打ち合わせ風景、雷門 2010年2月27日(土)
浅草、風雷神門

薬効手染め布ナプキンで有名なアルデバランの俊ちゃん、由産ちゃんと打ち合わせるために浅草に行きました。お2人は岡山から「アースガーデン」というクラフトフェアに出展するために東京浅草に来ていて、ちょうどいいタイミングで会うことができました。今回は3月17日から東京ビッグサイトで開催される健康博覧会の立てこみの打ち合わせで、岡山にあるアルデバランのお店をビッグサイトにもって行くようなイメージで、と伺いました。
その後一緒に浅草寺にお参りして、大きなわらじを見たり、雷門(ほんとうは風雷神門という)の裏にいる金龍、天龍のシッポを見てから、神谷バーで電気ブランとビールを交互に飲み、別れました。由産ちゃんが「今日揺れてる、揺れてる、って感じてね、実際は私だけが揺れているのかもしれないんだけれど…」と話していたら、チリで地震が起こっていました。なまずのような予知?能力です。 (よ)


関連サイト: あるでばらん ・ 健康博覧会2010

琵琶湖、ここに100艇が・・・。 2010年2月21〜26
大阪〜琵琶湖〜岐阜〜伊豆

21日快晴、横浜から大阪に向けて出発します。明朝、カヌー100艇の打ち合わせをするというので、今日中に大阪近郊に到着する予定で東名高速に乗り、夜は吹田SAで仮眠をとりました。
22日午前中、3月27日に開催される大阪川開き式典でのカヌーデイ’100をとりしきってくれている宮浦さんの案内で、道頓堀商店会の事務局長さんにご挨拶に行きました。それから潟cAイの井上さんと昼食、経過報告と今後の調整について話し合いました。午後再び宮浦さんと大阪市の担当者、道頓堀の観光船会社の方と「川の駅」での打ち合わせに参加。大阪の街中での開催に、地元の土地勘のあるみなさんがたくさんの意見を出してくれて、宮浦さんがそれを調整をしてくれるということで会議は終了。決まらないことが多い分、意見をきける時間があることに感謝しました。その後わたしたちは琵琶湖に向けて移動、途中東大阪にある友人のお店「ブラウンタビー」に寄りました。3月1日から2Fにカフェができることになったそうで、ちょうど準備をしていたオーナーの女性と入り口で会いました。カレンダーを使ってくれているそうで、嬉しい出会いでした。これから立ち寄れるカフェができるのは嬉しいことです。夕方滋賀県高島市今津町の近江手造り和ろうそく大與の4代目の大西くん宅に到着。今夜は新居大西邸にお世話になります。久しぶりに会う大西くん、佳絵ちゃんと夜更けまで話し込み、平成22年2月22日22時22分を一緒に過ごしました。
瑛櫻、WoodenBoatCentreにて23日快晴、水鳥もたくさんきていて美しい琵琶湖の風景です。早朝この近くにあるホームセンターアヤハディオに行ってからWoodenBoatCentreにて青のWood&Canvasカヌーのサンディングをしました。ふたりとも青粉まみれになりながら久しぶりのボートセンターを感じました。かおるさん、大西くんが会いに来てくれました。
24日、水鳥センターの館長村尾さん、旅のカフェの京子ちゃんと会い、近況報告しあいます。ふたりともとても元気そうでした。京都から俣野さんが来てくれて、「カヌーデイ’100」へたくさんの助言をくれました。自分たちではできないことも、助けてもらって進みそうです。俣野さんが1月に行ってきたという、木造船をつくっているインドネシアの島のレポートはとても興味深いものでした。雑誌kaziに昨年俣野さんがつくったボートが6ページにわたって掲載されています。
琵琶湖をあとに、岐阜の矢島ファミリー宅に向かいます。矢島ゆーすけさん、美嘉さんご夫妻は「森のようちえん」「森のカフェ」など、子どもたちと大人が一緒に楽しめる野外活動をしています。コールマンキャンプで知り合ってから数年、働きながら、やりたいことを実現していく姿には勇気付けられます。カヌーデイ’100への参加もしてくれることになり、3月に大阪で会う約束をして、子どもたちを幼稚園に送って出発しました。
25日夕方、伊豆修善寺の友人tuttycafeに到着。昨年生まれたエイオウは離乳食になり、めきめきと育っていました。ツッチーもユタカさんも元気そうで、とてもいいペースで暮らしていました。ユタカさんが匠くんにお誕生日ケーキを焼いてくれ、今年の匠くんはみんなに祝ってもらえて嬉しそうです。tuttycafeにくると、この家族の波動と食べ物のエネルギーに癒されるなあ、と感じます。
今回はtuttycafeに以前から頼まれていたHPをようやくかたちにすることができたので、その説明に伺いました。26日、匠くんは2人にHPの説明を、わたしはエイオウと時間を過ごしました。tuttyのお母さんとお父さんが来てくれて、畑の野菜をお土産にくれました。取れたて野菜は何よりのお土産です。今日が春一番、あたたかい陽気となりました。 (よ)


関連サイト: ブラウンタビー ・ WoodenBoatCentre ・ 株式会社モアイ ・ 大與 ・ tuttycafe

みかん、妻沼聖天山 2010年2月20
匠誕生日 旧人日の節句

朝起きると大きな箱が置いてあった。気がつくと、よし子が後に立っていて「誕生日おめでとう」と言ってくれた。「ありがとう、なんだこれ」って僕は言いながら、そっと包み紙をはがすと白熊の絵と「SOREL」という文字が描いてあった。靴だ、寒くない防寒靴。履いてみるとバッチリ、雪の中へ飛び出していきたい物質が足から頭まで駆け巡った。一緒に入っていた手紙は買う事ができない大切なプレゼント。
今日はよし子のおばあちゃんが入院してしまったので、よし子の母である愛子様と3人でお見舞いに。途中、妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)にお参りをし、境内でこの地域で有名な聖天寿司なるものを頂く。このお寿司、一言で言えばお稲荷さんなのだが、その長さが普通思い浮かべるお稲荷さんの約3倍ほど、とにかく長い。それが3本と、のり巻きが4個入って1人前430円。3人で2人前を食べたのだが、2本で充分おなかが膨れた。その他ここ妻沼聖天山は、すごく細かい彫刻が施された門が強烈で、首が痛くなるほど長いこと上を見上げてしまった。
誕生日、お隣さんの畑。 愛子さまの実家に着くと大きな夏みかんが沢山なっていてそれを収穫、大きなフキノトウも。お隣さんには、畑にある大根、ねぎ、ほうれん草、ブロッコリ、水菜などの野菜を沢山頂いた。この地で印象に残ったのが木を切る話や、木を切った話、木を切った跡だ。特に迷惑をかけている訳でもない梅や桃、柚子など実のなる木や、大きなケヤキなどをバサッと切ってしまう気持ちが僕には理解しがたいのだが、どうも田舎に住む人々は切ってさっぱりする方を好むみたいだ。僕達の目ははからめランドを向く事としようと何度も何度も思った。
そして、よし子の伯母さんにあたるアキさんと4人で、おばあちゃんのお見舞いに。転んで打ったところが痛く辛そうではあったが、いつものおばあちゃんぶりは健在、幾つもの名言が飛び出し、よし子が焼いたバナナケーキも少しずつではあるが美味しそうに食べていた。早く、ゆっくりと、元気になってほしい。
帰り道、僕にとっては馴染みの薄い「しゃぶしゃぶ料理」に連れて行ってもらった。少しずつ出される料理って、少なそうに見えて結構お腹いっぱいになる。とっても美味しく幸せな時間を過ごさせてもらった。
愛子さまを送り届け横浜に戻ると、僕の母である雅子さまと妹マミが巨峰ワインを用意して待っていてくれた。マミからは「継ぎ手手ぬぐい」を頂いた。そしてよし子が焼いたチョコレートチーズケーキ(そう、よし子は昨日2つのケーキを焼いたのだ。)これがとにかく美味しくて食べすぎ注意報が出るくらい。沢山の方から、沢山の祝福された20日、時計の針は12時を回り21日に。「誕生日終わったんだからお皿洗って。」って笑いながらお皿を洗ってくれているよし子が台所に立っていた。ありがとう。  (匠)

2010年2月19日 雨水(うすい)  雪が雨になり水もぬるむ頃です。

横浜にて。 2010年2月14
新月11:51、旧正月、聖バレンタインデー

いいお天気です。今朝早く月のカレンダーの発送をしました。こんなよき日にカレンダー作業を一区切りできて、とっても嬉しいです。ありがとうございます。今日は新月、月は水瓶座に位置しています。水瓶座はひらめきや友情を司る星座です。新月が水瓶座にあるときに実現する願い事は、ユニークな解決法や革新的アイデアについて、友情を育てることに関してです。また身体部分では、足首やふくらはぎ、血液循環に関する健康促進や治癒に効果があるとされています。
今日は旧暦のお正月です。今日から気持ち新たに一年の目標をたてるのもいいですね。街中ではバレンタインデーとしてたくさんのチョコレートが売りに出されています。わたしは義理チョコをあげるかわりに感謝の気持ちを伝える日にしたいなあと思っています。さて、外出から帰ってくると、たくみくんが「ぼ、僕、女性4人相手にお酒とごはんふるまって・・・・いいんだけどね。」「え?バレンタインデーなのに?」となにやらおもしろいことになっていました。たくみくんなりに母、妹、妹の友人に感謝の気持ちをかたちであらわしていたようです。(よ)

部屋の中、部屋の外 2010年2月9〜13
はからめランド、建国記念の日

朝8時30分、横浜を出発して塙町へと向かいます。今回の目的は住民票を移す手続きをすること、ソーラーパネルをとりつけること、木を伐採すること、預かっているカヌーを積んで帰ってくることなどなど。まず町役場に行って手続きを済ませます。塙町での唯一の知り合い吉田さん奥さんゆうこさんにばったり会いました。タイミングをみてご挨拶に行こうか、と話していたときでしたので、お会いできてよかったです。近々ご挨拶に伺いますとお伝えし、それからはからめランドに向かいました。しばらく間をあけていたので、雪はどうかな、テントはどうかなとドキドキです。たどりつたら不安解消、どうやら大丈夫のようでホッとしました。
10日からお天気が崩れはじめました。曇りのち徐々に激しい雪。寒いです。実家から持ってきた椅子、絨毯や羊の敷物などを敷いて、テントの中を部屋っぽくしてみました。お天気に左右されて外作業はすすみませんが、テントの中はなんだかいい感じになりました。11日、建国記念の日。「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1967年から国民の祝日とされました。国をしのぶには、まず自分たちの暮らしから、たくみくんが雪の中、ソーラーパネルを取りつけてくれました。これで夜の明かりをソーラーエネルギーでまかなうことができます。使う明かりはコールマン社製の12ボルトのランタンです。電池、AC、DCと使える優れもので、今までエネループ電池を使っていたのですが、2時間で電池切れとなっていたため、ソーラーシステムに切り替えました。
作業する2人12日、都合により明日出発しなければならないので、木を切れる日は今日のみ。ですが外は今までで一番激しく雪が降っています。まずやらなければいけないことはテントの屋根の雪下ろし、水汲み場までの雪かき作業です。ふたりでせっせと雪を降ろします。手足がとっても冷たいです。あたり一面銀世界、静かな中にカヌーとテントと車だけ。綺麗な風景だなと、ときおりぼんやりと過ごしました。午後、「いけそうだ、木、切ってくる。」とたくみくん。そばで火を焚かないと凍えてしまうので、わたしはすぐに火がつきそうなものをかかえて焚き火係です。雪の中ですが、作業をしていると寒さを感じつつも動けるのが不思議です。チェーンソーのギーンという音のあと、メリメリッという木が折れる音、ダーンという木が倒れる音を繰り返し、何本かの杉が倒れていきます。時にはクサビを使ったり、倒れる方向が思うようにいかなかったりと悪戦苦闘もありつつ、よくがんばりました。作業のあとは薪ストーブとおいしい食事とおいしいお酒、これだけで充分です。
13日、朝食のあとすぐにお昼のお弁当をつくり、荷物をまとめて出発の準備をします。たくみくんは1時間弱でも木を切ってくる、と山に入っていきました。雪がかなり積もっているので心配ではありましたが、なんとか車も出せそうです。11時前には出発しようと決めて、テントの中を片付けお隣さんにご挨拶していざ横浜へ。雪が結晶のまま降っていて、雪国だね、東北地方なんだね、と地元の人が聞いたら笑ってしまうような会話をしながら夕方すぎには関東に到着。夜とーるくんが来て、横浜にぎやか生活は未明まで続きました。 (よ)

福茶、梅の花 2010年2月4
立春

立春とは冬と春の分かれ目である節分の翌日のことをいいます。暦の上では春、日脚が徐々に伸びる頃です。立春には、昆布(よろこぶ)、節分に撒いた豆(まめに働く)、梅干し(梅は縁起が良い)の入った福茶を飲み、1年間の無病息災を願う習慣があります。また、この日から雨水(2月19日)までの期間のことを立春と呼ぶこともあります。
この日を一年のはじまりとする立春正月という考えもあり、禅寺では「立春大吉」と書いたお札を玄関に貼ります。「立春大吉」は縦書きにすると左右対称となり、この文字を書いて貼ると一年間災難にあわないというおまじないだそうです。そういえば、わたしの実家にも毎年お寺からこのお札が送られてきていました。日本の風習は俗信からまじないまで、信じるものには効果があるというsuperstition満載なところがおもしろくもあります。(よ)

節分祭、豆撒き 2010年2月3
節分の豆撒き

立春の前日のことを節分といいます。立春正月の考えでは、1年の最後の日として、邪気をはらい幸せを願ういろいろな行事が行なわれてきました。
豆を撒いて邪気を払い、福を呼び込む節分追儺式が各地で開催されます。豆撒きは子どもも大人も楽しめる行事ですね。炒った大豆を年の数だけ食べると健康でいられるとか、年の数プラス1個食べると病気をしないとか、いろいろな俗信があります。また、最近では恵方巻といって、その年の恵方に向かって一言もしゃべらず願い事を浮かべながら太巻き寿司をまるごと食べるという風習も知られるようになりました。横浜ではここ数日寒い日が続き、春を前に冬をもういちど体感しています。今日は恵方手巻き寿司を作って、西南西の方を向いて、みんなでおいしくいただきました。今年1年健康でいられますように。 (よ)

ボトルの中の船 2010年2月1
初午

2月の最初の午の日のことを初午(はつうま)といいます。本来は旧暦の2月の午の日を初午としていましたが、現在では新暦(グレゴリオ暦)2月を初午としています。西暦711年2月の午の日に、京都の伏見稲荷大社に倉稲魂神(うかのみたまのかみ)が光臨したといわれ、その後全国の稲荷社で祭礼が行われるようになりました。稲荷社は五穀豊穣の神を祭る神社でしたが、やがて都会では商売繁盛、漁村では豊漁の守護神として信仰されるようになりました。栃木県では「しもつかれ」という鮭の頭、大根と人参のすりおろし、炒り大豆、油揚げ、酒粕をいれて煮込んだものをお供えする風習があるそうです。一般的には「いなり寿司」をお供えして五穀豊穣、商売繁盛を願います。
この日に雨が降れば火に祟られないという俗信もあります。今日は夕方から雨、夜には雪にかわりました。今年は火に祟られない年となりそうです。
今日は1日。映画の日でもあります。『Lovely Bones』(★★☆☆☆)という映画を見ました。
ブライアン・イーノの音楽、この世を越えてよかったです。 (よ)

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