ひまわり、ユンボの練習をするよし子2011年8月29〜30日 (日)
はからめランド、そして今後。

今回の石巻の滞在は約半月、半月前に思っていたことは「何とか時間を作ってカレンダー制作を少しでも進めたい。」だったのは覚えている。
「有言実行」ができたらいいな、思っているだけだから「有思実行」かも知れないけれど・・・・、とにかく石巻でのカレンダーの進み具合は0パーセント。有思未遂ってやつだ。石巻に着いた初日にリュックサックの中からカレンダー制作に必要な暦事典を机の上に置いた・・・だけだった。
今、僕たちにとっての石巻での生活は、石巻のための生活でしかないのか。石巻にいながらも自分達の生活を感じられるようにしなきゃねと2人で話してはいるものの、実際に石巻に入り日々のボランティア活動がスタートすると、次に自分達の生活に目を向けるのは石巻を離れる日となる。来月11日であの日から半年が過ぎる。今までと同じスタイルで良い、とは思えない。もう一度考えなければと思いながら車をはからめランドへと走らせている。ボランティア支援ベース絆に関しても、日々刻々と変わっていく支援のスタイルの中、どの方向に向っていくのかを明確にしなければいけないと感じているところである。誰もが・・・・か。
夜走る、綺麗な空と変な雲はからめランドに着くと、やっぱり草刈り、放射線量測定からはじまる。放射線量は0,2マイクロシーベルト/h前後。(年間の被曝量を3月11日前の基準である1ミリシーベルト以下に抑えたいのならば、0,11マイクロシーベルト/h以下の環境で生活をしなければいけない。)
僕達は3,11以降、はからめランドで採取したものや、沢水などを口に入れていない。それは僕たちがそこに住んでおらず、それらを口に入れなくても生活ができるからだ。しかしそこに住んでいる人はそうはいかないのは書かなくても分かるだろう。「来年、雪がとけたら畑で作物を育て、引いている沢水で生活をしていくか・・・」、ん〜2人とも答えを出せない、でも出さなければいけない、2人だけで。そんな中だけれど、ほっときっぱなしにしたら終わってしまうから、少しでも時間を作ってはからめランドへと向うわけだ。
小さいけれど、ひまわりが花を咲かせていた。花や葉っぱの色など、季節を感じ、その時期にいる虫達を観察しては無を志し、育てた作物、魚達を口に入れては、生きている幸せを感じ・・・・・それだけで良いんだよなぁ、何か他にもしなきゃいけないんだっけか?他にするとするならば、先に書いたそれらを感じられる場所で、感じながら時間をすごし、そこから自分を通して生まれてくるものを形にするだけのように僕は思う。
簡単なはずなのは分かっている。なぜか難しくなっているのも分かっている。自分がどう感じ、どう動くか、それだけの問題だっていうのも分かっている。 (匠)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

カヌー教室2011年8月28日 (日)
カヌー教室

本日は晴天なり。今日は石巻と東松島に住むボーイスカウトの若者達と一緒にカヌー教室。場所は昨日まで瓦礫撤去作業していた牡鹿半島の荻浜。ボーイスカウトメンバー、その中には石巻災害復興支援協議会の大丸さん、そして今まで何度もカヌーデイin石巻で一緒に作業してくれたRQのメンバー、絆チームからは、僕たちはからめ、あべちゃん、ふみえちゃん、のんたん、ヤス、そしてさすらいのカヌーイスト、クロさんも参加して合計17名。
パドリングのレクチャーの後、いきなり本日のメインイベント、あべちゃんのプライベートカヌーの進水式。新艇の名前は「ローラ」、何でローラなのかは分からないけれど、きっとあべちゃんの昔の彼女の名前か・・・なんて想像してみたり。今回はカヌー教室ということで、ちゃんとまじめにカヌーの上でお菓子を食べたり、本気絵で水を掛け合う練習をしたりと、充実した水の上の時間を過ごす事ができた。
今回参加してくれたボーイスカウトのみんなは程度は違うにしろ被災された子達だ。高く木の上に引っかかっている養殖で使う漁具を見ながら、津波のときの様子をカヌーの上で話してくれたりも。
水は怖い、水は綺麗、水は凶暴、水は優しい、水は楽しい、水は・・・・全部、どんな形にも、どんな気持ちにも。そんな水とカヌーに乗って少しでも近づいてくれたらいいなと思いながらカヌーに乗り続ける。またみんなと一緒に水の上に浮かびたいなぁ、そして、どんどん水の上にみんなを連れ出せたらなって思っているここ10年くらいかな。  (匠)


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積みすぎると・・・・・、浜での作業2011年8月25〜27日
カヌーデイin荻浜

25日、朝7時30分、ミーティングの掛け声が終わったと同時に牡鹿半島荻浜に向いました。今日はカヌー(カタマラン4艇ソロ1艇)と漁船2隻、と2トンダンプ2台、ユンボ、ユニック(助さん)、日本財団ガクボ(学生ボランティア)、RQ、チームユキオちゃん、きよしさん&ごうたさん、計89名の力で浜辺の瓦礫撤去作業を行ないました。
漁船で対岸に渡り、カタマランカヌーに瓦礫を積んで、漁船で引いて浜に戻り、ユニックと人力で2トンダンプに乗せて運ぶ作業を繰り返しました。ときにはユンボでトン袋を積んだりもし、なぜかライフジャケットを着てユンボを操縦する姿もみられました。前回参加したガクボさんから自主的にボランティア活動をはじめた、たくみジャパン(同じ名前でした。)のたくみさん、今回のガクボ海上保安大学生たちと、ボランティア活動が今後のそれぞれの活動につながっているのを感じました。
ガクボから日本財団の方々への感謝状、募金で届いたピンクのフォークリフト 26日、朝から小雨がぱらついています。気温も低く、本日の作業は慎重に行なわねばなりません。今日は効率を上げようと、もう一艇カタマランをつくりました。が、載積しすぎたため、バランスを崩しカヌーが沈むというアクシデントも。たくみくんがソロで落ちた瓦礫を浜に運び、その後はバランスよく積むことを重視しました。やはり、漁船で瓦礫を積んだカヌーを引くという作業にはコツが必要です。現場でやりながら覚えていくしかありません。作業は明日まで継続、明日は3日目、この浜を綺麗にして完了したいところです。
27日、本日は晴天なり。ガクボさんもカヌーをひきながらの漁船の操縦にリズムがでてきました。午後まで目いっぱいがんばって完了。指揮をとっている日本財団クロさんからは「今日の作業は100点!」との声に、みんな嬉しそう。神戸からノブさんチームが荻浜にフォークリフトを届けてくれるという素晴らしいプレゼントもありました。荻浜中学校では大運動会が開催され、地域の方が元気に活気付いている話を聞いて感動しました。ユニックを操縦してたくさんのものを運び出した助さんとの連携も素晴らしかったです。今回のカヌーデイ、明日は番外編、カヌースクールを行ないます。 (よ)


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SOHSOHジンちゃんの手料理ランチ2011年8月24日 (水)
ボランティア募集中。 IBUKIプロジェクト in 大原

「今日の朝一番の仕事はミミズのえさやりでした。ベースの皆さんはミミズのために野菜や果物の皮を小さくちぎってあげたりして愛情を注いでいるので、きっとこれからどんどん大きく育ってくれると思います。
みなと広場は現在模様替え中です。みなさんがもっと気軽にお茶したりお話ししたりして過ごせる場所になるよう、考えながら倉庫を片づけ中。
それから今日は愛媛から"IBUKIプロジェクト"の方々がいらっしゃいました。 愛媛の人気レストラン『SOHSOH』を宮城に義援出店する募金を募り、集まった募金でお店をOPENさせ、軌道に乗った後地元の方にプレゼントするという計画です。今日はその『SOHSOH』のシェフにお昼と晩ごはんを作っていただきました。とーっても美味しかったです。石巻にお店ができたらぜひ通いたいです。 」

以上、オープンしたてのみなと広場の看板娘ふみえちゃんからのレポートでした。みなと広場のカフェでは、毎週水曜日のランチタイムにカフェのキッチンを開放することにしました。理由は、半壊、全壊した家でキッチンも使えず、自炊に困っている人がいるということ、食事を作って食べたいという人がいるということがわかってきたからです。そして、11名となった湊中学校避難所の方々の夕食サポートを毎週木曜日にはじめようと思っています。これも避難所の方と話しをしているうちに必要性を感じたからです。炊き出しが終了したみなと食堂ではありますが、必要な方々への支援は継続して行なっていきたいと思っています。ですので、みなと広場でボランティアをしてくれる笑顔の素敵な方を募集します。できれば普通免許のある方、お片づけが得意な方、カフェが好きな方がよろしいです。9時から16時まで、週休2日(日、月)、自由時間たくさんあり。とってもやりがいがあり、楽しいボランティア活動です。ご希望者はわたしまでコンタクトしてください。みなと食堂経験者優遇します。 (よ)

大原の出店候補地を見学今日はIBUKIプロジェクトの方がいらっしゃるという事でその方々を牡鹿半島などに案内しがてら、明日から2日間、牡鹿半島の荻浜で行なわれるカヌーデイ in 石巻 荻浜編 with GAKUVOの準備。お昼前にIBUKIプロジェクトの方とこんにちは。すると、あれ?さおりちゃん。過去に出会ったことのある愛媛に住むさおりちゃんだった。そのさおりちゃんの仲間であるじんちゃん、かおりちゃんと3人でふみえちゃんのレポートにもある被災地に出店するプロジェクトの下見に行ってきた。場所は牡鹿半島、大原。気になる営業候補地などを見学した。今後、どのような展開になるかはお楽しみなところだが、じんちゃんの「出店が決まれば立ち上げ軌道に乗るまで家族で引っ越してきてこちらに住みます」のひと言。半日一緒に行動をして色々話をする中、松山からやってきた彼らと一緒に自分の力も使いたいと、そんな気持ちになった。 (匠)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆 ・ IBUKIプロジェクト

ミミズとあきおさん、新事務所2011年8月23日 (火)
新事務所、ミミズ。

朝のミーティング終了後、長期メンバーで新事務所内のレイアウトを決めに行きました。修繕必要箇所や必要資材などもチェック、匠くんがスケールを片手に部屋や入り口のサイズを図って見取り図を描いていました。9月3、4日にお引越し大作戦の予定です。
その足で湊中学校みなと広場に向いました。こげついた炊飯器を磨いたり、バケツを洗ったり、イスをかたして机の位置も動かしました。お片づけヒーリング続行中です。昨日に引き続きこちらの避難所にお住まいのキヨコさんが遊びにきました。毎日絵を描きにきているご近所にお住まいの杉山さんも差し入れを持って登場。昨日マッサージを受けた峰子さんは友達を連れてやってきました。千葉さんはコーヒーの手入れをマスターし、コーヒーメーカーで入れたコーヒーよりはるかにおいしいと絶賛されていました。
少人数ではありますが、静かな空間で安心して時間を過ごせる場所として機能しはじめています。精神的な避難所といった感じでしょうか。
ソーラーお風呂はよしずがかかって完成、ミミズコンポストも動き出しました。絆で出た生ゴミをミミズのえさとして持っていっています。ベース内で出たゴミの始末を毎日考えています。ダンボール、缶はリサイクル業者を見つけました。生ゴミはミミズが食べてくれます。ペットボトル、それ以外の燃やすゴミたちの行方に頭を悩ませています。 (よ)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

空になった食品庫、ソーラーお風呂2011年8月22日 (月)
お片づけヒーリング

お片づけすることによって、心もすっきりとします。悩み事、モヤモヤ、ストレスのある方、ぜひトライしてみてください。洗う行為によって自分自身が表れていきます。
朝ごはん当番をして、ベース内キッチンのお片づけヒーリングに着手しました。早めに使いたい食材、片付けたい調理器具をどんどん整理していきます。お片づけヒーリングは引越しまで持続させようと思っています。
昨日に引き続き、湊中学校みなと広場でのプライマルペインティングは明日まで継続することにしました。今日明日はベッドを設置して、フラワーピープルこまさんによるクラニオセイクラルバイオダイナミックスというセラピーも行ないます。ブック&カフェにも人がやってくるようになりました。コーヒー&お菓子のサービスもとても喜ばれています。巡回に来たおまわりさんもコーヒー好きのようです。情報を求めに来る人、休みに来る人、遊びに来る人、みんなの広場になってきました。
カフェ営業と同時進行でお方づけヒーリングもはじめました。これまで調味料などの食品庫としていた部屋の中を空っぽにして、お片づけ用具庫として整頓しはじめました。調理機材庫の整頓も引き続きふみえちゃんに担当してもらっています。
あきおさんにみなと広場での電力をすべてソーラーでまかなっていく計画を相談、ライトをLEDに付け替えて、少ない電力でも明るさを確保できるようにしようと思います。外ピロティにはソーラーお風呂を設置、ピースワーカーズに大工仕事を担当してもらいました。みどりのカーテンプロジェクトのゴーヤが5個ほど実りました。今日は収穫したゴーヤを用いてゴーヤチャンプルーを作りました。みなと広場、なかなか楽しいコミュニティカフェとして始動しはじめました。 (よ)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

プライマルペインティング、Book&cafe2011年8月21日 (日)
みなと広場にてプライマルペインティング

午前中、小渕浜漁協前にて、昨日の灯篭流しで使った桟橋のバラし作業を手伝いました。「いい桟橋だって褒められたよ。壊すのもったいないな。」と漁師さんが匠くんに話していました。雨の中、ちゃちゃっと解体し、ご近所の佐々木さんのお宅にご挨拶をしてから湊中学校に向いました。図書館&カフェとして再開したみなと広場にて「プライマルペインティング」という、絵の具を使って自由に紙の上に色をのせていくワークショップが開催されています。前回みなと食堂のときにボランティアにきてくれたフミエちゃんとカフェの片付け作業をしながら、ペインティングの様子を伺いました。ボランティアのちいちゃん、ジョージさんが真剣に色をぬっていました。絵を描くというよりは、色をのせる、という感じで、何度も色を重ねあわせて、自分の表現をしていました。避難所のキヨコさんも参加して、とても楽しそうでした。何かきっかけがあって人が集まるということが、コミュニティのはじまりという気がします。今日は絆ブログにちいちゃんのレポートをお願いしました。詳しくは絆HPをご覧下さいね。 (よ)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

にこまるクッキー、作っている様子2011年8月20日 (土)
にこまるクッキープロジェクト

一緒に活動しているジョージさんから今日からはじまる『にこまるクッキープロジェクト』の話を聞いて、石巻在住の女性2人が朝7時のミーティングに参加してくれました。お2人は県外出身で、石巻に就職のために来たそうです。平日はお仕事がありますが、土曜日はお休みということで、ボランティア活動に参加してくれました。活動初日のハルカさんにレポートしてもらいます。
「今日から石巻駅近くの『雑貨茶ろん もも』で、新しいプロジェクトが始まりました。オーナー小関さんの知り合いも加わり、8人で取り組みました。
 前に仙台で参加した方に教わりながら、和やかな雰囲気のなかクッキーを作りました。お昼には、小関さんの手作りキーマカレーまでいただきました。すごくおいしかったです。午後はクッキーに顔を描き、ついに焼き上がりました。みんなそれぞれかわいいにこまるクッキーが出来上がりました。
 たくさんの人に届いてくれるといいなと思います。プロジェクト初日、とても楽しくお手伝いさせていただきました。ありがとうございました。」
写真はマサヨ姉さん、来週は今日に引き続き地元勤務のヨシミさんに参加してもらう予定です。 (よ)

船の上から灯篭を流す、橋は無事に完成 カヌーデイや他ボランティア活動で支援ベース絆の仲間も良く出入りをしている小渕浜漁港。そこで本日、地元の方々が約250個の灯篭流しを行なった。灯篭を流す時間が満潮のため普段歩ける漁港内がひざの上まで水に浸かってしまう。そこで昨日準備した橋が役に立った。
自分達の手で作った灯篭を自分達の手で、まずひとつひとつ漁船へと運び込んだ後、少し沖まで静かに船を出し、陸のみんなから見えるようにゆっくりと灯篭を水の上に浮かべる。僕は写真担当ちーちゃんをカヌーに乗せて水辺から灯篭流しをサポート。静かな時間の流れを水の上で感じていた。遠くで花火が上がっているのを見て、東松島かなと漁師さんが話す。少し離れた2隻の漁船から水に浮かべられた灯篭は、それぞれ1列になってゆっくりと沖の方向へと流れていく。少し経つとその2列がだんだんと近づいて1つとなり、みんな一緒に1つの方へと向っていった。暗くて深くて全てを包み込む海へ向っていく灯篭を小渕浜の方々はどんな思いで陸から見守っていたのだろう。漁船の上から灯篭を水の上に置く、その手から灯篭が離れる瞬間、何を感じていたのだろう。
人間は何でもどこまでも感じることができて、その感じたことによって次の行動が右や左や前や後ろ、360度×360度、どこにでも行けてしまう。行ってしまう。ずーっと家にいて動いていないつもりでも実はとんでもないスピードで空間を移動しているものだ。その空間を移動する事を時間というのかもしれないが・・・・・。とにかく時というやつは流れる。何で「時」には「流れる」という言葉を使うのだろうか・・・時っていうやつは本当に水のように流れていて、僕達は知らない間にその上か、それと共にか、とにかく一緒に流れているのだろう。もしかしたら時自体が自分だったり・・・・・そう考えると、トキ、大切なものだ。だから国の天然記念物に指定されているのか・・・・・・ん? 「いいの?こんな終わり方で・・・・。」「いいんだよ。これで。」 (匠)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

プライマルペインティング、橋げたを作っている様子2011年8月19日 (金)
みなと広場。 灯篭流しin小渕浜の準備

今日から湊中学校避難所の武道館にて、9月30日までの予定で、図書館とカフェを再開しました。これまで「みなと食堂」という名前で炊き出しを行ってきましたが、今後は「みなと広場」として、地域のみなさんのコミュニティの場所として開けていこうと思っています。図書館は9時から16時、カフェは11時から14時の時間帯で開けていきます。ワークショップなどの交流を通して、地域の方とボランティアが関わっていく場としても活用させていただきたいと考えています。
早速今日、20名以上の方々がお茶を楽しんでいかれました。 21日にはプライマルペインティングという絵の具を用いたワークショップを開催する予定です。(よ)

明日灯篭流しが行なわれる小渕浜で橋を作った。灯篭を流す時間帯が満潮にあたり地盤沈下した漁港全体が水没してしまう。そのため、灯篭を流すため海まで歩けるようにと、あらかじめ土盛りしてある場所以外の部分に橋を架ける作業を行なった。先日の石巻市の川開きで使用した材料をお借りして再利用。材もできるだけ切らずに使用できるように工夫をして部品部品を作った。組み立てる場所が道路であるため本日設置ができない。ので明日、昼過ぎに一気に組み立て、その夜本番となる。明日は、ボランティアとして今まで関わってきた小渕浜で静かな夜を過ごせたらと思っている。 (匠)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

昨日集めた瓦礫の山、いったん撤収2011年8月18日 (木)
今日の天候。

今日は朝から雨が降っています。予定していた牡鹿半島鮎川でのカヌーデイin石巻は、天候により漁船が出ないため中止となりました。各ボランティアたちの作業は、他の作業に振り分けたり、団体によっては自主的に他の活動に向かったりしました。今後の作業日程についてはまだ未定、いったんカヌーを引き上げベースに戻りました。
わたしは午後から避難所になっている渡波中学校に食材を届けに行きました。こちらの避難所は本部運営が終わり、職員さんも撤退してしまったため、自主運営になっています。現在15名の方が生活をされています。おにぎり、パン、お弁当、お総菜などは毎日届いているのですが、週に2回、私たちボランティアが野菜を中心とした食材を届けて様子を伺っています。 (よ)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆 ・ カヌーデイin石巻

みんなで、茶ろんもも入り口2011年8月17日 (水)
『雑貨茶ろん もも』 &カヌーデイin石巻 鮎川編

本日は震災にあった石巻駅付近にあるカフェのお片づけ作業を行ないました。活動人数6名、軽トラ1台を使用しました。チームメンバーはピースな活動をするドレッドユニットのチャン&サダ、祭りで復興をキーワードに活動するひぐっちゃん、石巻出身現在仙台在住のちいちゃん、妹ごんたと一緒に来て延泊して活動継続をしてくれているまさよさんです。みんなが気持ちよく作業できるように、オーナー小関さんも気を配ってくれました。では、まさよさんにレポートしていただきます。
「今日は雑貨茶ろんももさんの清掃作業に参加しました。
とてもおしゃれでレトロなカフェでここでおいしいお茶が飲めることを夢みながら、部屋のお掃除、キッチンの掃除をしました。
なぜか今日はのんびりな雰囲気で、掃除しているのを忘れてしまうほど。
休憩も多く、ランチはプレオープンのカフェで食事している気分でした。ランチ後もおやつ休憩が2回ほどありました・・・。
掃除している運動量より、食べている量の方が多いのでは?
清掃前の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、とっても綺麗になって達成感!!
20日から始まる『にこまるクッキープロジェクト』もこちらのカフェではじまるようですよ。
私もまた石巻に来たら、ここでのんびりお茶したいです。
今日は13日から石巻に滞在してる『まさよ』がレポートしました☆ 」

ひとりひとりの個性と特性が活かされて、とてもいいお片付けヒーリングができました。どうもありがとうございました。そして、20日から始動するクッキープロジェクトに向けてがんばります。 (よ)

カヌーデイin石巻 鮎川編カヌーデイin石巻、鮎川編初日。今回のカヌーデイは、鮎川という牡鹿半島先端の町での作業。地元の漁師さんの漁船と僕たちのカヌーとが一緒に作業する形となった。浜に打ち上がった瓦礫をカヌーに積み、それを漁船で引いてもう。緩やかなスロープのようになっている浜では、漁船を陸まで着けることができない。そのため、まずカヌーに瓦礫を積み込み、そこから更に漁船に積み込んだり、瓦礫山積みのカヌーをそのまま引いて行ったり。今までのカヌーデイと違うのはやはり漁船があるか無いかといったところかな。作業場となる浜に行くのも漁船で連れて行ってもらわなければいけないので、簡単に帰って来ることができないってところが面白かったり。
予定していた2つの浜のうち、1つの浜はほぼ完了。もう1つの浜は途中までで、明日一気に仕上げてしまおうといった勢いだ。途中カヌーの上から海にジャボンとなった漁師さんも・・・地元の漁師さんと一緒の作業は、笑いがありなかなか面白い。
今回、お昼ご飯はフジコちゃん率いる炊き出し部隊。そして今回のカヌーデイをコーディネートしてくれたエリコちゃんと、素敵なお姉さま達が全体をサポートしてくれた。カヌーには乗らなかったものの1日中花が咲いている感じがしてなんだか良かった。
僕は、長袖を忘れてしまい腕が真っ赤になってしまった。それくらい天気が良かった今日、水分を沢山とって無事に熱中症になる人もなく1日の作業を終えることができた。そして明日の天気を祈りつつベースへと戻った。 (匠)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆 ・ カヌーデイin石巻 ・ 茶ろんもも 

2011年8月16日
ヘアカット。

渋谷のフェアトレードショップぐらするーつのリュウジさんからのご紹介で、美容師さん3名が石巻にボランティアに来てくれました。徐々に地元の美容室も再開し、美容師ボランティアさんの活躍場所も減少してきている中、避難所となっている渡波中学校で要望があがっている方だけのためにわざわざいらしてくれました。お盆期間中ということもあり、みなさんのお気持ちを気遣いながらカットしていってくれました。 美容師本村さんのレポートをお届けします。 (よ)

「 渡波中学校避難所にてヘアカット。活動、参加人数 3人。
今回、東京から石巻市にヘアカットしに行くという事で、お盆休みを利用して伺いました。少しでも現地の方の笑顔が増えるように、暑い夏をサッパリした気持ちで乗り越えてもらえるようにカットしよう!と、気持ち十分で行き、少しは笑顔がふえたかな?と思います。現地の方のイキイキとした顔を見て、悲しい思いなど言葉にできないたくさんの苦難を乗り越えて、復興を目指してらっしゃる気持ちが伝わり、逆に元気をもらってしまいました。
いたるところに、がんばろう東北!の
フレーズが書かれてるのがとても印象に残ってます。
一日でも早い復興を心より願ってます。
hair salon moogom 本村信人」


関連サイト: hair salon moogom ・ 石巻ボランティア支援ベース絆

移動移動、ひまわり。2011年8月11〜15日
満月、カレンダー作業。

はからめランドを後にして、インターネット環境の整のう横浜の家に向います。途中、久しぶりに母に会いに行き、一緒に食事をしました。子供の頃父が連れて行ってくれたうなぎ屋さんで、石巻で手に入れた誕生日プレゼントを渡しました。
夜横浜に着き、荷物を下ろしてひと息ついたらやはり眠さが襲ってきました。眠くなって眠れるという環境はありがたいものです。匠くんはぐっすり眠ってしまいました。
12日、 カレンダー作業にとりかかります。荷物の片付けと次の準備、洗濯、家の片付けなど、いちにちが48時間ほしいところです。今日は匠妹の誕生日。このところ誕生日づいている気がします。
13日、小豆玄米ご飯を炊いて、納豆、梅干、お漬物、お味噌汁のシンプルご飯。「こういう食事がしたかったんだよね。」毎日食べるものはシンプルなものほどおいしく感じます。夕方匠友人よっしーがやってきました。「仕事してるからあまり会えないかも。」といいつつ、やはり会えば話に花が咲きます。2人で友人宅に飲みに行ってしまいました。
14日、満月。匠くんは2階の書斎で、わたしは3階の匠部屋で作業。ようやくコンピューターがパーソナルになりました。お互い部屋から出る時間が少なくなり、口数も減り、家からも出なくなり、こういうのカンヅメっていうのでしょうか?夕方近所に住むコセちゃんがやってきました。よっしー、コセちゃん、匠妹マミと彼氏クレイグ、匠母雅子さん、賑やかな晩餐となりました。
15日、いちにちが60時間くらいあればいいのに、と思っては現実を直視。カンヅメしても、睡眠時間を削っても、なかなか終わらない果てしない作業です。でもおかげさまでちゃくちゃくと進んでいます。もっともっと進ませたいのではからめランド行きはキャンセルして、明日まで作業を継続することにしました。明日朝出発してダイレクトに石巻に向う事にします
終戦から66年目、どんないちにちを過ごしましたか?今日からどんないちねんを過ごしますか? (よ)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

移動移動、ひまわり。2011年8月9〜10日
はからめランド。

今日は長崎原爆の日、長崎では平和宣言が出されていることでしょう。
一月以上ぶりのはからめランドに到着。放射能の影響はあいかわらず見えません。まずはこれまで蓄積した睡眠不足を解消するため、ひたすら眠りました。日暮れに目が覚め、食材や荷物を降ろし、夕食の準備にとりかかりました。今まで当たり前のようにやってきた事が、当たり前でなくなってから5ヶ月近くになります。道具がカビはじめていたりして時間の経過を感じます。今ある必要最低限のもので工夫してシンプル夕ご飯をつくってふたりで食べました。ふたりで食べれば何を食べてもおいしいよね、と話しながら、今日あったいろいろなことや、これまでやこれからのことについて話します。森の中はとても静かです。ご飯を食べたら匠くんはまた眠ってしまいました。

森の朝はすがすがしいです。朝食前に草むしりをしました。伸びすぎている草を刈り、通れるようにします。ガイガーカウンターで調べると0.2マイクロシーベルト。EM実験の場所と自然地との差はなく、違いは感じられませんでした。前回EMをまいたからか、草の勢いがすごい気もするのですが、一ヶ月放置しておいて、この天候ですから、これが自然なのかもしれません。実験地にまいたひまわりがひょろっと伸びていました。花はまだですが、つぼみができていました。
お隣さんが様子を見にやってきました。ご挨拶をして、近況報告をします。一年前とかわらない生活のような気もします。以前は早く工房を建てなくちゃ、とあせっていた感もあったのですが、今ではこの土地に建てられる準備が整ったら建つだろう、という、予言的な感覚になりました。わたしたちが住む土地というより、森の中にわたしたちが住まわせてもらっているという感じですので、森の許しが出たらいろいろなことが整うでしょう。それにしても自然の力はすごいです。たった一ヶ月で、もう元の森に戻ってしまう勢いです。 (よ)


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沼沢湖にて2011年8月8日 (月)
立秋、沼沢湖で。

二十四節気の立秋です。
この日から暦の上では秋になりますが、実際には残暑が厳しく、気温もピークに達する頃です。風のそよぎや植物の気配など、秋を感じさせる空気が漂いはじめるのもこの頃からです。

早朝、湖のほとりまで車を走らせます。睡眠時間とカヌーとどっちをとる?なんてヤボな質問はさておき、助さん、とーるくんよんさん、ナカコさんのんちゃん、はからめで、静かな湖畔にカヌーを浮かべました。カヌーの上でサンドイッチをつくり、楽しい朝食となるはずでしたが、約2名、一日の始まりを水も滴る姿で迎えることに。
水はぬるくてまるで温泉のような感じもしましたが、やはりカヌーの上では穏やかにいたいものです。
はからめランドまでがんばって走るぞ。 (よ)


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続・雨ニモマケズ風ニモマケズ ・ 四万十塾 ・ ヒューマンシールド神戸

ありがとう、みなと食堂2011年8月7日 (日)
福島、金山町へ。

水害の救援活動で、絆からも有志が福島県金山町で活動しています。福島のはからめランドの様子と、今後の動きのための仕事をしに今日から一週間ほど石巻を離れます。絆の代表助さんと連絡をとり、はからめランドへ行く前に金山町に寄る事にしました。
着いたときはちょうどボランティアセンターの夕方のミーティングのときでした。みなさんにご挨拶をして様子を伺い、活気のあるボラセンを拝見させていただきました。ここボラセンのある施設内には温泉があり、みんな活動後に温泉につかって疲れを癒していました。宿は民宿をおかりしていて、絆メンバーをまとめているヒーサーの人柄でみんながうまく活動できている様子でした。
さて、今日は助さんのお誕生日、いつもフルパワーで活動している助さんに感謝とねぎらいの気持ちを込めて、事務局ナカコさん、とーる氏と一緒に宿のみんなとハッピーバースデー。今日は絆チームのジョージさんもお誕生日でした。今朝石巻では朝5時起きでジョージさんのためにスペシャルフラワーケーキを作りました。明日も朝5時起床で湖カヌーの予定です。早起きは三文の徳。(よ)


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ありがとう、みなと食堂2011年8月6日 (土)
ありがとう、みなと食堂

3月27日から132日間続いた、みなと食堂での炊き出しが本日をもって終了となった。(お休みは8月1日の川開き祭り当日のみ)
みなと食堂には色々な思いが詰まっていて、何を話せば良いのか・・・・・。「炊き出し」という言葉にみんなはどんなイメージを持っているだろう?
最終日、湊中学校の避難所で生活されていた方から伺った話しを1つ紹介。その方が震災1ヵ月後くらいだろうか、瓦礫の中を自転車で走るおじいさんに話しかけたところから始まる。おじいさんの乗っていた自転車が新品の高価そうなマウンテンバイクだったので、どうしたのその自転車?と。聞いてみると近くの湊小学校で行なわれた抽選会で当たったのだと。みなと食堂での炊き出しは終わっている時間だったので、コーヒーでも飲んでいかない?と、みなと食堂でコーヒーを。コーヒーを飲みながらおじいさんが話してくれたのは、震災当日の思い出したくない話だった。自分の娘さんのお子さんである4歳のお孫さんが目の前で津波にのまれてしまい、狂ったように水の中を探したけれど押し寄せる津波でどうしようもなかったという辛い事実。涙が止まらない。それを聞いていた湊中に避難していた方は、かける言葉からみつからない中、口を開いた。「俺はあなたにガンバレとか元気出せとかいう言葉は何ひとつ言えない、ただ、ここの避難所にもあなたと同じくらい辛い思いをしている人間が沢山いる。そして今ここでその人たちに対して心のこもったご飯を作ってくれている人たちがいる。まずその食事を一度食べに来てくれ。」と、みなと食堂に誘ってくれた。後日、まず1人でみなと食堂に食べにいらしてくれ、その後娘さん他家族を連れて通ってくれるようになったと。
炊き出し。それを1言で表現するのは非常に難しいが、沢山のプラス方向のエネルギーを生み出す場、そしてその小さなエネルギーを繋げる場でもあるということは確実に言える事かなと・・・・。
みなと食堂の炊き出しが終わった今日、それはとても大きなスタートであると感じている人が沢山いるのではないだろうか。少なくとも僕はそれを感じながらこの文書を書いている。いた。書いた。かな。 (匠)

66年前、原子力の怖さを体験したこの国は、再び人災によって核の恐怖を味わうことになりました。放射能の影響はすぐにはわからないということから、だんだん意識から薄れていきます。けれど、そう簡単にはなくならないもののようですし、福島にいたわたしたちにとっては大きな問題です。これを機に世界中から核の平和的利用も考え直していただきたいと思います。平和的といっているのは人間であって、自然にとっては核は核。地球という自然体で生きている以上、自然の法則に則って生活していくのが自然な生き方だと思います。意味の無い偶然はないと信じて、前向きにとらえていこうと思います。 (よ)


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緑のカーテンプロジェクト、みなと食堂の風景もあと1日2011年8月5日 (金)
みなと食堂、最終日の前日

明日で湊中学校武道場での炊き出しを終えることとなりました。約一ヶ月前から、みなと食堂の炊き出しの終わりを考えては匠くんとふたり、涙していたことが現実となると思うと感慨深いです。淋しい気持ちが大きいのですが、炊き出しが終わるということは、避難所の方々もそれぞれの生活を始めたということで、みな少しずつ前に進んでいることの表れなのでこの場所で気持ちよく食事を作らせてくださったみなさんへ感謝の気持ちを込めて最後のみなと食堂を飾りたいと思います。最後と聞いて、明日湊中学校の吹奏楽部の生徒さんたちが、津波で残った楽器を使って演奏してくれることになりました。3月27日炊き出しをはじめたときのボランティアさんや、これまでここでボランティアしてくれていた方々が、わざわざ終わりの日を聞きつけて駆けつけてくれます。みんなに愛されたみなと食堂、炊き出しということを通して、たくさんの人たちとふれあいました。今でこそ笑って話せますが、涙した事もたくさんありました。歴代店長の苦労もよく覚えています。明日は地元の方が郷土料理であるおくずがけを作ってくださるとのこと。仮設住宅やアパートに移った方々も来てくれると連絡をくれ、店長ケイちゃん、ミススイーツかえちゃん、最初と最後を飾るキンちゃん、そして焼き魚担当アッシュことアベちゃんのスペシャルチームでのぞみたいと思います。 (よ)


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花火花火、ボンテン編みワークショップ2011年8月1日 (月)
川開き祭り

今日は石巻の川開き祭り。市内は交通規制が行なわれ、宿泊施設は数ヶ月前から予約でいっぱいという状況。ここボランティア支援ベースにも、川開き祭りに合わせて来たボランティアたちがいて、事務局も休みなしで稼動中。炊き出しをしているみなと食堂は、市内の人たちが川開き祭りに出かけるため、日中の炊き出しはお休みすることにしました。
川開き祭りで市内はお祭りモードです。各ボランティア団体は駅付近のふれあい広場にてそれぞれブース出展しました。わたしたちボランティア支援ベース絆のブースは、とっちくんの表札づくりワークショップと、クロさんのガラスのボンテン編みワークショップを開催しました。とっちくんの表札づくりはスギ板にトノ粉で字を書いて、バーナーで焼いて字を残すという簡単にできてとても素敵な作品作りで、仮設住宅に入った方が、新しい家の表札にします、と参加していました。クロさんのボンテン編みワーショップは、漁業支援としてはじめたガラスのボンテン編みを、みんなにも教えるいい機会。気づけば、「懐かしいなあ、昔船の上でよく編んだよ。」と、何人かの猟師さんが講師となって参加者に教える姿も。材料のボンテンがなくなっても、紐の編み方を教えてもらう人が後をただず、大人気でした。ものづくりを通して、コミュニケーションをとれる場作り大成功でした。
ステージでは石川さゆりさんが歌ったり、震災当初、湊小学校避難所で知り合ったヒロコさん&息子のマツリ(現在横浜に在住)がよさこいを披露するなど盛りだくさんのサプライズがありました。夜は北上川で花火があがり、人も屋台も大賑わいの石巻の夜でした。市内はお祭りモードではありましたが、今日もボランティア活動は継続しており、早めに撤収してベースに戻ります。事務局と有志は昨夜支援要請が来た福島県金山町の準備にとりかかります。 (よ)


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