バケツは氷。2010年12月29〜31日 
はからめランド 大晦日

忘年会などの街の行事が一気に通り過ぎ僕達は福島のはからめランドへ。29日、車ではからめランドに着くとちょっとのお酒を飲んで、疲れが出たのか2人とも12時間近く熟睡。
30日、お隣さんがお餅つきに誘ってくれたのでお邪魔する事に。美味しいつきたてのお餅をこれでもかというほど頂き、体の半分がお餅になって帰宅(歩いて1分)。そのまま倒れて今日行くはずだった温泉は明日へと延期。いつもゆっくりだが、それよりももっとゆっくりとした時間の流れを感じると、なんだかもうお正月気分。すると雰囲気を出すためか窓の外(正確に言うとメッシュの外)も雪景色に。今日はもう始めちゃおうか・・・・と一升瓶に手が伸びる。
31日お昼、今まで近所の温泉に入り続け貯めたスタンプカードで2人とも無料で温泉に入り1年間のアカを落とす。今年もいろんな事があったなぁ・・・・なんて青空を見上げながら思う。夜はラジオでNHK紅白歌合戦を聞きながら2人でお酒をチビチビと頂く。年明け前によし子が用意してくれたお蕎麦を頂く。そんな、なんてことない年越しをあと何回過ごす事が出来るのだろうか。
そうそう、電柱がはからめランドにも建った。電気はまだ通っていないが近日中に通ると思う。来年は電気な年になりそうだ。夜がもうちょっと明るくなるかな・・・。来年もよろしこよしこ。  (匠)

いきなり雪国 2010年を振り返ってみました。2月、南伊豆のティピーから塙町山林へと住所変更。ソーラーパネルを取り付ける。3月大阪道頓堀にてカヌーデイ100開催。4月、祖母他界。5月ユンボを購入し土地の整地に取り掛かる。6月、沢水取水、水開通。8月、父墓参り東北旅。11月、月のカレンダー10周年。12月電柱が建つ(電気はまだ)。そして今年は小規模ではありましたが野菜を収穫し、自給生活をはじめつつありました。今年もたくさんの方々にお世話になりながら、いろいろなことにチャレンジしつつ、無事に楽しく過ごす事ができました。今のわたしたちが在るのはすべてみなさまのお陰です。どうもありがとうございました。来る新年もどうぞよろしくお月愛くださいますようお願い申し上げます。 (よ)

クリスマスプレゼント2010年12月24〜28日 
忘年会前々夜祭〜後夜祭

毎年年末に、横浜の鈴木家で行なわれる大忘年会。今年は忘年会の前々夜祭からスタートした感じだった。前日入りするはずだった毎年の忘年会の料理隊長であるヨッシーが、前日に来れないため、前々日に来て料理の仕込をしていた。僕達にとっては、この日から忘年会が始まった訳である。そしてこの日はクリスマスイブでもあったためサンタクロースも登場。ちいさなクリスマスプレゼントと、マーケトリーという木工の技術という大きなプレゼントを僕達にくれた。
翌25日、忘年会の前日、クリスマス当日は、仙台からアヤさんが登場。部屋の片付けから買い物と、忘年会の準備を一緒に手伝ってくれた。夜はサンタクロースとアヤさんが加わり、仙台の美味しいお酒と共に夜まで楽しい時間を過ごした。  (匠)

忘年会当日26日、昨夜の前夜祭が楽しかったせいか、気づけばもうそろそろ午後になりかかっていました。てきぱきとそれぞれが本番に向けてちゃくちゃくと準備をこなし、料理隊長よっしーと特別料理人平井さんとで台所をシェアしつつ、一人二人と人が増えていきます。今年のメニューはふーチャンプルー、ゴーヤチャンプルー、ソーミンチャンプルーとよっしーの沖縄料理が続き、かぼちゃのサラダ、インドアーユルベーダレシピのホウレンソウのカレー&チャパティ、トマトソースのペンネなどなど。平井さんのスペシャルはイチジクとブルーチーズ、くるみのオーブン焼、キッシュ、タルト、ジャガイモと粉チーズあげのおつまみと、豪華メニュー。ワカモレ&トルティーヤ、タイ風豆腐とエビのサラダ、焼豚など、ホストサイドも腕を振るいました。デザートはABCクッキングの先生お手製抹茶ロールケーキ、アメリカから材料持参でスコーン二種と、みんな大満足してくれた感じでした。夜もふけたら焼おにぎりや焼ソバ、ラーメン、お漬物など宴は朝まで続きました。ビール3ケース、焼酎2本、日本酒2本、ワイン3本、差し入れのお酒(たくさん)、総勢49名の老若男女が集った大忘年会となりました。
今年は前々日からはじまった忘年会、なんと後のまつりまで続きました。もう一泊組と明るいうちから飲み始め、「明日帰ればいいんじゃない?」の言葉に宴は朝まで続き、いったいいつ眠ったらいいのかわからなくなるほどでした。まるでもうお正月気分ですが、みんなを送り出して、ようやくはからめランドへ向かう準備にとりかかります。 (よ)

中目黒あかりまつり2010年12月23日 
中目黒あかりまつり

毎年恒例クリスマスシーズンの風物詩、キャンドルのあかりで光の回廊を彩る「中目黒あかりまつり」が行なわれ、僕達はそのまつりの中で蜜蝋でキャンドルをつくるワークショップを開催した。天皇誕生日ということもあり、お昼からチラホラとお子さんを連れた方々が会場である中目黒駅前のGTというビルの広場に集まってくる。
溶けた蜜蝋の中に芯となる紐(ひも)をチャポンと浸けてすぐに上げる。すると芯の周りに薄く蜜蝋が付きすぐに乾く。その乾いた蜜蝋の周りに次の蜜蝋をつけるためにまたチャポン。この作業を何度も繰り返して親指サイズまで太らせる。これが今回行なったワークショップでのキャンドルの作り方だ。
今回は子供達はもちろんだが、大人たちが喜んでいる姿が多く目に留まった。「久しぶりに一つのものを真剣に作った。」「時間をかけた繰り返しの作業がいろいろな事を考えさせられ、面白い」という声を頂いた。物をつくるという行為は一概には言えないが、心を落ち着かせるような効果があることは確かだろう。何か嫌な事があったり、悲しい出来事が起こったりしたとき、何も考えずに手を動かせるという技術というか趣味というかそんなようなものを1つ知っていると、もしかしたらいつの日か心の支えになる日が来るかもしれない・・・・・・・よ。   (匠)


関連サイト: 中目黒あかりまつり

昨晩の月、手帳忙し。2010年12月21日 
Full Moon

師走の満月です。横浜はあいにくの雨で、月食も見られませんでしたが、月のエネルギーは雲の上からも届いているようです。北海道では月食の観測ができたようで、赤黒い月がテレビの画面に映しだされていました。月の色は大気によって変化するから、赤い月や黒い月など、毎回違うといっていました。次回の観測は来年の12月10日だそうです。
今日は一日手帳をつくり、発送する作業をしていました。できるだけはやくみなさんにお届けしようと思っているのですが、一枚一枚印刷をするところから作り始めているためなかなか時間がかかります。でもクリスマスに間に合うようにと今日もせっせと夜なべしています。 (よ)

畑に雪2010年12月14〜16日 
Hacarame Land

朝の室温(テントの中)は1℃、目が覚めていても布団から出たくない温度です。じっとしていても朝はどんどん過ぎていくのであきらめて布団から出てストーブに火を入れます。朝はほとんどわたしが先に目覚めるので、匠くんはいつも暖かくなってから起きることになります。
テントから出て周りの様子をチェックします。霜が降りている畑には小さいながらも青い葉が残っていました。大根も白菜も春菊もまるで苗のような大きさですが、それでも食べる事が出来そうです。外の水道はやはり凍っていました。予測していたのであらかじめ汲んで来ておいた水で朝食をつくります。洗い水は沢から汲んでくるのですが、沢の水も顔を洗うことを躊躇するくらい冷たくなっていました。冬真っ盛りです。
今回は整地に着工する余裕も無く、ひたすらカレンダーを作り、すぐにまた山を降りることになっています。おきが残るので今回は外で焚き火もしないでほとんどテントの中で過ごしました。出発予定の16日、朝から雪が降りてきました。みるみるうちに雪景色になっていきます。スタッドレスタイヤに履き替えていないはからめ号、予定よりはやい出発にして、那須を経由してからだの疲れを癒すために「鹿の湯」につかってから横浜へと向かいます。 (よ)

テントに雪2010年12月13日 
事始め

世間では今日からお正月を迎える準備をします。かつて「煤払い(すすはらい)」といわれていた一年間の煤を払う行事は今も年末の大掃除として引き継がれていますね。
匠くんの体調も回復し、午前中来年オープンする石の浄化屋さんと打ち合せに池袋に向かいました。石やさんはたくさんあるけれど、石の浄化専門店は全国でも珍しいかもしれません。そちらのお店のチラシデザインを担当させていただくことになりました。楽しい話はあっという間に過ぎ、それから日暮れ覚悟ではからめランドへと出発しました。日が短くなり、5時前なのにもう暗くなっいます。沢からひいていた水道は凍っていると思われたので湧き水が汲めるところまで水を汲みに行き、はからめランドについたときにはドップリ夜でした。薪ストーブに火を入れ、まず暖をとりながら食事の準備にとりかかります。あまりにも寒いのでまず一杯のお酒でからだとこころを温めました。「日本酒が美味しい季節だね。」「おつまみ用意するね。」と、はからめランドの冬はおうちカフェならぬおうち酒場になります。寒いけれど、これもまた楽しい冬の醍醐味でもあるように思います。 (よ)

風邪を引いたらコレ!2010年12月11〜12日 
takumi caught cold.

12月はみなさんお仕事プライベートも多忙になり、胃腸も酷使する機会が多くなってきますね。忙しいとは心を亡くすと書くように、忙しさでなくしてしまうもの忘れてしまうこともあるかもしれません。楽しみにしていたクリスマスパーティー前に匠くんが寝込んでしまいました。会社や事務所と違い、自分たちの時間で作業や仕事をしているため、あいまあいまにもいろいろな頼みごとをしてしまいすぎたようです。かわいそうなことをしてしまいました。今はゆっくり休んで復活する体力と精神力を養ってもらう時間が必要のよう。風邪やノロウイルス、インフルエンザなどの話もちらほら聞きます。手洗い、うがい、ビタミンを取って、できるだけ病に感染しない対策をとっておいたほうがいいですね。睡眠不足も体力低下の要因になりますから、楽しい飲み会も休み休みのスケジュールで組んでおいた方が無難です。手帳を開くと、昨年のわたしが今のわたし宛に注意事項を書きこんでいました。「食事に気をつけなさい。食べすぎ、飲みすぎにならないように心がけてください。」「優先順位を決めて作業にとりかかりましょう。」と箇条書きにしてあります。多分昨年食べすぎ、飲みすぎで体調を崩したんでしょうね。そして優先順位をつけて作業をすべきだったと気づかされたんでしょうね。できるはずだったことや、やらねばならないことができなくてイライラしたりもするこの心を忙しいというのかもしれません。反省、看病、また反省。 (よ)

tuttyファミリーと2010年12月8〜10日 
tutty cafe family coming.

新月のパーティーに修善寺から友人tutty familyが来てくれました。その足で東京のカフェやショップをリサーチし、横浜基地に寄ってくれました。いつもはわたしたちがおいしいお料理をいただいているので、今回はわたしたちが料理をしてゆっくりしてもらおうと思い、できるだけ自然にとれたものを使ってご飯をつくりました。1歳半になるエイオウはとっても元気に家の中を走り回り、食欲も旺盛でみんなと楽しんでいたのですが、事件は二日目に起きました。
tutty familyは「横浜に来たんだから、」とインターネットで検索した中華街にあるベジタリアン料理の台湾料理屋さんにランチに行きました。横浜観光、みどころもあって結構楽しんでゆっくり帰ってくるだろうな、と思いきや、意外と早くご帰宅。なんだか家族みんな元気が無い。「どうだった?」「ベジとはいえ、化学調味料を使っていて、気持ち悪くなった。油もすごくて、調子悪くなって。」と、みかんで解毒しながら話してくれました。「マクロビォテック界ではよく知られているブログでも大絶賛だったんだけど。」玄米菜食の生活を送っているtuttyたちは化学調味料などは用いず、天然のお味噌、お醤油、お塩などを使っておいしくお料理をしています。普段口にしない調味料などには敏感に反応がでるようです。元気だったエイオウが嘔吐してしまいました。これにはみんなあわててしまいました。「食べログに正直に書くかどうか…。」全国のカフェの評価などをしているサイトがあって、そこに書き込むかどうかなども悩みつつ、翌朝は笑顔で修善寺に戻っていきました。
日々食の大切さを実感しておりますが、ますます食べ物のからだへの影響を感じさせてくれる一件でした。いろいろあった2泊3日でしたが、カレンダー&手帳制作工場も見てもらえたし、tutty、ユタカさんともゆっくり話ができてよかったです。彼らはとっても素敵なfamilyなのです。来てくれてありがとう、これに懲りずにまた来てね。わたしも腕を磨いてまってます。 (よ)


関連サイト: tuttycafe

パーティーの様子2010年12月6日 (月) 新月
はからめ月のカレンダー10周年記念パーティー

よし子がカレンダーを作り始めてから今年の2011年度版で10年目。そんな区切りの時に都内でささやかに10周年記念パーティーを開かせていただいた。場所は、毎度お馴染み、毎年カレンダーをお取り扱い頂いている三軒茶屋にあるオーガニックカフェ「Ohana」。集まってくれたのは約30人ほどのカレンダーユーザー。皆さんから「おめでとう」の気持ちを頂いて、なんだかとても嬉しかったのと同時に、この先本気でみんなに「ありがとう」をお返していかなければと、がんばるぞっていう気持ちが湧いてきた。
よく顔をあわせ、お酒を飲んだりする友達、昔メキシコあたりで出会った仲間、カヌーというキーワードで集まってくれた仲間、ラビラビちゃん、たまたま今日カフェに遊びに来た方々、たまたまデパ地下で会った方、「Ohana」「ふろむあーす」チームの仲間、近所の友達、などなど多くの知り合いが繋がっていく時間を一緒に作れたことが何よりも嬉しかった。さらに、普段メールでしかやり取りしていない、未だ顔を見たことが無かった方々が遠くからも、近くからも参加しに来てくれたということが嬉しかった。そしてその方々が、やっぱりいろいろな方と出会い、繋がり、楽しそうな時間を過ごしてくれたような気がしたという事。またみんなが集まって繋がって交流できる時間を作れたらいいなぁって、パーティーの後、終電の中で思った。
というわけで、毎年毎年、皆さんのご意見、ご感想を頂きながら大きさは変わらないけれど奥行きが膨れ上がっている「月のカレンダー」と「月の手帳」。これからもこの暦たちと共に僕達「はからめ」とよろしくお月愛、お願い、ぴょん。  (匠)

あと1枚、はからめ会議2010年12月1日
年の瀬

カレンダーも残り1枚となり、とうとう年の瀬ですね。「瀬」というのは川でいえば流れの急なところをいいます。他に、物事に出会う機会、立場、ふし、場所、という意味があるようです。一年の中で一番流れが急なのか、一年のふしととらえるかは人それぞれでしょうが、どちらも当てはまっているような、年の瀬とは的を得た言葉のように思えます。わたしたちにとっても流れは速く、手帳を片手にスケジュールを確認して作業にとりかかるようにつとめています。わたしの場合、こもりっきり作業では見えてこないこともあるため、たくみくんを誘ってカフェに行って話し合うようにしています。
「12月1日だからカフェで打ち合せしようよ。」と、何かと理由をつけてはカフェに行く大義名分をつくります。この季節の街はクリスマス色に彩られ、より年末を意識させられるモードになっています。自然の中にいるときには感じられない季節感が街の中には溢れています。それもまた楽しめるようにと、この行ったり来たりの引越し人生をいかに過ごすか日々考えています。思い悩む事や望ましくない状況がやってきても、こころを穏やかに保っていられるようにしたいものです。ヨガの本を読んだりしながら、他の人はどうやって切磋琢磨しているのかを教えてもらっています。 (よ)

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