京焼ギャラリー「三本松」 2007年11月27日 (火)
京焼ギャラリー「三本松」

10年ぶりくらいでしょうか、埼玉県の旧浦和市にやってきました。現在ではさいたま市になっていて、大宮も同じ市になり、政令指定都市、大きな市になっていました。県庁所在地ということもあってか、ずいぶん街も発展しています。今日から3日間、京焼ギャラリーでの感謝セールのお手伝いをさせていただきます。築80年の木造建築を改築してつくられた京焼専門店「三本松」は、母の友人の三本松さんが今年オープンした3店舗目のカフェ&ギャラリーです。久しぶりにお会いした三本松さんはとてもお元気で若々しく、お話していてとても楽しかったです。美しいものに囲まれておいしい食事をいただいて、お客さまも品のいい奥様方が多く、優雅な時間の演出はとても勉強になりました。こちらのお店の2階のギャラリーでは、月のカレンダーも取り扱ってくださっています。さいたま市に住む友だちが訪ねてくれたり、生け花や陶器にもふれられ、はからめ月のカレンダーのアイディアがふつふつわいてきました。たまにふだんと違う事をするのはいいことですね。  (佳)

よくある光景、これもよくある光景 2007年11月26日 (月)
忙しい

一年のうちというか、一生のうちでこんなに忙しいことも無いだろうと思うほど忙しい日々が続いている。とか言っておけば1週間以上更新をしていない言い訳にもなるだろうか?ならないだろうか?どっちでもいいか。
ただいま僕たちは別行動。僕は琵琶湖にてカヌー、カレンダー制作。佳子はその間、大阪、京都、琵琶湖、東京、埼玉、横浜と動きまくっている。
11月24日、佳子を含め女5人、東京から琵琶湖を訪ねてくれた。その日はカヌー、のんびり、食事、タロット、そして琵琶湖の仲間達との交流、などなどかなり盛り沢山な1日を過ごして、勢いついたまま次の日の朝、琵琶湖を後にしていった。僕も久しぶりにカヌーに乗って琵琶湖をぶらぶら、風も無く穏やかな水の上の散歩をみんなと楽しむ事ができた。
後はこの10日間何やっていただろう・・・・朝起きて、コーヒー入れて、ご飯食べて、カヌー作って、お昼ご飯作って、お昼ご飯食べて、カヌー作って、夕ご飯作って、夕ご飯食べて、カレンダー作って、カレンダー梱包して、寝袋に入って、寝て、起きて、コーヒー入れて・・・・1分も休んでいないような。
しかし、僕達にとって今のところまとまった現金収入はこの時期にしかない。今がんばらなくていつがんばるんだってな気持ちで今日も何かをがんばっている。  (匠)

びわびじょ 2007年11月24日 (土)
満月の琵琶湖 満月のタロット

湖西線に乗って近江今津へと向かいます。今日は快晴、カヌー日和、満月観月日和となりました。一足先に琵琶湖に来てカヌー製作をしていた匠くんに駅まで迎えに来てもらい、さっそく水鳥観察センターへ。今日は東京からのゲスト4名を同行しました。以前わたしがやっていた旅のカフェは、現在地元に住む京子ちゃんが引き継いでいて、内装も変わり新たな感じでこの場を見ることができました。
匠くんはここでキャンプ生活をしていて、カレンダーにカヌーに自炊にと大変そうでしたが、寒さにも負けず元気そうです。製作したアトキンソントラべラーを出して、すがすがしい午前中にカヌーで琵琶湖を案内してくれました。初めてのカヌー、ガイドの指導でちゃんとレクチャーをして臨みます。風も無く穏やかな湖面、飛んでくるコハクチョウや水鳥たち、竹生島や伊吹山も見え、とても気持ちのいい時間を、時の経つのを忘れて楽しみました。
午後、郡上八幡から友人が会いに来てくれたので、みんなで今津の伝統工芸の和蝋燭やさんに立ち寄り、港を見たり、湖岸を散歩したりと、琵琶湖高島ツアーは日が暮れるまで盛りだくさんでした。井上ご夫妻が夕食に招待してくれて、初めての土地、初めての出会いをみんな満喫していたようです。月が昇り始め、満月のタロットを準備し、この日のためにわざわざ遠くからきてくださった方々にメッセージをよみました。地元の友人パー子やかおるさん、大西くん、みんなにも会えて短時間で駆け抜けた一夜でしたが夢のように鮮烈な印象を残し、仮眠をとって翌朝の京都での仕事に急ぎます。新月から満月にかけてのタロットツアー、素敵な出会いとメッセージをいただき、無事終えることができました。みなさんどうもありがとうございました。  (佳)

円通寺、上賀茂神社 2007年11月22〜23日
京都仏閣めぐり

京都の町屋の朝は寒いです。響くんのお勧めのお寺、円通寺に行きました。ここのお寺の庭園は素晴らしく、計算されて剪定された紅葉や、深く埋められた石と苔の絨毯、背後にそびえる比叡山の景色を眺めていると、遠近感がわからなくなるような錯覚を覚えます。時を越えて、京都が都だったときを感じることができる情緒あるお寺でした。わたしたちはその足で鞍馬温泉へと向かいました。雲行きが危うくなってきて、温泉につかっているときには雨が強く降ってきました。あっという間に真っ暗です。風邪をひかないようにたくさん着込んで下山しました。町に戻ってくると雨もやみ、わたしは荷物を持って、京都の南、奈良県よりの木津市に向かいます。今夜のお宿は久しぶりに会う友人、由美ちゃん宅。仕事も生活も順調で、素敵な生活をおくっていました。翌朝2人で京都へ向かい、お互い最近流行っているものの情報交換をして、わたしは城南宮へ行くために乗り換えの駅のホームで別れました。城南宮は方除けの神さま。月と星と太陽の紋が入った八角形のお守りがとてもかわいく、境内には病気が治るといわれているお水も湧いています。そしてそこから北の上賀茂神社へと向かいました。今夜ここで音楽家岡野弘幹さんによる奉納演奏が開催されます。大きな月が昇ってきて、とても神秘的な夜でした。 (佳)

四天王寺弘法さん 2007年11月20〜21日
四天王寺弘法さん

20日弥富から電車に乗り、夜大阪に到着。先日江ノ島で忘れた青い帽子をミナルさんに預かってもらっていて、今夜はミナルさんのおうちにお世話になることに。大阪城が見えるハイテクマンションでお鍋を囲んで楽しい夕食をいただきました。ミナルさんはいろいろな舞台で活躍されている舞踊家です。美しいミナルさんからもっと美しくしなくっちゃという言葉をきいたときには女性誌のインタビューをしている気分になりました。
21日の朝、いいお天気の中、四天王寺の市、弘法さんに連れて行ってもらい、偶然の出会いやタイミングのよさで楽しい時間を過ごし、お昼は月のカレンダーを取り扱ってくださっている会社の井上久美子さんと会いました。久美子さんの通っているヨガスタジオにミナルさんがダンスワークショップの講師として招かれているというご縁もあり、3人で話がはずみました。そこからミナルさんと心斎橋近くのプラネットフラワーというお店に向かい、カレンダーのマーチシールの訂正をさせてもらって、わたしは噂の前世カフェへ行ってきました。イングリッシュカフェのような一見普通の喫茶店、その人の前世をみてくれるという裏メニューがあり、わたしもその裏メニューをお願いしました。なるほど、現世と近いなあと思った前世でした。今日は駐車場が無料になったり、定休日のお店なのに偶然タイミングよくあけてもらえたり、行きたい所へつれていってくれる便があったりした不思議な日でした。大阪を後に、今夜は京都へ向かいます。以前琵琶湖にきてくれたひわこちゃん、たえちゃん、東京のカフェを一緒につくっていた響くん、アパートの住人グリーンとたいこちゃんと今夜もお鍋を囲んで楽しい夜となりました。  (佳)

この日は東京国際女子マラソン、日比谷野音 2007年11月18日 (日)
NO NUKES MORE HEARTS

日比谷でコンサートがありました。テーマは「ストップ再処理」。プルトニウム角砂糖5個分で日本全滅、という衝撃的なコピー、みなさん何のことかわかりますか?青森県の六ヶ所村に建設された使用済核燃料の再処理工場の稼動をやめて!というアピールです。タレント、ミュージシャン、政治家、サーファー、みなさん再処理をするとどういうことが起こるかを知って、今止めなければ、という思いで訴えています。もちろん日本人ばかりではありません。外国人も参加していました。もはや日本だけの問題ではないことは、みなさんも気づき始めているようです。原発事故が相次ぐ中、再処理工場で事故が起こらない確率を計算できるのでしょうか?国産にんにくの生産地は青森県。ほたてやお米、海産物が汚染されたら、青森県から遠くにいても確実に影響を受けるでしょうね。テレビやラジオの電波では原発のことや再処理のことはあまりニュースにされません。だって、電力会社が供給しているのですから、都合の悪い事はなかなか配信しませんよね、当たり前のことです。以前はからめもキャラバンで六ヶ所村に視察しに行ってきましたが、PRセンターではリサイクルはこんなに素晴らしい!といったアピールしかなく、危険性やそこに住む人の思いなどには触れていませんでした。エネルギー問題は石油が引き起こす戦争だけでなく、地球を滅ぼすかもしれない核の恐ろしさまで迫ってきました。ではわたしたちはどうしたらいいのでしょう。身近なところでは省エネ、ちょっと勇気を出して嫌なことは嫌と政府に言う(だって国民だもん)、ソフトエネルギーを開発する(温泉大国日本は地熱利用がいいらしい!)など、個人から団体、企業レベルまでやれることはまだあるはず。はからめもあきらめずに取り組んで行きたいと思いますので、みなさんも一緒にがんばりましょう。 (佳)


関連サイト:NO NUKES MORE HEARTSのサイト

布ナプキンワークショップ、会場入り口 2007年11月17日 (土)
エコサタデー

せたがや環境行動デイ「エコサタデー」の関連イベントの中でのフェアトレード&エコロジー見本市で布ナプキンワークショップを開催しました。三軒茶屋分庁舎5Fのヴィーナスという名の部屋で、女性ばかり集まってのワークショップです。生地を裁断し、ちくちくと縫いながら、月のサイクルと体の話から、自分で体をコントロールできるようになる話まで、とても楽しく、ためになる時間を過ごしました。以前参加してくださった方がお友だちを誘ってきてくださったり、布ナプキンに興味はあるけれど使ったことはないという方や、ネットで情報を調べて参加された方など、みなさんの体や環境への意識は高く、わたしも一緒に作りながら感心することも多々ありました。ワークショップ前やワークショップ中もご家族やご夫婦で立ち寄ってくださってお話をしたり、布ナプキンが女性だけのものではなく、パートナーの体を気遣う男性にも興味を持っていただいている様子を感じました。みなさんの布ナプキンはひとつひとつどれもかわいらしく心がこもっていて、一緒にこの時間を過ごせたことに感謝の気持ちが湧いてきました。神在月の新月から満月にかけて、とても強く月のエネルギーを感じているので、そのタイミングでこのワークショップを開催させていただけたことはとてもありがたいことです。毎度のことながらふろむあーすの藤田さん悦子さんありがとうございます。そして夜はカフェohanaでタロットリーディングです。この日は素敵な出逢いがありました。月のエネルギーの強いこの時期、明後日からは関西へ向けてタロットジャーニーをする予定です。 (佳)


関連サイト:エコサタデー

日産の広告とマーチ、May→March 2007年11月16日 (金)
May I mistake March ? 

Ohanaの作業、そして3日間続いたオープニングパーティーが終わってから2人ともカレンダーを作る毎日が続いている。そして僕は、なかなか手をつけられなかった月の手帳のデザイン最終段階。月の手帳は月のカレンダーを基にして制作を進めているのだが、今日、そのおかげで超、スーパー、ウルトラ大発見をしてしまった。
その大発見とは、もし既に来年のカレンダーを手にしていただいている方は今すぐ3月ページをご覧になっていただきたい。西暦2008年、平成20年、3、May・・・・・?って書いてある・・・・May?それって5月。まさか・・・・もしかしてコレも?と思って既に作ってあるカレンダーをめくってみる、やっぱり、ガビーン、ゼンブダ・・・・。
くよくよしてても始まらない、気を入れ替えてまだ手元にある分だけでもシール作戦で修正だ。Marchシールを作って1枚1枚貼っていく。シールといっても同じ紙に印刷して糊で貼っていく訳だが、そこでまたまた大発見だ!僕はスティック糊を塗るために必要な台紙になる広告紙を、古新聞のなかから1枚とって何気なく使っていた。そして100枚くらい貼り終わり、だんだんその広告にも目が行くようになってき頃、「ちょっとずつ早くなってきたぞ」と思いながら広告を見てみると車の広告、「Nissan」だ。あれ、ここにもなんだか同じような文字が、March、日産マーチ(車の種類)広告だ。えっ、どういうこと?この世の中は僕達がMarchでミスる事が分っていたのかぁ・・・・あぁそうなのか、そういうことなのか。
あれ、でも、そういうことだからってどういうことなんだ?ここで納得していたらそこら辺にいるダメな奴らと一緒になってしまう。ちゃんと既に僕達の手から旅立ったカレンダーについてのサポートをしていかないと。近日中にカレンダーページにてマーチ対策を発表するので少しばかり待ってておくんなマーチ。  (匠)

カレンダー作業中のコジヤン、ぐらするーつでの封入作業 2007年11月14日 (水)
フェアトレードとは 

朝早く起き、和室を片付け太陽の光を入れました。洗濯物も片付け、部屋をきれいにすることからはじまった清清しい今日は、こじやんにカレンダー作業をしてもらう日です。ほとんど自分たちで製作しているカレンダー、今年は縁ある人の手を借りて作ることになりました。仕事を依頼するということでわたしたちもどういう条件がお互いにとって納得がいき、しかも満足がいくのかをいろいろ検討し、作業がスタートしました。
こじやんに作業をお任せしてわたしは渋谷にあるフェアトレードショップ「ぐらするーつ」へと向かいました。こちらでは月のカレンダーのチラシを同封させていただいて、封入作業をお手伝い。みんなでやればあっという間に終わりました。フェアトレードってどういうことなんだろう、とわたしも琵琶湖でカフェをやっていたときに考えました。ニュースレターには「フェアトレードとは」ものを通して人と人とがつながること、と書いてあり(もちろんフェアトレード基準についても記載されていました。)、「誰が」「どんな気持ちで」という、ものづくりからはじまるストーリーについてもコメントされていました。今夜は各地からフェアトレード団体が東京に集まっているらしく、「この後勉強会があるんです。」とおっしゃっていた鈴木隆二さん。ぐらするーつは11月1日で12周年を迎えたそうで、12年間たった今でも勉強会などの情報交換の場をつくり常にアンテナをはりめぐらせている姿には頭が下がります。こういった草の根の力で今の世の中がすこしづづ変わっていくんだ、わたしたちもがんばろう、そんな勇気をいただきました。
家に帰って作ってもらった食事をいただきながら、誰かにしてもらうってことは、お金じゃ買えないエネルギーが存在しているっていうことを改めて感じました。学びの多い一日でした。 (佳)


関連サイト:ぐらするーつ

返信用の切手はヨッシーのふるさと北海道のエゾヒグマ、りえちゃんかのんりさちゃんルカ 2007年11月11日 (日)
世界平和記念日 

朝新聞を見ましたが、今日が世界平和記念日だということにふれている記事はありませんでした。11月11日は4年間続いた第一次世界大戦が終結した日であり、主戦場となったヨーロッパでは祝日となっているそうです。日本ではあまり話題にされないみたいですね。平和記念日といわれるこの日、みなさんはどう過ごしましたか?わたしは新月ライブで歌ってくれたよしえさんに江ノ島に連れて行ってもらいました。今日江ノ島で奉納演奏と奉納の舞をするらしく、一緒に江ノ島神社にお参りさせていただきました。夜、参加していた友人みさちゃんに誘われて江ノ島のすぐ近くに住むリエちゃんに会いに行き、ほんのちょっとの時間ですが、結婚し出産し素敵なママになっているリエちゃんと珂音(カノン)に会いました。嬉しかったです。リエちゃんはピース仲間。ピースマークのゴアパンはいて乳母車にカノンを乗せて、電車のホームで駅員さんに「もう発車しますからね!」と注意されるまで見送ってくれました。みさちゃんと瑠禾(ルカ)もおばあちゃんと一緒に暮らすようになるとの報告、みんな平和な世界をつくっていました。
今日から通常営業のカフェohanaも大盛況との電話が入りました。夜、横浜の家には匠くんと家族のようなつきあいのよっしー&真衣子ちゃんご夫妻が結婚式の招待状を持ってきてくれ、滞在中のLeeさんは日本ラストナイト、さよならパーティでみんなでお鍋を囲みます。こじやんも泊まりに来て、今夜はとても賑やかです。神在月に入って神様も集っているのかも、きっとこんな風に。 (佳)

集まってくれたみんな、よしえさんとケンゴマン 2007年11月10日 (土)
"ohana" 新月LIVE パーティー3日目
「新月のヨガ」「新月のタロット」

先月の新月から新しいヨガのトレーニングをはじめひとつきが経ちました。先生は「修練」と言っていて、呼吸法や気・エネルギーを感じての舞、武道のような動きなどを教えてもらいました。カレンダーと内装の合間に時間をつくって1ヶ月のトレーニングを自分に課したのですが、我ながらよくやったなと思っています。最後のレッスンを終え、ohanaへと向かいます。パーティの3日間、わたしはタロットの仕事をさせてもらいました。今日は新月、スタッフや関係者、希望者みなさんに「新月のタロット」を通してメッセージを伝えさせていただきました。そして「新月LIVE」は海老原よしえさん。店内は客席が足りなくなるほどの賑わいです。灯りをおとしてみつろうキャンドルの光の中で聴く歌声はこころとからだに響きわたりました。ohanaがとても素敵な空間となり、その場にいるみんなが祝福されているような、そんな素敵な夜でした。 (佳)


関連サイト:ふろむあーす  えびはらよしえさんのWebサイト

賑わうパーティー、じぶこんのみんな 2007年11月9日 (金)
"ohana" オープニングパーティー2日目

今日はお祝いパーティです。「じぶこん」のライブでみんな顔がほころびお酒がすすみます。ボーカルゆうこちゃんとギターたけぽんはめでたくご結婚されることになり、藤田家次男皓大(コウタ)くんは今日が9つのお誕生日、そしてohanaの開店祝いにかけつけた友人知人仲間たちで、今夜はおめでとうということばがたくさん聞こえました。歌っているゆうこちゃんはとても輝いていました。ステージがとても気持ちいいと言っていただけたこともとても嬉しかったです。はからめの友人たちもかけつけてくれ、とても賑やかな夜となりました。この素敵な空間をつくるためにカフェスタッフは朝からミーティングをしていました。メニューを決めることや仕込みももちろんですが、みんなの意識をつないで一緒につくっていくために話し合うこと、その作業もとても重要なんだな、と感じました。
ohanaの完成を見て、まるで船ができたような気がしました。縦長というカタチや棟梁匠が船大工だから、ということもあるのかもしれませんが、一隻の船が航海に出るお祝いみたいな気分になって、そう考えると感慨深いものがありました。 (佳)


関連サイト:ふろむあーす  じぶこんのWebサイト

場開き、岡野さんのライブ 2007年11月8日 (木)
"ohana" オープニングパーティー初日

朝起きたらまだOhanaにいた、っていうかもうOhanaにいた。そう眠ってしまったみたいだ。ついにオープニングの日を迎えることになった。
普通、どんなに綺麗でかっこよくて素敵なお店でも、内装ができ上がりオープンした後、集まってくるお客さんやスタッフのみんなで素敵な空間を作っていくものだと思うが、今回、Ohanaに関して言えば、既にこの空間は愛に満ち溢れているような気がする。お店の内装に手をつけ始めてからまだ1ヶ月経っていないが、その短期間にここをオープンさせるために集まった人達の想いの結晶と言わざるを得ないものができあがった、その事を強く感じる。
パーティーは3日間続く。初日の今日は大阪からミュージシャンの岡野弘幹さんが駆けつけてくれて歌ってくれた。僕は岡野さんに、地球ってやつが岡野さんの体を通して僕達(or僕)に何かを伝えようとしている、そんな人間以上のものを歌っているその体から感じた。これが地球からの贈り物ってやつか、それがフロムアースってことなんだろう。  (匠)


関連サイト:ふろむあーす  岡野弘幹さんのWebサイト

前から右上のコレになってみたかった・・・・ 2007年11月7日 (水)
"ohana" 作業17日目 「試食会」

今日は最後の詰め、店内に6個吊るされたひょうたんスピーカーのコードをできるだけ気にならないように隠しながらアンプまで配線する作業。脚立に登ってはちょこちょこやって降りては脚立をちょこっと動かしてまた登る、それの繰り返し。そのコード隠し作戦に僕は全力を注いだ。結構綺麗に這(は)わせてあるので、ご来店の際にはその隠しっぷりをご覧頂きたい。
そして夜、待ちに待った試食会だ。僕達の内装チームと同時にキッチンチームがトンチンカンチンバリバリの中、メニューを考え、明日のオープニングパーティーの前夜祭でもある今日、お料理を作ってくれ、スタッフのみんなで試食させてもらった。「お疲れさま〜」ってみんながみんなに言っていた。メインシェフのソウコママの料理はとても繊細、にもかかわらず大胆な素材の生かし方、そしてオーガニックレストランにありがちなボリュームの無さは全く感じられない。値段設定を聞いてすぐに「これならいけるよ」と、ちょっと偉そうに思ってしまった。
さて明日はいよいよオープニングパーティーだ。関係者以外の方々をはじめて迎える訳かぁ、なんだか緊張するなぁ・・・・   (匠)


関連サイト:ふろむあーす

入り口の日和子、正面の佳子 2007年11月6日 (火)
"ohana" 作業16日目 「看板がついた」

カフェ内装、ぎりぎりまで作業です。天井のコンクリートにドリルで穴をあけ、ひょうたんスピーカーをつるし、看板用に材を刻み、下地を塗ります。壁板用に購入した野地板が最後の一本まで役に立ち、材料もほぼ使いきりました。朝PCに向ってohanaのロゴを出力していた匠くん、トレースして看板にとりかかります。ある材料でつくったとは思えない素敵な看板が完成しました。ちなみに高知県にある「くらしを見直す会」という自然食品屋さん、南米ペルーの「きんたろう」という日本食レストランの看板も匠くんが手がけ、どちらのお店も今も地域の人やトラベラーに愛され続けています。ohanaもそんな素敵なお店になるよう、心を込めて塗りました。
今日はわたしは渋谷と行ったりきたり、フェアトレードショップぐらするーつのスタッフの方からもあたたかい言葉いただきました。ohanaを作っている工程を見て、いろいろなところでいろいろな人がいろいろなアイディアを思い描いています。わたしたちが関わった素敵な世界をみなさんと共有できたらいいな、と思っています。 (佳)


関連サイト:ふろむあーすぐらするーつ

全体の雰囲気、緑を沢山持ってきてくれたテルちゃん 2007年11月5日 (月)
"ohana" 作業15日目 「完成まであと1日」

ふろむあーすカフェohana作業、今日は冷蔵庫を取りに行き、カフェスタッフはシフトの打ち合わせ、内装チームは棚の仕上げや床掃除、みんなで机と椅子を並べはじめました。
西アフリカとの文化交流を通して社会を考えるNPO「ファンサバ」のマーさんもスタッフに加わり、作業を手伝ってくれました。以前アースデイカフェというイベントで開催されたマーさんのアフリカンダンスのワークショップ、とても楽しかったです。アフリカに行きたくて青年海外協力隊に応募したふろむあーすスタッフのユキコ(現在はモンゴルで隊員としてがんばっています)はマーさんと一緒にアフリカツアーに参加し、国際文化交流をしたり、ふろむあーすでフェアトレードについて見聞を広めたりして、今は海外で活躍しています。「ペコちゃんと連絡とってる?」「ずっと前にメールして、あとで返事するって返事がきてから返事がこないです。」「カレシとは連絡とっているらしい。」など、ユキコもカフェ内装に話題で参加。モンゴル報告待ってるからね、ユキコ。海外で見聞を広めたい人、アフリカを感じたい人、ファンサバが1月に西アフリカツアーを企画しているので、この機会に是非参加してみては。
キッチン・ホールの打ち合わせ、サンディングを手伝ってくれたマーさん 海外支援も身近なエコから、大工作業で余った木っ端や小さな材は、スタッフのてるよちゃんが最近通っている鴨川のコミューンに焚きつけとして持って行ってもらうことになり、ゴミも最小限になりました。カフェカウンター「たくみ丸」もオイル仕上げで完成し、今日やってしまおう、とひびきくんとたくみくんで天井にピクチャーレールを打ちつけ、壁にデコレーションを設置しました。軽トラで観葉植物を運んできたてるよちゃんはひとつひとつバランスを見ながら植物を配置していきます。ぐっとカフェっぽくなってきました。タオちゃんも夕方寄って、トイレのエイジングをすばやく完成させ、悦子さんの差し入れのパンを食べながらみんなでバランスを見ていきます。(いつも差し入れありがとうございます。)棚の裏もオイル仕上げにしよう、壁にはみつろうワックスを、とこじやんと日和子ちゃんもラストスパート。そろそろ電車が気になるわたしたち、「また明日ね。」外に出ると雨が降っていました。カフェ内装もあと1日。明日は大掃除大会です。 (佳)


関連サイト:FANSABA ・ ふろむあーす

ライブ、トライブでヘアカット 2007年11月4日 (日)
TRIBEとライブ

これまで原宿にあった素敵な美容室TRIBEが、千葉県市川市に移転したというので、年に一度のセレモニー、ヘアカットに行ってきました。白を基調とした新しい店内には観葉植物がたくさんあって、くつろぎながらお客さまが順番待ちしていました。店長ちかちゃんのすごい腕さばきで次々にみんなが生まれ変わっていきます。わたしもその凄腕におまかせして、頭がとても軽くなりました。スタッフの方とのお話、一年を振り返る季節なんだなあ、と感じました。きれいにしてもらってから恵比寿リキッドルームへ急ぎます。今夜はUKからJAH SHAKAが来日してのライブです。以前新宿で聴いてから約10年ぶりに聴くJAH SHAKAの生きている音、からだに響きわたりました。音が細胞を振動させて、からだの中にリズムが入ってきます。久しぶりに踊りました。ライブって、いいですね。明日はいよいよ生の音が聞けるカフェ、ohana作業の仕上げに入ります。 (佳)


関連サイト:TRIBE ・ ふろむあーす

お店で出そうかと検討しているオーガニックワイン、右側にちょっと見えるのが「たくみ丸」 2007年11月3日 (土)
"ohana" 作業14日目 「たくみ丸」

作業をしていて分ったのですが、藤田さんは棚マニアです。空間があると棚をつくろうとします。棚好きだそうです。
カウンターと厨房の間に間仕切り棚のようなものを作って欲しいとの要望があり、本日「たくみ丸」が着工されました。悦子さん命名「たくみ丸」とはカヌーのハーフモデルのような、なめらかな曲線を描いた棚のことです。カウンター側のどの席も同じ幅で厨房との距離が保たれ、厨房側はとしては目隠しとしてもちょうどいい距離感を生み出すその魔法の棚、人をひきつける力があるようです。
作業が終わったそのあと、まだ完成していないカウンターに椅子を持ってきてビールを飲んでみたり、ワインのボトルをおいてみたり、とみんな楽しそうです。藤田さんはバーテンダーもできるらしく、「カクテル」という映画で「セックスオンザビーチ」という名のカクテルが流行った話などが飛び出し、「たくみ丸」がBARカウンターとして機能し始めた夜でした。ふろむあーすカフェ施工から約2週間が経過、ほぼカタチが見えてきた"ohana"、今日で作業はひと段落。藤田家から現場に通っていたこじやんも今日は一緒に横浜まで帰ってきました。明日は現場はお休みです。Jah Shakaのライブで振動ヒーリングして体を癒そうかな、と思っています。 (佳)


関連サイト:ふろむあーす

満員電車ではつり革も凶器になるみたいだ、タオちゃんと日和子 2007年11月2日 (金)
"ohana" 作業13日目 「家族、ファミリィ」

タオちゃん率いるエイジングがほぼ完了し、ヒロくんはボックス席と厨房の間に流木の柵を作って、おおまかな作業は今日で終了となりました。たくみくんが一番時間をかけていた流木下の棚も、板にペンキを塗って完成図がみえてきました。みんなで一緒にひとつのものをつくっていく間に生まれる人間ドラマもあり、かなり濃い空間となりつつあるふろむあーすカフェ"ohana"、この言葉の意味することの中には「家族、ファミリィ」というメッセージが込められています。今日はこの場に集まってきた人のエネルギーが強く作用した日でした。ノイくん、ミウラッチ、ひびきくんも来て、夜にはタオちゃんのパートナーダイちゃんも登場、藤田さんが仕入れたohanaのオーガニックハウスワインの試飲会で夜の宴会がはじまりました。
楽しい時間はあっという間、気づけば電車が終わる頃、駅まで走って終電の満員電車に乗りました。電車のつり革が目の下にぶつかって、たくみくん目の下をちょこっとだけ切りました。相当痛かったらしく、つり革には血痕が。厄落としかもね、と帰り道、ふたりで今日を振り返りました。そういえばヒロが「ひょうこま」というキャンプインイベントに参加していると、長く生活をしているうちにいろいろな人間模様がくりひろげられる、という話をしていました。まさにohana「=ファミリィ」になりつつあるんだな、とその場と言葉の持つエネルギーを実感した日でした。 (佳)

うん、痛かった。 (匠)


関連サイト:ふろむあーす

中からと外からみたガラス窓 2007年11月1日 (木)
"ohana" 作業12日目

朝6時、午後のおやつの用意をしてから朝ごはんをつくり、7時過ぎに川崎駅まで歩いてホームセンターへ行き、必要な材料を買ってから三軒茶屋に向かいました。ふろむあーすカフェohanaの内装作業、今日で12日目となりました。今日は朝から私も現場仕事を手伝うために匠くんと一緒に出勤しました。雑用、養生、サンディング、エイジング補助、何でもやります。11月に入りカフェがオープンするまで約1週間ちょっと、今日はカフェスタッフが食器を購入、キッチンがこれからカフェモードに入る準備です。みんな士気が上がっていきます。前倒しで進んでいたと思われる作業も、「あともう一日かかる」とかいろいろいろいろ出てきて、今ではこれでちょうどくらいのペースかも。今日はヒロの友人のミュージシャンで大工のソーヤ氏が立ち寄り、トイレ前のライトの取り付けなどを手伝ってくれました。アーティストの真砂さんがデザインしたカフェのロゴもでき、看板の話やカフェ棚、目隠しなどと話は続き、横浜の家に着いたときには12時を回っていました。雨の帰り道、匠くんと「昔の大工は厳しく伝えていたけれど、今はそのやり方では続かないよね。」とか、「わからないことは聞いて教えてもらえるからいいね。」とか、「誰がどう動いて次どうすればいいのかをよく見て手伝う。」とか、大工(匠)と見習い(佳子)話にohanaが咲きました。明日の朝はわたしはカレンダー作業をしてから現場入りしようと思っています。先日沖縄にカレンダーを送ったら、今日北海道の友人からカレンダーの注文が入りました。毎年使ってもらえるのはとってもうれしいことです。どうもありがとう。友人は築70年の家をかりたそうで、補修作業が必要とのこと。そういえば匠くん、「丸のこの使い方とかさ、大工仕事のやり方とかさ、知らない人に教えたりしたいんだよね。」って言っていました。行く機会があればね、一緒に作業も楽しそうだけれど、北海道に丸のこ持っていけるかなあ。素敵なお庭ができるといいね、抄織ちゃん。 (佳)


関連サイト:ふろむあーす

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