芋餅、ハムちゃんと 2008年1月27日 (日)
ハムちゃん

カヌー仲間ハムちゃんがやってきました。高知県の四万十川ほとりの四万十塾でたくみくんと一緒にカヌーガイドをしていたハムちゃん、料理もとっても上手。「ハムちゃんの手料理が食べたいなあ。」とリクエストしたのは芋餅(ジャガイモと片栗粉でつくる素朴なおかず。もちろんおやつとしても。)四万十にいたときに、キッチンで飲みながらの夕食準備をしていたことを思い出します。話もはずみ手もはんずんでいつの間にかあるものでもう一品。デザートまで作ってくれました。
今ハムちゃんはオーディオテクニカ(オーディオ機器で有名な)という会社にお勤めで、来月は社内スキー部のみなさんとカナダに行くそうです。家では洋裁をしたり、お料理をしたり、最近ではエッセイを書いたりもしているそうです。旅先ではカヌーにスキーなどかなりアクティブ、そして仕事も順調、充実した日々を送っている様子。わたしたちのアトリエが完成したら是非カヌー造りにもチャレンジしてほしいものです。 (佳)

やっと終わったぁ!! 2008年1月23〜24日
WAXがけ終了

腕が筋肉痛。ワックスかけて、ワックス拭き取る、ワックスかけて、ワックス拭き取る。なんだか空手が上手くなりそうな作業の繰り返しだ。ワックスだけでなく、かなり時間もかけてしまったがそれなりの成果があったと思う、とっても床が綺麗になった、うれしい。床が喜んでいる、今日から土足禁止だ。
これで2階はまっさらの状態、さてこれからレイアウトを決めていくのだが、その前に1階の大片付け大会を先にやってしまって、その後、電気の配線など1階2階と、まとめてやろうと思っている。
さて問題は1階。今回は少しだけ片付けただけでまた横浜に戻る事に。それにしてもすごいゴミの量だ。次に来るのは来週かな、後1週間くらい手を加えたら変化が見えてくるかな。早く来週にならないかな。  (匠)

蜜蝋WAX作り、水拭き佳子 2008年1月20〜22日
水拭き大会、蜜蝋WAX

本当に暇さえあればやってくる群馬県の秘密基地。今回は前回やり残した柿渋塗りが少し、そして床のWAXがけだ。しかしWAXがけの前に大変な作業(大変な作業ばっかり)。床の水拭きだ。約30年のホコリはたまったもんじゃない・・・じゃない、よくたまったもんだ。1回雑巾をバケツに汲んだ水で洗うと、もう水がドロドロ。すぐにバケツの水を取り替える。これってバケツ使う意味あるのかなぁ、なんて思いながら。そしてついに最終段階、床のWAXがけだ。以前より市販されている蜜蝋WAXの成分が気になっていたので、前回ホームセンターに行った時に調べてみると、蜜蝋と荏油(えあぶら)とだけ書いてあった。それを見て自分達で作れそう、しかもイベントで使った蜜蝋のリサイクルに良いんじゃないかと思い、インターネットなどを見て配分を調べてみた。どうも蜜蝋:荏油=5:1、らしい。さっそく作ってみる。ただ溶かすだけなのでたいして手間もかからないでできた。しかし使ってみると使い心地がどうも違う。(僕は以前市販されているものを使った事がある)もしかしたら蜜蝋と荏油の量が逆か?ちなみにここ秘密基地はインターネットが使えないとても居心地の良い環境なので、もう一度調べなおそうって気も起こらない。試しにやってみたが何だかオイルを塗っているみたいだ。でも確かこんな塗り心地だったような・・・・・。なんて言いながらこれやったりあれやったりしている間にだんだん隙間が埋まってきた。これで2階がの準備がほとんど終わった。これからレイアウトを考え、机や棚などを作ったり、配置したり、配線をして照明を設置したりと、こまごま作業がつづく。
水拭き佳子、WAXがけ匠 同時に1階に取りかかる。予定では2階は事務所、アトリエ、休憩、娯楽、くつろぎスペース。そして1階がカヌーなどを作るための木工作業所にするつもり。しかし1階、まだ何にもしていないどころか2階を綺麗にするために1階に運んだ荷物だらけ、まずそれの片付けから始めなきゃ。お金もできるだけ掛けないようにして、かといってダサイ空間にしてしまったら、その場所を使う人間も、作った物も、何もかもダサくなってしまうのは今までの経験からも分かっているので、使わなければいけないところにはちゃんと使い、自分達の心ごと綺麗にしていく。空間を作るのに時間もあまり掛けられない、なぜなら僕達が本当にやりたいことは、その空間を使ってものを作ることだから。低予算、短時間、求めるのは高品質、その言葉だけ聞くとちょっとやな感じ、だけど依頼人も請負人も自分達だからすごく楽しい。こんなところに幸せを感じながら生きて死ぬ、その秘訣ってものが転がっているんじゃないかって思う。  (匠)

ヨッシー、まいちゃん、おめでとう。 2008年1月19日
ヨッシー、まいちゃん、おめでとう。

今日はヨッシーとまいちゃんの結婚披露宴。銀座にあるハワイアンレストランで行なわれた。店員さんは半袖アロハシャツ、豪華なハワイアン料理、2人が式を挙げてきたハワイにちなんで選んでくれたみたいだ。普段無口なヨッシー、今日もその無口さには変わりはなかったが、みんなからお祝いされて沢山笑顔がこぼれていた。まいちゃんも笑顔にあふれていて、涙ぐむシーンも。2人のスライドショーみたいなのもあり、まだまだ始まったばかりの人生をちょっとだけ見させてもらった。ヨッシーの髪型はお母さん妙子さんにセットしてもらったみたい。実はお母さん、北海道名寄市で「妙子美容室」を経営されている美容師さん。趣味は釣りで、カレイなどの魚を釣っては時々僕達に送ってくれ、とってもお世話になっているお母さん。そんなお母さんに初めて会ったのだが話しやすく素敵なお母さんで、このお母さんでヨッシーなんだなぁって思った。
新郎新婦に別れを告げ、ハワイアンレストランを後にした僕達はヨッシーのお母さん、お姉さん、僕の母、佳子と一緒に普段なかなか行くことの無い銀座のなんちゃらビル43階展望レストランでビールを頼んだ。お腹いっぱいの僕達は、ヨッシーの昔話をつまみにピアノの生演奏なんかを聴きながら話に花を咲かせた。
素敵な家族、素敵な仲間達(僕が含まれているかはわからない)に囲まれているヨッシー、まいちゃん。末永くお幸せに。2人の幸せは、みんなの幸せだからね。  (匠)

働く佳子、働く匠 2008年1月16〜18日
しぶしぶ柿しぶ

13日、一度横浜に戻り14、15日と何をしていたんだっけ?そうそう、まだ体調が本調子じゃなく家でゴロゴロしていたらダメ人間になっちゃうと思っていたけれどゴロゴロしてもいられなかったのは、1月に入ってからもカレンダーや手帳の注文をしてくれる暖かい皆さんのおかげ。助かった。僕は手帳チクチク、カレンダーチクチク。佳子は久々にOhanaに行っていたかな。
16日ETCの時間割引になる時間帯をねらって群馬へ。やったー半額だ。でもこれくらいの得ではまだまだ元を取るには長い道のりだ。
17日早起き作業開始。午前中、壁を軽くサンディング。真っ白な壁にするのは大変だから切の良いところでおしまい。そして軽く養生して柿渋を塗り始めた。この柿渋、この世の中にはいろいろな値段のものが市販されているのだが、行ったホームセンターにあるのが結構高価で、「インターネットでもうちょっと安いの見たことあるのになぁ・・・ブツブツブツ」とか言いながら渋々柿渋を購入したものだ。梁と柱、全てに黒い顔料(粉の絵の具みたいなもの)を少し混ぜて塗っていく。柿渋は塗って乾いた後も時間と共に色が変化していく面白い天然塗料だ。そしてそれだけではなく防腐、防カビの効果もある。既に40年ほど経っているこの納屋、直しながら上手に使っていけば100年は余裕で持ちそうだ。とは言っても塗る作業も結構大変、あたりまえだが梁は手の届かないところにあるので、脚立に登って柿渋塗って、降りて脚立移動してまた登ってを100回くらい繰り返す、腕も結構だるくなってくる。だけどなんだか楽しいのは、この場所をこの先使っていくのが僕達だからなのは他でもない。今回の2日間は柿渋大会で終わってしまった、しかもまだ塗り終わっていないが。
明日19日は今月6日(↓)にお邪魔させていただいたヨッシー、まいちゃんの結婚披露宴に誘っていただいているので1日それに浸ろうかと思っている。今頃2人はどんな話をしているのだろう・・・・楽しみだ。  (匠)

お蚕様の残骸、働く佳子 2008年1月9〜13日
起きたり寝たり

今年最初の群馬県秘密基地、納屋を改造してアトリエ計画だ。3日間ほど時間があれば行って作業をしたいと思っている。できるだけ早く生活ができるようになれば、そのぶん早くいろんなものが作れると思うと、寝るときも何だかうずうずしている。
9日、いつも移動の際には高速道路を使っている。そんな事もあり、ついにはからめ号にETC機能装着!思ったよりも値段がかかった。いつになったら元が取れるのだろうか?イエローハットというお店で購入したのだが、取り付けしてもらっている間、待合室に置いてあった「イエローハットを作ったおじさんの話(そんなタイトルではないが)」を読んでみた。何事もトイレを掃除すれば解決する(そんな単純な事でもないが)・・・・みたいな事が書いてあり、「すごいなぁこのおじさん(鍵山さんというおじさん)」と感心してしまった。
10日朝早起きして作業開始。この納屋で数十年前、養蚕(ようさん)をしていたこともあり、納屋の構造に直接関係の無い木が沢山くっついていたので、まずそれらを外す事から始めた。全て釘で打ってあるので、脚立に登り、のこぎりと大ハンマーと釘抜きでどんどん外していく。そしてホコリだらけの梁(はり)や柱を水拭きだ。書けば2行だが、やると1日以上、大変な作業だ。そして、漆喰が塗ってある壁を綺麗にするためにヤスリがけ、白い粉粉だらけになってこれも結構大変な作業。
11日も同じように水拭き、ヤスリがけ。そしたら体調が良くなくなって、12日は丸1日寝込む。佳子の看病により13日何とか起きて生活はするものの作業できず、気持ちばっかりが先にいって身体がついていかない、「休みなさい」と誰かに言われているようだ。
布団の中でこんな事を思っていた。 「ね」というのは何かと何かが繋がるとか混ざり合うとかそんなような意味なんだろうって。「寝」るってことは夢と現(うつつ)が混ざって繋がっているような事だし、「練」るってことは何だか分子と分子なのか分からないけれど混ざりあわせ繋がりあわせる感じがする。輪「廻」(りんね)は繋がっていて全ての事が混ざっているような・・・「根」は大地と自分を繋げている。「ね」、今年入っていきなり寝込んだので僕はもう今年の「寝」は済んだみたいだ。寝済み、ねずみ。今年もよろしく、ネッ!  (匠)

七草、革細工 2008年1月7〜8日新月
七草粥と手帳カバー

実は毎日七草粥食べた方がいいくらいに年末から年始にかけて飲んで食べて不眠不休で過ごしているような気がします。そんなわけでようやく部屋に閉じこもり、引きこもり作業に専念しました。それはなんと!夢の革細工、手帳カバーの制作です。初めてなだけによく分からないこともありますが、ここはぐっとがまんして引きこもり作業。誰とも接せず電話もとらず、部屋からも出ないで革細工です。それくらいしなければこの夢の革細工には到達できない、そう信じて革をちくちくと縫っていきます。途中匠くんが七草粥を作ってくれました。おいしいなあと思ったところでそのまま布団にバタンキュー。目覚めれば翌日。もくもくと手帳カバーの続きにとりかかります。引きこもり続けようやく2個目が完成したその瞬間、パパッと着替え手帳を持って外の空気を吸いに行きました。今日は新月、手帳カバーに入った月の手帳を眺めてうっとりです。予定も書きたいし、願い事リストも書きたいし、手作りの手帳カバーってサイコーです。と、今度は匠くんがおなかを壊してぐったりしています。集中しすぎたあとのツケを払い、2人で順番に倒れこんだ夜でしたが、出来上がったものはその苦しみを超えるものとなりました。 (佳)

Wiiでヨガ、ヨッシーまいちゃん&Wii 2008年1月6日 (日)
うぃ〜

今日は年末の忘年会でお料理隊長を務めてくれたヨッシーとまいちゃんのお宅にお邪魔させてもらった。2人は新婚ホヤホヤ。先月ハワイで式を挙げてきて今月半ばには披露宴を行なう予定だ。幸せそうな2人を見ていると、こっちまで幸せな気分、この2人に限らず「幸せ」は伝染するものだから周りの人にどんどん幸せになってもらいたいと思う。
夕食にはまいちゃんが広島の自宅風お好み焼きを焼いてくれた。結構ぎゅーぎゅーにヘラの裏を使って押しつぶされたそれは、いくらでも食べられてしまうほど美味しかった。
ところでヨッシーの家、前から聞いていて知っていたのだが、ちょっとやってみたい物があった。NINTENDO のゲーム「Wii(ウィー)」だ。コントローラーを投げたりしないように手首にストラップを巻き、大画面に向って両足は肩幅、そしてゲームスタート。微妙にコントローラーを傾けたりするだけで、微妙に画面上のキャラクターを操作できる。これはすごい!これまでのゲームとはたぶん違う。そろそろコントローラーの使い方にも慣れてきた頃だなとヨッシーが判断したのか、隠してあった白い踏み台のようなもの(写真で僕達が持っているもの)を出してきた。これもまたすごい。両足を乗せて体重をほんのちょっと傾けるだけでいろんなゲームができる。佳子はヨガのゲームをやっている。バランス測定をみて「やっぱ違う・・・」とまいちゃん。んっ?だけどヨガはゲームじゃないぞ、ってことはこれはゲームを超えちゃった事だ。これは面白い。「欲しい!」と思った(たぶん佳子も思った)けれど小さなテレビでやってもイマイチだろうし、そうしたら大きなテレビも欲しくなっちゃうし、値段聞いてみたらそんなに安くないし、人気ありそうだから値段下がらなそうだし・・・・・お金かかる。お金があったらテーブルソーとかバンドソーとか木工機械買いたいし・・・・・、ちょっとほろ酔い気分で「うぃ〜、買っちまえぃ、ひっく、」とか言いながら帰り道にヨドバシカメラ行ってその場で購入っていうのもやってみたいような、やってはいけないような。そんな訳だしなかなかWiiは我が家にやってこなそうだ。その前に我が家が無いし。ヨッシー、いつでも良いからね。  (匠)

横浜中華街、トニー&ベロニカと 2008年1月3〜5日
米路&トニー

名古屋在住の友人ベロニカがイギリス人の友人トニーを連れてやってきました。昨晩は六本木で朝まで飲んでいたという2人。「わたしはオタクです。」と嬉しそうに自己紹介するトニー、聞けばビデオゲーム制作会社で働いているとか。針灸院をはじめた友人ワシくんも一緒に参加して、お屠蘇で乾杯、賑やかな夜となりました。ベロニカとトニーはぐっすりと眠りにつき、ほんとはチラッっと寄っただけというワシくんのオンステージとなりました。人生いろいろ人に歴史あり、針灸院の開業にあたっての話にただただうなずくだけでした。
翌日浅草に旅立つトニーとみんなで記念撮影。ベロは美容室へ行き、夜はみんなで横浜みなとみらいへ。おなかを空かせて入った中華料理のお店では非常ベルが鳴り、「火事です、火事です。」とアナウンス。誤作動です、という従業員、しかしダクトがとまって料理が出ない。すきっぱらに紹興酒ですっかりはらペコなわたしたちは酒瓶を抱えたまま中華街へ向かいました。お買い物やらアクシデントやらサービスやらいろいろ経験した夜でした。延泊でのんびり正月を過ごしたベロも6日には旅立ち、米の路と書いてベロという漢字ネームをつけ、新たな気分で生活をスタートさせていることでしょう。 (佳)

2008年元旦の2人 2008年1月1日 (火)
2008年元旦

あけましておめでとう。カレンダースタート!年初めの今日遅い朝、てっちゃんは家に帰り、僕達は海を見に行った。金沢文庫でちょっとした丘に登り、また電車に乗って三浦海岸。2人でいろいろ話した。特に「今年はこんな年にしていこう」っていう話ではないが、こうしたいああしたい、あれもしたい、これもしたい、いつものそんな感じだ。今年のはからめの予定は大きく言えば、群馬の秘密基地をアトリエ、工房、スタジオ、として使えるように改造。そして作りたいものをすぐに形にできる場所として使う。夏にはアメリカか?冬はカレンダー?さてどうなるか?季節労働で幸せを感じる生活を目指して今年もはからめに休みなしだ。
今年はみんなも、僕達も「今」っていうこの瞬間を一緒に生きているんだって事を感じてもらえるような活動をしていきたいって思う。たった今この瞬間だけなんだから一緒に楽しめたらって思う。それもちゃんと形にしないとね。どうぞ僕達はからめをよろしくおねがい!僕達は絡め!辛目か?   (匠)

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