いのですが晴れているので暖かさを感じます。桜の開花はまだまだです。 ベースに来るといろいろな事象があがってきます。どうやって解決していったらいいのかわからないということも、知恵を出し合い話し合って糸口を見つけ、なんとかしていかなければなりません。同じ日は二度と来ないから、今日という日に今日やれることをやる、昨日までの桜咲く京都が夢の出来事のように感じられます。 (よ)


関連サイト OPEN JAPAN

仁和寺2013年4月2〜4
仁和寺、小坊主修行。

車で東西南北長距離を移動すると「これは瞬間移動だね、タイムマシンだよ。」とこの時代の距離と時間の感覚に驚かされる事しばしばあり。でもそれは、最近飛行機に乗っていなかったせいだと今日気がついた。朝、東北の風を感じていたのだが、昼には桜が咲き乱れる京都、金閣寺を目の前にしていた「瞬間移動っていうのはこれの事だったね。」
今日から2泊3日で石巻や牡鹿半島の子供たちと一緒に、京都の仁和寺にて小坊主体験旅行。初めて飛行機に乗る子たちや、初めて電車に乗る子たち、小学生から中学生合わせて15小坊主と、助さんをはじめとするオープンジャパン側のスタッフが僕たちを含めて6名、そして現地で案内やお世話をしてくれのは、日本各地から集まったお坊さんたち。
飛行機で大阪伊丹空港に着くと、「都会のにおいだ」と子供たち。迎えにきてくれたお坊さんと一緒に最初の目的地である金閣寺につくと雨がちらほら。傘をさしながらの見学となったけれど、それすらも楽しんでいる様子。
夕方前に仁和寺に隣接する宿坊である御室会館に着くとスタッフとお坊さん達の自己紹介。ドラムを叩くお坊さん、バイオリンを弾くお坊さん、DJをやっているお坊さん、もちろんパソコンも使うしスマートフォンも操るお坊さん、なんだかどれも似合わないような気がしてしまうが、僕がそう思っているだけかな。
たこパー、御室会館2泊3日での内容は盛りだくさん、2日間とも朝は5時半に起きて6時から仁和寺境内の国宝である金堂にて朝の御勤め。自分オリジナルの念珠作り、仁和寺の境内を思いっきり歩き回るオリエンテーリング、保津川沿いを走るトロッコ列車に乗って嵐山観光、地元の御室太鼓を叩く小中学生との交流&たこパー。夜は各部屋いろんな話しで盛り上がり、最終日には太秦映画村にて遊び回り。気がついたら帰りの飛行機に乗る時間といった感じ。
子供たちと一緒にいる時間、沢山の話しをするのだが、何気ない話しの中に今住んでいる仮設住宅の現状や学校生活の事などを聞く。すると自分が小学生の時を思い出してみたり、自分が小学生だったら…と考えてしまい、次に話す言葉を選びながら発する場面が何度かあり。
僕は普段子供たちとふれあう時間があまりなく慣れていないので、夜は疲れてバタンキューだった。けれど、パワーを吸い取られたというよりも、パワーをもらったというか、パワーを入れ替えてもらった、そんな感じの2泊3日間だった。最後に、同じグループで一緒に行動をしていた子供から手紙をもらって、ただただ結構嬉しかった。遊んでくれてどうもありがとう。(匠)


関連サイト 仁和寺

ビフォーアフター2013年4月1日(月)
銀河で大工作業。

朝7時、荷物を積み込んで須賀川にある自然食レストラン「銀河のほとり」に向かいました。先日伺ったときに克子さんから「誰か大工仕事してくれる人いないかな〜。」と言われて「4月1日だったら行けます。」とお返事してから数日、エイプリルフールだから嘘だと思われてないかな、と事前に「嘘じゃないですから。」と変なメールをして9時過ぎに銀河に到着。連日の雨が止み今日は久しぶりに晴天となりました。作業内容は蔵の2階の階段の上の空間に畳1畳くらいの部屋を作るというもの。まずはベニヤをはがして壁をぶち抜きます。そして床をはり押入的にものの収納庫として活用できるようにするのがミッション。材料は足場板とそこにあるもの(解体したベニヤの枠となっていた角材など)です。足場板にプレーナーをかけてアイジャクリに削って2階の床板と同じレベルではっていきます。日が暮れるまで作業をして一応形になりました。夜はおいしい銀河の食事をいただきながら福島ミーティング、かなりまじめな深い話し合いとなりました。そして、この日出会ったヒロキくんを数日後の次の大工作業に誘って、明朝5時30出発で仙台空港まで走ります。(よ)


関連サイト 銀河のほとり
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